2025年05月08日
価格改定のお知らせ
【価格改定のお知らせ】
GWが明けて最初のブログでの価格改定のお知らせで
大変申し訳ないのですが、以前から告知していた
大流量ミッション用強化オイルポンプがGW前中に
強化オイルポンプのセットでパタパタっと売れて仕舞い
旧価格の在庫が無くなって仕舞った事から次のロットに入り
価格を告知の通り改定させて頂き、税込み￥1,100値上げの
￥24,200に改訂させて頂きます。
また速度警告灯用、ワーニングユニットも同じく
電子部品などの値上がりにより税込み￥660の値上げで
次のロットから税込み￥10,450に価格改訂となります。
更に、398タイプフレーム用マフラーブラケットについてですが
在庫数が残り僅かになって来ており、見積もりを依頼しており
恐らく値上げを言って来るだろうと思います…。
CP1.5号機テストエンジン交換
このGWを利用してCP1.5号機のエンジンを交換して仕舞おうと思い
5月3日から作業を開始していたのですが
孫達も同じくGWで、毎日店にやって来て
子守りをするので、実質の作業時間は毎日
2〜3時間あれば良い方で、僕の予定では
掛かっても3日と4日でエンジンを交換して
GW後半はシェイクダウンに使おうと
思っていたのですが…取り合えず初日は
フレームの発送が出来たので、PITを片付けて
作業スペースを確保し、孫達に危ないから
PITに来るなと言いながら作業…
まぁ、おじいちゃんの事が大好きな下の子が
もう僕のやる事が気になってしょうがなく
全然仕事にならないのですが…そこへGWでも
配達してくれた、発注漏れだった部品が入荷！
これこれ！キジマのタペットキャップです。
高い方のバフ仕上げの方でも、純正より安く
放熱効果が期待出来るので、僕は何時も
キジマのタペットキャップ使います。
これを取り付ければ新524ccエンジンは完成。
後はこのエンジンをサクッと交換するだけ！
早速エンジンを下す準備に取り掛かるのですが
エンジンオイルは数日前から抜いて居り
まずはマフラーを取り外していると…
来月3歳になる下の子がどうしてもPITに来るので
仕方なくGW初日、3日の作業は強制終了。
下の子がヘビーローテーションでいつも見る
Youtubeを事務所のPCで、僕の膝の上に乗って
見る事が大好きなので、数時間Youtube鑑賞。
翌日5月4日、前日夜更かしをしたのですが
アラームより早く目が覚めて仕舞い、この日は
朝から作業を開始、オイルパンを取り外すと
まだ実走2,500�祖�なのにオイルパンはこの様に
スラッジだらけ…ここに乳化したオイルの水分が
スラッジと共に沈殿するので、セパレーターが
オイルに浸かって居ても、錆るのは分かります。
CPではエンジンO/Hの際は必ずセパレーターを
メッキして取り付ける様にしています。
続いて下回りと両サイドを分解、ここでこの
大流量ミッション用オイルポンプ、5+1限定
銀ちゃん仕様のオイルポンプを取り外し
この調子でこの日の作業は、R側の分解と
エンジンマウントを取り外した所で
また孫が来て終了となり、またYoutube鑑賞…
孫達が帰ってから、作業の続きを再開！
クラッチを取り外し、エンジンを下す準備。
この時に強化シフトドラムセンターの状態や
ベアリング式ニュートラルストッパーの状態を
念の為チェック！まぁ実走2,500�舛覆里�
参考データー程度ですが、数を見るのも大事。
FPUR ONE製ACGコンバージョンキットの
マグネットローターを取り外すSST、これが無いと
このローターを取り外す事が出来ないので
このSSTも現在では必需品になっています。
ヘタに叩くと外側が変形して仕舞うので
ちゃんとしたSSTを使って取り外す様に！
折角の物が使い物にならなくなるからね！
エンジンを下す前に、値上げ前の在庫
大流量ミッション用強化オイルポンプを取り付け
別にこのエンジンに何か問題がある分けでは
無いので、リザーブ524ccエンジンとして
