2024年04月16日
本日は予定外の半休
【本日は午後からお休み】
本日は予定外にも午後から京都へ行く事になり
午後から半休とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
枚方A様CB400継続車検整備 セルモーター修理
昨日突然死した枚方A様CB400のセルモーター…。
その原因を調査する為に取り外すのですが
スターティングモーターケーブルの付け根が
グラグラなので、恐らく原因はケーブル部分の
コイルが断裂しているのだろうと言う感触…。
セルモーターを取り外し、分解しようとしたら
このM5×110の＋ビスのねじ山が既に舐めており
緩まないので＋ネジ部分を潰し何とか取り外し
分解する事が出来たのですが、カーボンブラシは
まぁ半分程に減っている程度だったので
やはりグラ付いているケーブルの付け根部分が
断裂している事は間違いないだろうと思い
ホルダーを取り外して、コイル部分を見ると
やはり案の定、コイルの銅線が破断しており
突然死の原因が判明したのですが
金属疲労が激しく、コイルの再使用は厳しい。
取り合えずコイルを取り外すのですが
カーボンの粉に混じったオイルも酷く
案の定、コイルの銅線も千切れ掛けており
このコイルは使えそうにないので
別の中古良品のセルモーターをO/Hし交換するか
それとも、悪い部品だけを交換してO/Hするか…
色々と悩んだのですが、部品取りの分解してある
セルモーターがあるので、不良部品を交換して
O/Hで仕上げる方が、安上がりだなぁと判断。
取り外したコイルは、やはり破断して使えない。
壊れた部品の代わりは幾らでもあるので
不良部品を交換してO/Hする事が決定！
ベークライト製部品もボロボロと崩れるので
貴重な部品をかき集めて、カチコチに硬化した
Oリングは新品に交換し、カーボンブラシも
新品に交換、コンミューターも磨き接点を掃除。
カバーやボディも洗浄とブラストで仕上げて
軸受けのフェルトパッキンも腐っているので
取り出して洗浄すると、またドロドロに汚れた…
セルモーターの軸受け部分に使うフェルトは
キャブで使うフェルトパッキンとサイズが同じｗ
なので、このサイズのフェルトパッキンは
割と使う所が多いので助かりますねｗ
軸受け部分にも給脂しておかないと
偏摩耗して、セルモーターから「クゥー…」と
音が鳴り、軸受けが偏摩耗している事が分かる。
M5×110の＋ネジもリプレイス品に交換。
錆びたナット類も全て交換して仕上げました。
まぁボディが再メッキ品になって居ないだけで
中身は中古良品と新品部品でO/Hしました。
エンジンに取り付けてセルを回すと
かなり元気よく、セルモーターが動き
エンジンもサクッと始動する様になった。
むー…じゃぁちょっと待てよ…と思い
ひょっとしてバッテリーが悪いんじゃなくて
セルモーターの接触不良が原因なのか？と思い
念の為バッテリーチェッカーでチェック！
結果は…むー…「良好但し要充電」と言う診断に
マジか…バッテリーは正常かも知れないと言う
診断結果なので、取り合えず充電をしてみて
充電後に再診断をしてみて、問題が無ければ
バッテリーは元に戻す事になるだろう…
クッソ！先に診断機に掛ければ良かった！
毎回バッテリーが死に掛けていたので
てっきりセルが回らないのはバッテリーが
死に掛けているからだと思っていたのに！
そもそもセルモーターの不具合だとは
思っても居なかったのは大失敗だった…。
で、バッテリー充電後の診断結果は…
そりゃぁそうだろうなぁ、ゲー出そう…参った！
もう今回は色々とやられたわ…後はホーンを
鳴る様に細工をすれば、車検を受けられる
状態になるので、注文した部品を待つと
タイミング良く入荷して来たのですが
残念な事にタイムアップ本日の作業はここまで…
これからちょっと京都まで行って来ます！
後日ホーンの配線をサクサクっと作って
ホーンの配線に接続し、別付けのこのスイッチでホーンが鳴る様にし
