2025年06月16日
明日は早仕舞い
【明日は早仕舞いのお知らせ】
明日6月17日（火曜日）は来月女児を出産予定の恐怖の姪が
動ける内に「焼き鳥食べに連れて行け」とのご命令の為
早仕舞いをして、焼き鳥を食べに行って来ます。
勿論妊婦さんなので、アルコールは飲みませんがｗ
因みに6月12日AM10:08分に誕生した坂本家第四子の孫の男の子は
産まれた体重こそ2,608g、身長47.4�僂任靴燭�
とても元気で順調なので、本日予定通り無事に退院致しました。
まぁ良い父の日のプレゼントだと思う事にしますｗ
京都I様CB400FエンジンフルO/H部品整備
今日は激しく筋肉痛なので、スロースタートになります…。
まずはクランクの測定から再開する事に。
なるべくならWPC処理をされている
コンロッドメタルを使いたい所なので
CP製鍛造強化コンロッドの大端内径設定が
#2となって居る事から、測定結果から
2ヵ所はそのまま使えるので、残りの2ヵ所を
何とかしたいと思って居る所ですが
WPC処理をされている為、コンロッドの
色分けが消えているかと思ったら消えて無く
メタルの選定は、僕の測定結果と同じだった。
で、今回はアナログな方法でやってみようと思い
測定結果表から考えるに#4に使われている
コンロッドメタルを#1に移植して#2と3も
入れ替えれば計測寸法的には奇跡的にも
3/1000で収まる！と言う事になるでは無いか！
と、言う事に計測データーから気が付いた。
本来なら、コンロッドメタルを軸に考えれば
下の計測表なコンロッドメタルを取り付けますが
3/1000の誤差をやりくりすれば、WPC処理を
されたメタルを再利用出来ると思うので
念の為プラスチゲージで締め込んでチェック！
恐らく前ショップのメタル選択測定値は
信用出来そうなので#1と#4、#2と#3の
コンロッドメタルを入れ替えて使えれば
WPCが無駄にならなくて済むと言う考えです。
ご存じの通り現在廃盤クランクメタル復活に向け
クランクメタルを製作中なのですが、契約上
秘密保持契約書を作成しサインしている為
クランクメタル製作に関して事は全く
公表する様な事は書けませんが、今までの
僕の考え方を大きく覆す様な製作工程だった。
なので3/1000程度のクリアランスは
計測誤差程度と考えても全く問題は無い。
これでクランクの問題は解決したので次は…
液ガスだらけのクランクケースの洗浄と
過剰な液ガスをネチネチと剥がす作業…。
まずはロアケースから洗浄をして、全ての部品を
取り外して、この過剰な液ガスを剥がすのですが
この後かなり大きな問題になって仕舞います。
まずはオイルフィルターケース横にある
オイルパスキャップを緩めて取り外すのですが
緩める感触がかなりヤバく、焼き付く寸前で
何とか取り外す事が出来ましたが、もうこの
オイルパスキャップはねじ山をかじって居り
使う事が出来ない状態になってます…。
で、この後ポイント下のオイルパスキャップを
慎重に取り外そうと緩めるのですが、ラスペネを
浸透させようにも、液ガスが邪魔をして浸透せず
結果ここまでで…焼き付きそうになっており
状況としてはかなりヤバい状況になってます…。
ここまでやって、もう出来ませんはあり得なく
破壊覚悟でオイルパスキャップを取り外します。
ラスペネを何度も流し込んで暫く放置している間
オイルフィルターケース横にあるパスキャップの
ねじ山の液ガスを剥がし洗浄、焼き付いたねじ山を
専用のタップでリタップ掃除をします。
クランクケース側のネジ山は奥までガサガサ…
液ガスもかなり奥までてんこ盛りにされていた。
カジッたオイルパスキャップはもう使えませんが
ロアケース側のネジ山は復活出来たて良かった。
まずはこれで一安心です…こんな事初めてですが
大小オイルパスキャップ専用のタップを
持って居るのですが、これで使ったのは2度目。
一度目はオイルパスキャップが取り外された
状態で放置されて居た為、腐食していたので
リタップ掃除をしたのですが、まさか液ガスで
ネジ山が焼き付いて、リタップ掃除で使うとは
思いもしていないパターンでした…。
次にポイント下のオイルパスキャップ…もう
破壊覚悟で取り外すしか無かったので
何とか取り外しましたが、パスキャップ側の
ネジ山は綺麗に消滅して仕舞いました…
ここで心配なのはロアケース側のネジ山ですが
見る限りでは、オイルパスキャップ側のネジ山が
先に死んでくれたので、ケース側は何とかなる！
ここも専用のタップでリタップ掃除をして
かなり痛んでましたが、ネジ山は使えそうで
取り合えずは一安心、このタップ達が無ければ
そのまま内燃機屋さん送りになってました。
因みにこのタップのお値段は両方共約2万弱
まだ原価償却も出来てませんが、今回持っててよかった工具の一つです。
本当は今日中にエンジンケースの液ガスを全部綺麗に剥がそうと思ってましたが…
これは中々手強い仕事になりそうで、かなり時間が掛かりそうす…。
取り合えず見積もりを今から作成します。