しっかりと保管して置く為、新品のミッション用
強化オイルポンプを取り付けて保管するのですが
砂型シリンダーヘッドは交換したい所です…。
これで何時でもエンジンを下す準備が整った…
と言う所で、また次の日孫達がやって来るので
少しペースアップ！強化オイルポンプを仕上げて
このままの勢いでエンジンを交換しようと
ちょっと焦りながら、CP1.5号機から
旧524ccエンジンをまずは下す準備を整え
キャブレターや上側を分解し、やっとこの
エンジンを下せる状態に整ったので
このままの勢いでエンジンを下します！
で！下したエンジンを乗せる台車をセット！
これでエンジンを下すのですが、少し焦って
ホーンを取り外すのを忘れていたので
ちょっと苦労したのですが…それでも意外と
楽にエンジンを抱え、持上げて、どーん！
無事に下せたので、ホーンを取り外さずに
エンジンを搭載しようと思ったのが間違い…
新しい524ccエンジンをフレームに横付けし
何時も通りエンジンを持ち上げて搭載しようと
するのですが…エンジンを下すより搭載する方が
ホーンがかなり邪魔になって仕舞ったのは失敗。
もうこの状態では時既に遅く、後戻り出来なく
ちょっと強引に、どーん！エンジン搭載‼
めっちゃしんどかった！店には一人だったので
エンジンを抱えたままどうする事も出来ずに
どうしようかと思ってのですが、無事に搭載！
疲れ果てたこの日の作業はこれにて終了…。
リフトを上げて、後日の作業の段取りを済ませ
部品の発注漏れが無いかをチェックして
ボルトが数本発注漏れだったので探し出して
やっとエンジン組み立て室の作業台に
作業スペースが久しぶりに出来た！
次はCP14号機のエンジン復活作業の準備。
398cc専用クランクが出来上がって来たら
組み立て作業に取り掛かる予定です。
5日、こどもの日は完全休業となり孫達のお相手。
翌6日は朝8時から仕上げ作業に取り掛かる。
ここまで来れば後はもうサクサクっと！
はい！Ｌ側の組み立てが完了！
エンジンマウントボルトも全部取って
かなり効率良く仕上げて行けている！
次にR側クラッチ関係などの取り付け！
これもサクサクっと取付が完了！
この辺りの部品は取り外したエンジンから
そのまま使い回しとなる部品達なので
細かい作業はかなりはぶけますね！
で、純正加工8ディスククラッチに10倍近く
値上がりした純正クラッチスプリングの
組み合わせなのですが、滅茶苦茶クラッチが
軽くなったのですが、何故軽いのかと言う
理由が分からなくて、謎のままです…。
新品の砂型クラッチアウターのダンパーゴム
エンジンパワーに負けているのか？それとも
既にゴムが経年劣化していたのか…？
もうダンパーゴムはガタガタだったけど…
ここで、一瞬心が折れたのがこのアゲイン製
ラック&ピニオン式クラッチカバーの
ガスケット剥がし…取り合えずお昼にしようと
しっかり1時間現実逃避をし…重い腰を上げ
クラッチカバーを見ないフリし、オイルパンや
マグネシュウム製ビッグフィンのオイルフィルター
ケースを先に取り付けて、もういよいよ
ガスケット剥がしをしないと、先に進めない
状態に自分を追い込んで、何時も通り泣きながら
ガスケット剥がし作業をする事になった…
約1時間弱で綺麗に剥がし終えたので
スイッチを切り替えて、仕上げ作業を再開！
もう乗って来て、サクサクと作業が進む！
エンジンオイルも入れる準備をしながら
CP製機械曲げマフラーを取り付け準備。
そうそう、何時も言うこのクラッチカバー
ラック&ピニオン式のオイルポッド窓ですが
かなり勘違いしている方が多く、この窓の
中央にある赤い点ですが、ここがエンジンオイルの
アッパーレベルと思っている方が多い事。
後の画像を見れば分かると思います。
取り合えずマフラーを取り付けるのですが
排気温度が高いエンジンなので、パラノイアの
耐熱ステッカーが焼けて仕舞う事から
ステッカーを貼る位置をチョッとズラして
貼る事にしようと思い、焼けた耐熱ステッカーを
綺麗に剥がして、チタン製ナットで取り付け。
