2025年05月01日
2025 Good Oldays
早い物でもう今日から5月となりました…
先月4月29日にツインリンクモテギで開催された2025 Gool Oldysですが
CB400Four生誕50周年を記念し
かなり賑わったとの報告を参加された
方々からのご連絡や、各種SNSを
見ていると分かる内容でした。
本来ならば参加したかったのですが
諸般の事情により参加は見送りとなり
2012年に初めて参加させて頂いてから
それ以降、中々参加出来なくなって仕舞い…今回は非常に残念です。
中でも愛知の破壊女王御一行が自走で参加し、吉村不二雄氏に
僕が作った524ccエンジンを見て頂き、実際にエンジンを始動させ
ブリッピングまでして貰った事や、沖縄の方も今回参加され
未だ国内に524ccエンジンを搭載した車両は2台しかない中で
モテギで初顔合わせとなった事など、様々なイベントがあったらしく
今回参加出来なかった事が僕の人生でかなり悔やまれる物となった…。
長崎M様CB400Fフレーム修正リペイント仕上がり
ずっと見積もりを依頼していたのですが、結局出来上がりの方が早く
29日の夕方に届いた長崎M様のフレーム…
やはりフレームはシートレールがかなり
曲がって居た事や、しっかりと補強を5か所入れ
すっかり塗装も終わっている状態になってます。
早速送り返す準備に取り掛かろうと思い
朽ちていたスイングアームを使うのを止め
急遽、僕の手持ちのスイングアームを送り
交換となったスイングアームの組み立てから。
少し錆が残って居たので磨きを入れ錆を落とし
SSTを使ってアンダーラバーブッシュを圧入。
毎度お馴染みのCPオリジナルアンダーラバー
脱着専用SSTで、これが無いと大変です…。
サクサクっとブッシュの圧入が完了しました。
粉体塗装の焼き付け温度は120℃から160℃で
塗装を焼き付ける為、この辺のゴム類にも
相応の熱が掛かるので塗装時は交換になります。
またピポットブッシュも焼けて縮んで仕舞い
抜けて仕舞うので、同じくピポットブッシュも
新品に交換となりますが、この部分に関しての
作業はかなり難易度が高く、失敗すると
ブッシュが割れて仕舞う為、磨きを入れるのも
このブッシュを入れる事が主な目的になります。
僕も最初の頃、過去に2回程失敗しており
えらい目に遭った事があるので、それからは
一度も失敗して居ませんので！
で、こちらが最初に送られて来たスイングアーム
錆びの内圧で溶接が割れていた物を、気を利かし
溶接をしてくれたのですが、流石にこれは…
使うには中々勇気が要る状態なので交換。
よくよく見ると、あちこちに穴も開いており
オーナーがこれからレストア車を作るのに
これは、ちょっといかんよねぇ…と言う事。
因みにスイングアームも曲がって居たらしく
焼いて直してくれていたのですが…残念ですが
このスイングアームは使い物にはなりません。
一緒に送り返すので、オブジェとして下さい。
メーカー廃盤となっているダストキャップは
粉体塗装をすると塗膜が厚くなり、フレームに
取り付けられなくなるので、普通の焼き付け塗装。
仮組の為、ピポットブッシュにグリスは入れず
スイングアームをフレームに仮組して発送します。
他の黒物部品や、曲がって居るステム2個なども
一緒に返送するのですが、サイズが大きくなると
送料が微妙になって来るので、一度オーナーと
相談してから決める事にしようと思います。
フレームの補強ヵ所は全部で5か所になり
定番の補強ヵ所で、今回は増し溶接は無しです。
CB400Fourのフレームはセミダブルクレードで
メインのトップからシートレールに掛けて
ダウンチューブと繋がって居る部分の補強を
左右に入れ、エンジンマウントの剛性を上げ
コーナーなどでのフレームの捻じれを抑制し
直進性能がより向上する事になります。
