2025年06月10日
明日の定休日の予定は腰痛治療…
とうとう梅雨入りして仕舞い、残念な事に
暫くの間は走りにも行けなくなって仕舞いました…
明日の定休日もワンチャン雨が降らなければ…と
思ってましたが、残念な事に雨模様な上に
僕は朝から病院もある事から、ギックリ腰なので
ついでにブロック注射を打ってもらおうと思ってます。
京都I様CB400F腰上O/Hシリンダーヘッド整備
コンロッドの件はまだオーナーに連絡を入れて居ないので保留中です…。
と言う事で今日はシリンダーヘッドの整備に
取り掛かる事にするのですが、心配なのは
バルブからの圧縮漏れが心配なので、まずは
漏れが無いかをチェックする所から始めます。
パーツクリーナーをEX側ポートから流し込み
暫く放置し確認、漏れは無かったので一安心。
実際はガソリンよりパーツクリーナーの方が
粒子が細かいので、本当はガソリンや灯油を
入れる方が正確なのですが、あえて条件を厳しく
漏れが無いかのチェックをして、確認をしました。
IN側も同じく漏れが無いので、バルブ摺り合わせは
必要が無い事が確認出来ました。
これで付属部品の分解作業に取り掛かります。
腰上分解時にドライだった事から色々と
不安要素があったのですが、インシュレーターは
素直に外れた…と言うよりトルク不足だった為
すんなりと外れたと言う方が正しい表現です。
かなり迷ったのはこのEXスタッドボルト…
交換歴はあるので、交換は推奨レベルですが
2本だけスタッドを入れる向きが違う事も
気に入らないので、どうせスタッドもドライで
絞め付けられて居るんだろうと思うと
リスクしか無いのですが、やるだけでもと思い
取り外してみた所、ここも余りトルクが
掛かっては居ない物の、やはりドライなので
カジッて焼き付く事が一番怖いので慎重に…
焼き付く事も無く、無事に全て問題無く
取り外す事が出来たので良かった…。
何故か錆びているバキュームゲージ取り付けの
M5の＋ビス…ここだけ錆びてるの何でなん？
どの道ここも同調チェックの際に触るので
アルミワッシャーと一緒に交換します。
どうせそうだろうなぁと思っていたのですが…
アルミワッシャーも使い回しだし、何なら
締め付けトルク不足で、ギリ止まっていた程度
簡単に緩んだので、二次エアーを吸ったら
エンジンが壊れるので、危ない所だった。
次に液ガスだらけの純正ヘッドガスケットを
ネチネチと剥がす作業…でも立ったり座ったりが
腰に来るので、リムーバーを塗って暫く放置。
そろそろ浮いて来たかなぁとヘッドガスケットを
剥がすのですが、ヘッドガスケットの下の
液ガスは、リムバーでは浮かないので残る…。
これは別の薄い刃のスクレッパーでこそぎ取り
大体綺麗に剥がせたので、次に燃焼室の
カーボン除去と、ガスケットガイドピンが入る
穴がかなり荒れており、面側にバリがあるので
オイルストーンで磨いて仕上ないとダメなので
燃焼室カーボン除去と、ヘッド下面を磨きます。
これでシリンダーヘッド下面のバリ取りと
液ガスは綺麗に取る事が出来ましたが…
半端無く塗られた液ガスの除去に滅茶苦茶苦労し
かなりの時間は掛かりました…後はこの
ガイドピンが入る穴の荒れをネチネチと
綺麗に整えれば、シリンダーヘッドの整備は
終わるのですが…しかも2ヵ所もあるので…
結構大変なネチネチ作業になりそうです…。
こう言う事になるのは、中古の錆びたり歪んだ
ガイドピンを再利用する事でカジッて仕舞事で
こんな事になるので、どうせもう開けないだろうと
やっつけ仕事で、消耗品の再利用をしたのかな‼
この分だと液ガスも丸々一本使ったレベルか？
と思う位、全ての隙間に液ガスが広がっているので
これを全て除去するのも、滅茶苦茶大変で…
こんなにシリンダーヘッドの洗浄に時間が
掛かった事は、過去一だと思う位洗浄しまくり
取り合えず八割方の液ガスは取れたと思います…
ヘッド上面も液ガスの量が酷く、全てのボルト穴に
液ガスが入り込んでいるし、スタッド座面も
液ガスだらけで、オイルパイプ部分にも
液ガスが塗られていたり、オイルパイプの
ホルダーゴムは完全に硬化している状態だったのも