マフラーを取り付けたサイドビューですが
ワンポイントになる耐熱ステッカーが無いだけで
見た目がやっぱりちょっと変ですなぁ…
耐熱ステッカーは後で貼る事にして
ブリーザーカバーを取り付け上側の仕上げて
これでエンジンの組み立て作業は完了！
ウオタニのコイルやTMRも後で取り付けます。
と言う事で、これでいよいよエンジンオイルを
入れるのですが、オイルはモチュール300Vs。
エンジン乾燥時のオイル規定量は3.5ℓなので
オイルジョッキに3.5ℓのオイルを入れて
セルモーターでオイルプレッシャーランプが
消えるまでオイルを汲み上げて、暫く放置。
その間にマフラーに耐熱ステッカーを
少し後ろにズラして貼り付けました。
何時も通り少し曲がって居るのはデフォルト。
3.5ℓエンジンオイルを入れ、新品のフィルターに
エンジンオイルを吸わせた状態のオイルポッド窓
上の方に少しだけ、気泡が見えるのが分かる？
この位置位までオイルを入れないと規定量に
なって居ないと言う事で、赤丸で止めると
約500cc以上はオイルが足りていない事になる。
この説明はアゲインの説明書にも書いて無く
大体の方が勘違いしているので、要注意です！
ウオタニのコイルとTMRを取り付けたので
実圧縮圧力を測定して、火入れ準備へ！
測定した実圧縮圧力は#1〜#4まで綺麗に揃って
1.2Mpaと言う結果だったのですが、何時もより
チョッと低い？いやこれ実は旧エンジンの
キャリロ社製コンロッドが0.5�伉垢ぐ�
今までは実圧縮圧力が高過ぎていたんです。
1.2Mpa〜あれば十分で、後0.5�个泙乃佑瓩討�
問題が無いと言う事になるので、より安全。
これでいよいよ火入れと言う事になり
エンジンを始動させ、点火時期を調整。
エンジンを温めて、オイル漏れが無いかを
チェックして、問題が無いのでこれで明日
試運転だな！…と思ったのですが肝心な事
そう！車検切れだった事をすっかりと忘れてた！
もう試運転は当分出来ないなぁ…と思いながら
京都南検査場の空き状況を見ると…何とまぁ！
水曜日の午前中だけ空いてるやん！これはもう
行くしかないでしょう！朝一は病院なので
無理だけど、10時過ぎなら行けるし天気も
悪くないし！サクッと予約ボタンを押して
書類を作って病院が終わってから臨番を取って
昨日試運転がてら自走で京都南まで一っ走り！
途中ETCのインジケーターがエラー表示が出だし
ヨシムラの油温計の時間設定をしても
キーOFFで設定が消えるし、ニュートラルランプの
挙動がおかしく、点いたり消えたりするし
スマホ充電用のUSBに電源が来ないので
多分あれはこれで、これはアレだな…
と思いながら、何時もの記念撮影場所まで行き
取り合えず記念撮影をしてから店に戻って
昨日はこれにて、予定終了として今日
電装系の不具合症状を検証する事にして
不具合を検証、ニュートラルランプの挙動は
恐らくシリコンレクチファイアーの突然死だろう
ヨシムラのテンプメーターの時間設定は
バックアップ電池切れだろうし、一番ややこしい
ETCのエラーですが、念の為カードの有効期限を
確認して見ると…切れてるやん！クソだな…。
電装系のトラブルがこれだけ一度に出ると
チョッとパ二クるよねぇｗニュートラルランプの
挙動がおかしいのはこのレクチファイアーが
死亡している事が多く、原因が分からないと言う
方も多いのではないかと思いますが
電装品の突然死は色々な症状が出る事があり
ニュートラルランプの挙動がおかしい場合は
まず疑うのがこの小さな電装部品が原因になる
場合が割と多いと思って置いた方がいいです。
点滅や点灯しているのに、セルモーターが動かない
などのニュートラルに関する様な挙動が
おかしい場合はコイツが原因になる場合が多い。
新品に交換したら、ほーぅらこの通り直った。
テンプメーターのバックアップ電池も交換。
基本的に時計用のバックアップ電池なので
それ以外の設定が消える事はありませんので
時計が気にならない方はそのままでもｗ