枚方A様CB400の継続車検に臨む事にします。
本日は予定外にも午後から京都へ行く事になり
午後から半休とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
枚方A様CB400継続車検整備 セルモーター修理
昨日突然死した枚方A様CB400のセルモーター…。
その原因を調査する為に取り外すのですがスターティングモーターケーブルの付け根が
グラグラなので、恐らく原因はケーブル部分の
コイルが断裂しているのだろうと言う感触…。
セルモーターを取り外し、分解しようとしたらこのM5×110の＋ビスのねじ山が既に舐めており
緩まないので＋ネジ部分を潰し何とか取り外し
分解する事が出来たのですが、カーボンブラシは
まぁ半分程に減っている程度だったのでやはりグラ付いているケーブルの付け根部分が
断裂している事は間違いないだろうと思い
ホルダーを取り外して、コイル部分を見ると
やはり案の定、コイルの銅線が破断しており突然死の原因が判明したのですが
金属疲労が激しく、コイルの再使用は厳しい。
取り合えずコイルを取り外すのですが
カーボンの粉に混じったオイルも酷く案の定、コイルの銅線も千切れ掛けており
このコイルは使えそうにないので
別の中古良品のセルモーターをO/Hし交換するか
それとも、悪い部品だけを交換してO/Hするか…色々と悩んだのですが、部品取りの分解してある
セルモーターがあるので、不良部品を交換して
O/Hで仕上げる方が、安上がりだなぁと判断。
取り外したコイルは、やはり破断して使えない。壊れた部品の代わりは幾らでもあるので
不良部品を交換してO/Hする事が決定！
ベークライト製部品もボロボロと崩れるので
貴重な部品をかき集めて、カチコチに硬化したOリングは新品に交換し、カーボンブラシも
新品に交換、コンミューターも磨き接点を掃除。
カバーやボディも洗浄とブラストで仕上げて
軸受けのフェルトパッキンも腐っているので取り出して洗浄すると、またドロドロに汚れた…
セルモーターの軸受け部分に使うフェルトは
キャブで使うフェルトパッキンとサイズが同じｗ
なので、このサイズのフェルトパッキンは割と使う所が多いので助かりますねｗ
軸受け部分にも給脂しておかないと
偏摩耗して、セルモーターから「クゥー…」と
音が鳴り、軸受けが偏摩耗している事が分かる。M5×110の＋ネジもリプレイス品に交換。
錆びたナット類も全て交換して仕上げました。
まぁボディが再メッキ品になって居ないだけで
中身は中古良品と新品部品でO/Hしました。エンジンに取り付けてセルを回すと
かなり元気よく、セルモーターが動き
エンジンもサクッと始動する様になった。
むー…じゃぁちょっと待てよ…と思いひょっとしてバッテリーが悪いんじゃなくて
セルモーターの接触不良が原因なのか？と思い
念の為バッテリーチェッカーでチェック！
結果は…むー…「良好但し要充電」と言う診断にマジか…バッテリーは正常かも知れないと言う
診断結果なので、取り合えず充電をしてみて
充電後に再診断をしてみて、問題が無ければ
バッテリーは元に戻す事になるだろう…クッソ！先に診断機に掛ければ良かった！
毎回バッテリーが死に掛けていたので
てっきりセルが回らないのはバッテリーが
死に掛けているからだと思っていたのに！そもそもセルモーターの不具合だとは
思っても居なかったのは大失敗だった…。
で、バッテリー充電後の診断結果は…
そりゃぁそうだろうなぁ、ゲー出そう…参った！もう今回は色々とやられたわ…後はホーンを
鳴る様に細工をすれば、車検を受けられる
状態になるので、注文した部品を待つと
タイミング良く入荷して来たのですが残念な事にタイムアップ本日の作業はここまで…
これからちょっと京都まで行って来ます！
後日ホーンの配線をサクサクっと作って
ホーンの配線に接続し、別付けのこのスイッチでホーンが鳴る様にし
枚方A様CB400の継続車検に臨む事にします。