理解できる位、液ガスの使用量がかなり酷い量でした…
取り合えず洗浄まで終わらせたので、後の二割程は組み立て下拵え時に
残った液ガスを取り除く事にしようと思います。
大阪T様CB400Four用アルミHリム入荷
やっぱり思って居た通り今日Hリムが入荷して来たので
まだPITが広い内にスポーク張りをやらなと
今週末には陸送で一台入庫があるので
当分の間PITは狭くなるし、梅雨入りなので
車両を外に出す事も出来なくなりますからねぇ…。
タイヤも既に入荷しているので、今日中には
全ての作業が終わる予定で作業を開始します。
まずはフロントホイールから分解を開始して
取り合えずフロントは問題無くスポークの
取り外しが出来ましたが、リア側が少々…
スポークの曲がりや、ニップルの割れが4個あり
これが純正スポークじゃ無かったら、スポークは
全替えになる所だったのですが、スポークが
純正だったので5本だけ交換するだけで済んだ。
ベアリングリテーナーを見ると、打痕があり
その部分はクラックが入っており割れていた…
これ、オーナーからの指示が無かったのですが
知らなかったのかも知れないので、報告して
これをどうするのか、指示を仰ぐ事にします。
曲がったスポークは新品に交換しますが
割れたニップルは、スポークとセットなので
スポークとニップルはセットで交換になりますが
純正スポークだとこう言う利点があるから良いね。
社外品の物や、よく折れるステンレス製スポークは
単品での交換は出来ないので、全替えになります。
そろそろ腰も限界に近づいて来たので
サクサクっと新品のワイドタイヤを履かせませす。
元の鉄リムホイールに純正のバランスウエイトが
取り付けられていたので、Hリムもついでに
ホイールバランスをチェックする事に。
フロントは純正のウエイトでは微妙なバランスで
何とかまぁここなら相対的に大丈夫でしょう。
逆にリアはバッチリとバランスが取れました。
リアハブのベアリングリテーナーについて
オーナーに連絡を入れた所、お任せとなり
交換用の純正部品の在庫はあるので
後日ベアリングリテーナーの交換をします。
と言う事でもう腰が限界なので、本日はこれにて終了です。
暫くの間は走りにも行けなくなって仕舞いました…
明日の定休日もワンチャン雨が降らなければ…と
思ってましたが、残念な事に雨模様な上に
僕は朝から病院もある事から、ギックリ腰なので
ついでにブロック注射を打ってもらおうと思ってます。
京都I様CB400F腰上O/Hシリンダーヘッド整備
コンロッドの件はまだオーナーに連絡を入れて居ないので保留中です…。
と言う事で今日はシリンダーヘッドの整備に取り掛かる事にするのですが、心配なのは
バルブからの圧縮漏れが心配なので、まずは
漏れが無いかをチェックする所から始めます。
パーツクリーナーをEX側ポートから流し込み暫く放置し確認、漏れは無かったので一安心。
実際はガソリンよりパーツクリーナーの方が
粒子が細かいので、本当はガソリンや灯油を
入れる方が正確なのですが、あえて条件を厳しく漏れが無いかのチェックをして、確認をしました。
IN側も同じく漏れが無いので、バルブ摺り合わせは
必要が無い事が確認出来ました。
これで付属部品の分解作業に取り掛かります。腰上分解時にドライだった事から色々と
不安要素があったのですが、インシュレーターは
素直に外れた…と言うよりトルク不足だった為
すんなりと外れたと言う方が正しい表現です。かなり迷ったのはこのEXスタッドボルト…
交換歴はあるので、交換は推奨レベルですが
2本だけスタッドを入れる向きが違う事も
気に入らないので、どうせスタッドもドライで絞め付けられて居るんだろうと思うと
リスクしか無いのですが、やるだけでもと思い
取り外してみた所、ここも余りトルクが
掛かっては居ない物の、やはりドライなのでカジッて焼き付く事が一番怖いので慎重に…
焼き付く事も無く、無事に全て問題無く
取り外す事が出来たので良かった…。
何故か錆びているバキュームゲージ取り付けのM5の＋ビス…ここだけ錆びてるの何でなん？
どの道ここも同調チェックの際に触るので
アルミワッシャーと一緒に交換します。