テンプメーターの時間を設定して復旧。
後はスマホ充電用USB電源の不具合ですが
ヘッドライトケースを外さないと原因調査が
出来ないので、面倒臭いなぁ…と思いつつ
ツーリング中に充電出来ないのは困るので
嫌々ながらカウルを取り外し、ヘッドライトを
取り外して、配線をチェックする事に…。
まぁ配線のすっぽ抜けなど在り得ないと思いつつ
カウルとヘッドライトを取り外しチェック！
ちゃんと電圧は掛かってますが、このUSBポート
中々賢くて、電圧が低くなると充電を停止する
優れ物なので、何時も使っていたのですが
既にメーカー廃盤で、貴重な物なのですが
割とよく壊れるのも泣き所で、廃盤になったのも
そのウイークポイントが原因なのか？
このサイズ感で取り付けも容易で価格的にも
お手頃で、結構重宝していたのですが…
まぁ恐らくですが、アナログ車にはノイズだの
過電流だので不向きなのかも知れない…。
色々と調べてみましたが、恐らく本体が
パンクしている感じなので、泣く泣くですが
最後の在庫品と交換する事にしました。
抵抗を測定してみても、何が正解なのかわからず
バッ直にしてみても作動する気配が無いので
多分壊れているのだろうと言う結果と
時は金なりで、サッサと諦めて交換です。
配線の長さを調節して、ギボシを打って
これで交換準備が整い、サクッと交換。
この位置に取り付けるとカウルを付けるので
全然目立たないし、突然の雨でも防水キャップを
サッと取り付けれるので、雨風の心配は不要。
充電に関しては電圧が電子制御されているので
車両のッテリーが上がる事も無いのがとても良い。
エンジンを掛けて、発電量を上げるとこの通り
ちゃんと充電するので、USBポートの不良が
原因だったと言う事で確定！もう今度これが
壊れたら、代わりになる物が無いので代替品を検索中。
良い物が見付かれば自分で使ってみて、良ければお勧めします。
これでやっとこのGW中にCP1.5号機新テスト用エンジン交換作業と
ついでにこのタイミングで発生した電装系の不具合修理が完了！
後はコツコツと慣らしをする事になります。
GWが明けて最初のブログでの価格改定のお知らせで
大変申し訳ないのですが、以前から告知していた
大流量ミッション用強化オイルポンプがGW前中に
強化オイルポンプのセットでパタパタっと売れて仕舞い
旧価格の在庫が無くなって仕舞った事から次のロットに入り
価格を告知の通り改定させて頂き、税込み￥1,100値上げの
￥24,200に改訂させて頂きます。
また速度警告灯用、ワーニングユニットも同じく
電子部品などの値上がりにより税込み￥660の値上げで
次のロットから税込み￥10,450に価格改訂となります。
更に、398タイプフレーム用マフラーブラケットについてですが
在庫数が残り僅かになって来ており、見積もりを依頼しており
恐らく値上げを言って来るだろうと思います…。
CP1.5号機テストエンジン交換
このGWを利用してCP1.5号機のエンジンを交換して仕舞おうと思い
5月3日から作業を開始していたのですが孫達も同じくGWで、毎日店にやって来て
子守りをするので、実質の作業時間は毎日
2〜3時間あれば良い方で、僕の予定では
掛かっても3日と4日でエンジンを交換してGW後半はシェイクダウンに使おうと
思っていたのですが…取り合えず初日は
フレームの発送が出来たので、PITを片付けて
作業スペースを確保し、孫達に危ないからPITに来るなと言いながら作業…
まぁ、おじいちゃんの事が大好きな下の子が
もう僕のやる事が気になってしょうがなく
全然仕事にならないのですが…そこへGWでも配達してくれた、発注漏れだった部品が入荷！
これこれ！キジマのタペットキャップです。
高い方のバフ仕上げの方でも、純正より安く
放熱効果が期待出来るので、僕は何時もキジマのタペットキャップ使います。
これを取り付ければ新524ccエンジンは完成。
後はこのエンジンをサクッと交換するだけ！