また下部のスイングアーム付近にも
補強を入れる事により、理論的に推進力が
向上する様になり、この4ヵ所以外に
補強を入れるヵ所としてシングルから
ダブルクレードになり離れたダウンチューブを
繋げるこの箇所がフレーム補強の中でも
一番フレームの剛性が上がるヵ所になります。
矢印部分はバッテリーボックスに干渉し
バッテリーバンドの脱着が困難なる為
この様に凹ませてますが、この仕様はCP仕様。
一般的には余りやって居ないと思います。
この部分に補強を入れる事で、純正キャブは
もう使えなくなりますが、中には強者も居て
過去に一度エアダクトを加工して純正キャブを
取り付けた方も一人だけ居られます。
ハンドルロックも今回国内398cc仕様に変更。
仮組して分かったサイドスタンドステーの
曲がり修正もしたので、ここまでやると
費用の方も結構掛かって仕舞いますが
フルレストア車を製作する場合、使う部品にもよりますが
今はかなり費用が掛かって仕舞う時代になって来てますねぇ…
CP1.5号機524ccテスト用エンジンも、ちゃんと計算した事は無いですが
毎回軽く三桁は掛かって居ると思います…。
CP1.5号機テスト用エンジン交換準備
本当はこのGW中CB750K1のエンジンを組み立て、搭載する予定だったのですが
エンジン組み立て室の作業台のスペースを
確保する必要があるので、申し訳ないのですが
GW中を利用して、CP1.5号機のエンジン交換を
先にやって仕舞う事にしようと思い計画中。
何故計画中なのかと言うと、店に居ると
保育園がお休みなので絶対に孫達が店に来て
何時もの様に大騒ぎになり仕事所では
無くなる事が予想されるので、特にCB750の
エンジンを組み立てる際に気を散らされて仕舞う事が困るので
GW明けに向けて作業スペースを確保する事にしました。
またGW明けに車検やカスタムの入庫予定の方も居られるので
しっかりとスケジュールを組んで行かないと、またどえらい事になる…。
先月4月29日にツインリンクモテギで開催された2025 Gool Oldysですが
CB400Four生誕50周年を記念しかなり賑わったとの報告を参加された
方々からのご連絡や、各種SNSを
見ていると分かる内容でした。
本来ならば参加したかったのですが
諸般の事情により参加は見送りとなり
2012年に初めて参加させて頂いてから
それ以降、中々参加出来なくなって仕舞い…今回は非常に残念です。
中でも愛知の破壊女王御一行が自走で参加し、吉村不二雄氏に
僕が作った524ccエンジンを見て頂き、実際にエンジンを始動させ
ブリッピングまでして貰った事や、沖縄の方も今回参加され
未だ国内に524ccエンジンを搭載した車両は2台しかない中で
モテギで初顔合わせとなった事など、様々なイベントがあったらしく
今回参加出来なかった事が僕の人生でかなり悔やまれる物となった…。
長崎M様CB400Fフレーム修正リペイント仕上がり
ずっと見積もりを依頼していたのですが、結局出来上がりの方が早く
29日の夕方に届いた長崎M様のフレーム…やはりフレームはシートレールがかなり
曲がって居た事や、しっかりと補強を5か所入れ
すっかり塗装も終わっている状態になってます。
早速送り返す準備に取り掛かろうと思い朽ちていたスイングアームを使うのを止め
急遽、僕の手持ちのスイングアームを送り
交換となったスイングアームの組み立てから。
少し錆が残って居たので磨きを入れ錆を落としSSTを使ってアンダーラバーブッシュを圧入。
毎度お馴染みのCPオリジナルアンダーラバー
脱着専用SSTで、これが無いと大変です…。
サクサクっとブッシュの圧入が完了しました。粉体塗装の焼き付け温度は120℃から160℃で
塗装を焼き付ける為、この辺のゴム類にも
相応の熱が掛かるので塗装時は交換になります。