今日16日だったんだな…17日かと思ってたわ…。
明日6月17日（火曜日）は来月女児を出産予定の恐怖の姪が
動ける内に「焼き鳥食べに連れて行け」とのご命令の為
早仕舞いをして、焼き鳥を食べに行って来ます。
勿論妊婦さんなので、アルコールは飲みませんがｗ
因みに6月12日AM10:08分に誕生した坂本家第四子の孫の男の子は
産まれた体重こそ2,608g、身長47.4�僂任靴燭�
とても元気で順調なので、本日予定通り無事に退院致しました。
まぁ良い父の日のプレゼントだと思う事にしますｗ
京都I様CB400FエンジンフルO/H部品整備
今日は激しく筋肉痛なので、スロースタートになります…。
まずはクランクの測定から再開する事に。なるべくならWPC処理をされている
コンロッドメタルを使いたい所なので
CP製鍛造強化コンロッドの大端内径設定が
#2となって居る事から、測定結果から2ヵ所はそのまま使えるので、残りの2ヵ所を
何とかしたいと思って居る所ですが
WPC処理をされている為、コンロッドの
色分けが消えているかと思ったら消えて無くメタルの選定は、僕の測定結果と同じだった。
で、今回はアナログな方法でやってみようと思い
測定結果表から考えるに#4に使われている
コンロッドメタルを#1に移植して#2と3も入れ替えれば計測寸法的には奇跡的にも
3/1000で収まる！と言う事になるでは無いか！
と、言う事に計測データーから気が付いた。
本来なら、コンロッドメタルを軸に考えれば下の計測表なコンロッドメタルを取り付けますが
3/1000の誤差をやりくりすれば、WPC処理を
されたメタルを再利用出来ると思うので
念の為プラスチゲージで締め込んでチェック！恐らく前ショップのメタル選択測定値は
信用出来そうなので#1と#4、#2と#3の
コンロッドメタルを入れ替えて使えれば
WPCが無駄にならなくて済むと言う考えです。ご存じの通り現在廃盤クランクメタル復活に向け
クランクメタルを製作中なのですが、契約上
秘密保持契約書を作成しサインしている為
クランクメタル製作に関して事は全く公表する様な事は書けませんが、今までの
僕の考え方を大きく覆す様な製作工程だった。
なので3/1000程度のクリアランスは
計測誤差程度と考えても全く問題は無い。これでクランクの問題は解決したので次は…
液ガスだらけのクランクケースの洗浄と
過剰な液ガスをネチネチと剥がす作業…。
まずはロアケースから洗浄をして、全ての部品を取り外して、この過剰な液ガスを剥がすのですが
この後かなり大きな問題になって仕舞います。
まずはオイルフィルターケース横にある
オイルパスキャップを緩めて取り外すのですが緩める感触がかなりヤバく、焼き付く寸前で
何とか取り外す事が出来ましたが、もうこの
オイルパスキャップはねじ山をかじって居り
使う事が出来ない状態になってます…。で、この後ポイント下のオイルパスキャップを
慎重に取り外そうと緩めるのですが、ラスペネを
浸透させようにも、液ガスが邪魔をして浸透せず
結果ここまでで…焼き付きそうになっており状況としてはかなりヤバい状況になってます…。
ここまでやって、もう出来ませんはあり得なく
破壊覚悟でオイルパスキャップを取り外します。
ラスペネを何度も流し込んで暫く放置している間オイルフィルターケース横にあるパスキャップの
ねじ山の液ガスを剥がし洗浄、焼き付いたねじ山を
専用のタップでリタップ掃除をします。
クランクケース側のネジ山は奥までガサガサ…液ガスもかなり奥までてんこ盛りにされていた。
カジッたオイルパスキャップはもう使えませんが
ロアケース側のネジ山は復活出来たて良かった。
まずはこれで一安心です…こんな事初めてですが大小オイルパスキャップ専用のタップを
持って居るのですが、これで使ったのは2度目。
一度目はオイルパスキャップが取り外された
状態で放置されて居た為、腐食していたのでリタップ掃除をしたのですが、まさか液ガスで
ネジ山が焼き付いて、リタップ掃除で使うとは
思いもしていないパターンでした…。
次にポイント下のオイルパスキャップ…もう破壊覚悟で取り外すしか無かったので
何とか取り外しましたが、パスキャップ側の
ネジ山は綺麗に消滅して仕舞いました…
ここで心配なのはロアケース側のネジ山ですが見る限りでは、オイルパスキャップ側のネジ山が
先に死んでくれたので、ケース側は何とかなる！
ここも専用のタップでリタップ掃除をして
かなり痛んでましたが、ネジ山は使えそうで取り合えずは一安心、このタップ達が無ければ
そのまま内燃機屋さん送りになってました。
因みにこのタップのお値段は両方共約2万弱
まだ原価償却も出来てませんが、今回持っててよかった工具の一つです。
本当は今日中にエンジンケースの液ガスを全部綺麗に剥がそうと思ってましたが…
これは中々手強い仕事になりそうで、かなり時間が掛かりそうす…。
取り合えず見積もりを今から作成します。
今日16日だったんだな…17日かと思ってたわ…。