早速エンジンを下す準備に取り掛かるのですがエンジンオイルは数日前から抜いて居り
まずはマフラーを取り外していると…
来月3歳になる下の子がどうしてもPITに来るので
仕方なくGW初日、3日の作業は強制終了。下の子がヘビーローテーションでいつも見る
Youtubeを事務所のPCで、僕の膝の上に乗って
見る事が大好きなので、数時間Youtube鑑賞。
翌日5月4日、前日夜更かしをしたのですがアラームより早く目が覚めて仕舞い、この日は
朝から作業を開始、オイルパンを取り外すと
まだ実走2,500�祖�なのにオイルパンはこの様に
スラッジだらけ…ここに乳化したオイルの水分がスラッジと共に沈殿するので、セパレーターが
オイルに浸かって居ても、錆るのは分かります。
CPではエンジンO/Hの際は必ずセパレーターを
メッキして取り付ける様にしています。続いて下回りと両サイドを分解、ここでこの
大流量ミッション用オイルポンプ、5+1限定
銀ちゃん仕様のオイルポンプを取り外し
この調子でこの日の作業は、R側の分解とエンジンマウントを取り外した所で
また孫が来て終了となり、またYoutube鑑賞…
孫達が帰ってから、作業の続きを再開！
クラッチを取り外し、エンジンを下す準備。この時に強化シフトドラムセンターの状態や
ベアリング式ニュートラルストッパーの状態を
念の為チェック！まぁ実走2,500�舛覆里�
参考データー程度ですが、数を見るのも大事。FPUR ONE製ACGコンバージョンキットの
マグネットローターを取り外すSST、これが無いと
このローターを取り外す事が出来ないので
このSSTも現在では必需品になっています。ヘタに叩くと外側が変形して仕舞うので
ちゃんとしたSSTを使って取り外す様に！
折角の物が使い物にならなくなるからね！
エンジンを下す前に、値上げ前の在庫大流量ミッション用強化オイルポンプを取り付け
別にこのエンジンに何か問題がある分けでは
無いので、リザーブ524ccエンジンとして
しっかりと保管して置く為、新品のミッション用強化オイルポンプを取り付けて保管するのですが
砂型シリンダーヘッドは交換したい所です…。
これで何時でもエンジンを下す準備が整った…
と言う所で、また次の日孫達がやって来るので少しペースアップ！強化オイルポンプを仕上げて
このままの勢いでエンジンを交換しようと
ちょっと焦りながら、CP1.5号機から
旧524ccエンジンをまずは下す準備を整えキャブレターや上側を分解し、やっとこの
エンジンを下せる状態に整ったので
このままの勢いでエンジンを下します！
で！下したエンジンを乗せる台車をセット！これでエンジンを下すのですが、少し焦って
ホーンを取り外すのを忘れていたので
ちょっと苦労したのですが…それでも意外と
楽にエンジンを抱え、持上げて、どーん！無事に下せたので、ホーンを取り外さずに
エンジンを搭載しようと思ったのが間違い…
新しい524ccエンジンをフレームに横付けし
何時も通りエンジンを持ち上げて搭載しようとするのですが…エンジンを下すより搭載する方が
ホーンがかなり邪魔になって仕舞ったのは失敗。
もうこの状態では時既に遅く、後戻り出来なく
ちょっと強引に、どーん！エンジン搭載‼めっちゃしんどかった！店には一人だったので
エンジンを抱えたままどうする事も出来ずに
どうしようかと思ってのですが、無事に搭載！
疲れ果てたこの日の作業はこれにて終了…。リフトを上げて、後日の作業の段取りを済ませ
部品の発注漏れが無いかをチェックして
ボルトが数本発注漏れだったので探し出して
やっとエンジン組み立て室の作業台に作業スペースが久しぶりに出来た！
次はCP14号機のエンジン復活作業の準備。
398cc専用クランクが出来上がって来たら
組み立て作業に取り掛かる予定です。5日、こどもの日は完全休業となり孫達のお相手。
翌6日は朝8時から仕上げ作業に取り掛かる。
ここまで来れば後はもうサクサクっと！
はい！Ｌ側の組み立てが完了！エンジンマウントボルトも全部取って