またピポットブッシュも焼けて縮んで仕舞い抜けて仕舞うので、同じくピポットブッシュも
新品に交換となりますが、この部分に関しての
作業はかなり難易度が高く、失敗すると
ブッシュが割れて仕舞う為、磨きを入れるのもこのブッシュを入れる事が主な目的になります。
僕も最初の頃、過去に2回程失敗しており
えらい目に遭った事があるので、それからは
一度も失敗して居ませんので！で、こちらが最初に送られて来たスイングアーム
錆びの内圧で溶接が割れていた物を、気を利かし
溶接をしてくれたのですが、流石にこれは…
使うには中々勇気が要る状態なので交換。よくよく見ると、あちこちに穴も開いており
オーナーがこれからレストア車を作るのに
これは、ちょっといかんよねぇ…と言う事。
因みにスイングアームも曲がって居たらしく焼いて直してくれていたのですが…残念ですが
このスイングアームは使い物にはなりません。
一緒に送り返すので、オブジェとして下さい。
メーカー廃盤となっているダストキャップは粉体塗装をすると塗膜が厚くなり、フレームに
取り付けられなくなるので、普通の焼き付け塗装。
仮組の為、ピポットブッシュにグリスは入れず
スイングアームをフレームに仮組して発送します。他の黒物部品や、曲がって居るステム2個なども
一緒に返送するのですが、サイズが大きくなると
送料が微妙になって来るので、一度オーナーと
相談してから決める事にしようと思います。フレームの補強ヵ所は全部で5か所になり
定番の補強ヵ所で、今回は増し溶接は無しです。
CB400Fourのフレームはセミダブルクレードで
メインのトップからシートレールに掛けてダウンチューブと繋がって居る部分の補強を
左右に入れ、エンジンマウントの剛性を上げ
コーナーなどでのフレームの捻じれを抑制し
直進性能がより向上する事になります。また下部のスイングアーム付近にも
補強を入れる事により、理論的に推進力が
向上する様になり、この4ヵ所以外に
補強を入れるヵ所としてシングルからダブルクレードになり離れたダウンチューブを
繋げるこの箇所がフレーム補強の中でも
一番フレームの剛性が上がるヵ所になります。
矢印部分はバッテリーボックスに干渉しバッテリーバンドの脱着が困難なる為
この様に凹ませてますが、この仕様はCP仕様。
一般的には余りやって居ないと思います。
この部分に補強を入れる事で、純正キャブはもう使えなくなりますが、中には強者も居て
過去に一度エアダクトを加工して純正キャブを
取り付けた方も一人だけ居られます。
ハンドルロックも今回国内398cc仕様に変更。仮組して分かったサイドスタンドステーの
曲がり修正もしたので、ここまでやると
費用の方も結構掛かって仕舞いますが
フルレストア車を製作する場合、使う部品にもよりますが
今はかなり費用が掛かって仕舞う時代になって来てますねぇ…
CP1.5号機524ccテスト用エンジンも、ちゃんと計算した事は無いですが
毎回軽く三桁は掛かって居ると思います…。
CP1.5号機テスト用エンジン交換準備
本当はこのGW中CB750K1のエンジンを組み立て、搭載する予定だったのですが
エンジン組み立て室の作業台のスペースを確保する必要があるので、申し訳ないのですが
GW中を利用して、CP1.5号機のエンジン交換を
先にやって仕舞う事にしようと思い計画中。
何故計画中なのかと言うと、店に居ると保育園がお休みなので絶対に孫達が店に来て
何時もの様に大騒ぎになり仕事所では
無くなる事が予想されるので、特にCB750の
エンジンを組み立てる際に気を散らされて仕舞う事が困るので
GW明けに向けて作業スペースを確保する事にしました。
またGW明けに車検やカスタムの入庫予定の方も居られるので
しっかりとスケジュールを組んで行かないと、またどえらい事になる…。