どうせそうだろうなぁと思っていたのですが…アルミワッシャーも使い回しだし、何なら
締め付けトルク不足で、ギリ止まっていた程度
簡単に緩んだので、二次エアーを吸ったら
エンジンが壊れるので、危ない所だった。次に液ガスだらけの純正ヘッドガスケットを
ネチネチと剥がす作業…でも立ったり座ったりが
腰に来るので、リムーバーを塗って暫く放置。
そろそろ浮いて来たかなぁとヘッドガスケットを剥がすのですが、ヘッドガスケットの下の
液ガスは、リムバーでは浮かないので残る…。
これは別の薄い刃のスクレッパーでこそぎ取り
大体綺麗に剥がせたので、次に燃焼室のカーボン除去と、ガスケットガイドピンが入る
穴がかなり荒れており、面側にバリがあるので
オイルストーンで磨いて仕上ないとダメなので
燃焼室カーボン除去と、ヘッド下面を磨きます。これでシリンダーヘッド下面のバリ取りと
液ガスは綺麗に取る事が出来ましたが…
半端無く塗られた液ガスの除去に滅茶苦茶苦労し
かなりの時間は掛かりました…後はこのガイドピンが入る穴の荒れをネチネチと
綺麗に整えれば、シリンダーヘッドの整備は
終わるのですが…しかも2ヵ所もあるので…
結構大変なネチネチ作業になりそうです…。こう言う事になるのは、中古の錆びたり歪んだ
ガイドピンを再利用する事でカジッて仕舞事で
こんな事になるので、どうせもう開けないだろうと
やっつけ仕事で、消耗品の再利用をしたのかな‼この分だと液ガスも丸々一本使ったレベルか？
と思う位、全ての隙間に液ガスが広がっているので
これを全て除去するのも、滅茶苦茶大変で…
こんなにシリンダーヘッドの洗浄に時間が掛かった事は、過去一だと思う位洗浄しまくり
取り合えず八割方の液ガスは取れたと思います…
ヘッド上面も液ガスの量が酷く、全てのボルト穴に
液ガスが入り込んでいるし、スタッド座面も液ガスだらけで、オイルパイプ部分にも
液ガスが塗られていたり、オイルパイプの
ホルダーゴムは完全に硬化している状態だったのも
理解できる位、液ガスの使用量がかなり酷い量でした…
取り合えず洗浄まで終わらせたので、後の二割程は組み立て下拵え時に
残った液ガスを取り除く事にしようと思います。
大阪T様CB400Four用アルミHリム入荷
やっぱり思って居た通り今日Hリムが入荷して来たので
まだPITが広い内にスポーク張りをやらなと今週末には陸送で一台入庫があるので
当分の間PITは狭くなるし、梅雨入りなので
車両を外に出す事も出来なくなりますからねぇ…。
タイヤも既に入荷しているので、今日中には全ての作業が終わる予定で作業を開始します。
まずはフロントホイールから分解を開始して
取り合えずフロントは問題無くスポークの
取り外しが出来ましたが、リア側が少々…スポークの曲がりや、ニップルの割れが4個あり
これが純正スポークじゃ無かったら、スポークは
全替えになる所だったのですが、スポークが
純正だったので5本だけ交換するだけで済んだ。ベアリングリテーナーを見ると、打痕があり
その部分はクラックが入っており割れていた…
これ、オーナーからの指示が無かったのですが
知らなかったのかも知れないので、報告してこれをどうするのか、指示を仰ぐ事にします。
曲がったスポークは新品に交換しますが
割れたニップルは、スポークとセットなので
スポークとニップルはセットで交換になりますが純正スポークだとこう言う利点があるから良いね。
社外品の物や、よく折れるステンレス製スポークは
単品での交換は出来ないので、全替えになります。
そろそろ腰も限界に近づいて来たのでサクサクっと新品のワイドタイヤを履かせませす。
元の鉄リムホイールに純正のバランスウエイトが
取り付けられていたので、Hリムもついでに
ホイールバランスをチェックする事に。フロントは純正のウエイトでは微妙なバランスで
何とかまぁここなら相対的に大丈夫でしょう。
逆にリアはバッチリとバランスが取れました。
リアハブのベアリングリテーナーについてオーナーに連絡を入れた所、お任せとなり
交換用の純正部品の在庫はあるので
後日ベアリングリテーナーの交換をします。
と言う事でもう腰が限界なので、本日はこれにて終了です。