かなり効率良く仕上げて行けている！
次にR側クラッチ関係などの取り付け！
これもサクサクっと取付が完了！この辺りの部品は取り外したエンジンから
そのまま使い回しとなる部品達なので
細かい作業はかなりはぶけますね！
で、純正加工8ディスククラッチに10倍近く値上がりした純正クラッチスプリングの
組み合わせなのですが、滅茶苦茶クラッチが
軽くなったのですが、何故軽いのかと言う
理由が分からなくて、謎のままです…。新品の砂型クラッチアウターのダンパーゴム
エンジンパワーに負けているのか？それとも
既にゴムが経年劣化していたのか…？
もうダンパーゴムはガタガタだったけど…ここで、一瞬心が折れたのがこのアゲイン製
ラック&ピニオン式クラッチカバーの
ガスケット剥がし…取り合えずお昼にしようと
しっかり1時間現実逃避をし…重い腰を上げクラッチカバーを見ないフリし、オイルパンや
マグネシュウム製ビッグフィンのオイルフィルター
ケースを先に取り付けて、もういよいよ
ガスケット剥がしをしないと、先に進めない状態に自分を追い込んで、何時も通り泣きながら
ガスケット剥がし作業をする事になった…
約1時間弱で綺麗に剥がし終えたので
スイッチを切り替えて、仕上げ作業を再開！もう乗って来て、サクサクと作業が進む！
エンジンオイルも入れる準備をしながら
CP製機械曲げマフラーを取り付け準備。
そうそう、何時も言うこのクラッチカバーラック&ピニオン式のオイルポッド窓ですが
かなり勘違いしている方が多く、この窓の
中央にある赤い点ですが、ここがエンジンオイルの
アッパーレベルと思っている方が多い事。後の画像を見れば分かると思います。
取り合えずマフラーを取り付けるのですが
排気温度が高いエンジンなので、パラノイアの
耐熱ステッカーが焼けて仕舞う事からステッカーを貼る位置をチョッとズラして
貼る事にしようと思い、焼けた耐熱ステッカーを
綺麗に剥がして、チタン製ナットで取り付け。
マフラーを取り付けたサイドビューですがワンポイントになる耐熱ステッカーが無いだけで
見た目がやっぱりちょっと変ですなぁ…
耐熱ステッカーは後で貼る事にして
ブリーザーカバーを取り付け上側の仕上げてこれでエンジンの組み立て作業は完了！
ウオタニのコイルやTMRも後で取り付けます。
と言う事で、これでいよいよエンジンオイルを
入れるのですが、オイルはモチュール300Vs。エンジン乾燥時のオイル規定量は3.5ℓなので
オイルジョッキに3.5ℓのオイルを入れて
セルモーターでオイルプレッシャーランプが
消えるまでオイルを汲み上げて、暫く放置。その間にマフラーに耐熱ステッカーを
少し後ろにズラして貼り付けました。
何時も通り少し曲がって居るのはデフォルト。
3.5ℓエンジンオイルを入れ、新品のフィルターにエンジンオイルを吸わせた状態のオイルポッド窓
上の方に少しだけ、気泡が見えるのが分かる？
この位置位までオイルを入れないと規定量に
なって居ないと言う事で、赤丸で止めると約500cc以上はオイルが足りていない事になる。
この説明はアゲインの説明書にも書いて無く
大体の方が勘違いしているので、要注意です！
ウオタニのコイルとTMRを取り付けたので実圧縮圧力を測定して、火入れ準備へ！
測定した実圧縮圧力は#1〜#4まで綺麗に揃って
1.2Mpaと言う結果だったのですが、何時もより
チョッと低い？いやこれ実は旧エンジンのキャリロ社製コンロッドが0.5�伉垢ぐ�
今までは実圧縮圧力が高過ぎていたんです。
1.2Mpa〜あれば十分で、後0.5�个泙乃佑瓩討�
問題が無いと言う事になるので、より安全。これでいよいよ火入れと言う事になり
エンジンを始動させ、点火時期を調整。
エンジンを温めて、オイル漏れが無いかを
チェックして、問題が無いのでこれで明日試運転だな！…と思ったのですが肝心な事
そう！車検切れだった事をすっかりと忘れてた！
もう試運転は当分出来ないなぁ…と思いながら
京都南検査場の空き状況を見ると…何とまぁ！水曜日の午前中だけ空いてるやん！これはもう
行くしかないでしょう！朝一は病院なので
無理だけど、10時過ぎなら行けるし天気も
悪くないし！サクッと予約ボタンを押して書類を作って病院が終わってから臨番を取って
昨日試運転がてら自走で京都南まで一っ走り！
途中ETCのインジケーターがエラー表示が出だし
ヨシムラの油温計の時間設定をしてもキーOFFで設定が消えるし、ニュートラルランプの
挙動がおかしく、点いたり消えたりするし
スマホ充電用のUSBに電源が来ないので
多分あれはこれで、これはアレだな…と思いながら、何時もの記念撮影場所まで行き
取り合えず記念撮影をしてから店に戻って
昨日はこれにて、予定終了として今日
電装系の不具合症状を検証する事にして不具合を検証、ニュートラルランプの挙動は
恐らくシリコンレクチファイアーの突然死だろう
ヨシムラのテンプメーターの時間設定は
バックアップ電池切れだろうし、一番ややこしいETCのエラーですが、念の為カードの有効期限を
確認して見ると…切れてるやん！クソだな…。
電装系のトラブルがこれだけ一度に出ると
チョッとパ二クるよねぇｗニュートラルランプの挙動がおかしいのはこのレクチファイアーが
死亡している事が多く、原因が分からないと言う
方も多いのではないかと思いますが
電装品の突然死は色々な症状が出る事がありニュートラルランプの挙動がおかしい場合は
まず疑うのがこの小さな電装部品が原因になる
場合が割と多いと思って置いた方がいいです。
点滅や点灯しているのに、セルモーターが動かないなどのニュートラルに関する様な挙動が
おかしい場合はコイツが原因になる場合が多い。
新品に交換したら、ほーぅらこの通り直った。
テンプメーターのバックアップ電池も交換。基本的に時計用のバックアップ電池なので
それ以外の設定が消える事はありませんので
時計が気にならない方はそのままでもｗ
テンプメーターの時間を設定して復旧。後はスマホ充電用USB電源の不具合ですが
ヘッドライトケースを外さないと原因調査が
出来ないので、面倒臭いなぁ…と思いつつ
ツーリング中に充電出来ないのは困るので嫌々ながらカウルを取り外し、ヘッドライトを
取り外して、配線をチェックする事に…。
まぁ配線のすっぽ抜けなど在り得ないと思いつつ
カウルとヘッドライトを取り外しチェック！ちゃんと電圧は掛かってますが、このUSBポート
中々賢くて、電圧が低くなると充電を停止する
優れ物なので、何時も使っていたのですが
既にメーカー廃盤で、貴重な物なのですが割とよく壊れるのも泣き所で、廃盤になったのも
そのウイークポイントが原因なのか？
このサイズ感で取り付けも容易で価格的にも
お手頃で、結構重宝していたのですが…まぁ恐らくですが、アナログ車にはノイズだの
過電流だので不向きなのかも知れない…。
色々と調べてみましたが、恐らく本体が
パンクしている感じなので、泣く泣くですが最後の在庫品と交換する事にしました。
抵抗を測定してみても、何が正解なのかわからず
バッ直にしてみても作動する気配が無いので
多分壊れているのだろうと言う結果と時は金なりで、サッサと諦めて交換です。
配線の長さを調節して、ギボシを打って
これで交換準備が整い、サクッと交換。
この位置に取り付けるとカウルを付けるので全然目立たないし、突然の雨でも防水キャップを
サッと取り付けれるので、雨風の心配は不要。
充電に関しては電圧が電子制御されているので
車両のッテリーが上がる事も無いのがとても良い。エンジンを掛けて、発電量を上げるとこの通り
ちゃんと充電するので、USBポートの不良が
原因だったと言う事で確定！もう今度これが
壊れたら、代わりになる物が無いので代替品を検索中。
良い物が見付かれば自分で使ってみて、良ければお勧めします。
これでやっとこのGW中にCP1.5号機新テスト用エンジン交換作業と
ついでにこのタイミングで発生した電装系の不具合修理が完了！
後はコツコツと慣らしをする事になります。
