2023年05月30日
早仕舞いと臨時休業のお知らせ
【早仕舞いと臨時休業のお知らせ】
明日5月31日(水曜日)は定休日となりますが
明後日6月1日(木曜日)はMRI撮影の為早仕舞いとさせて頂きます。
明々後日6月2日(金曜日)はMRI撮影後の診察日となっておりますので
臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
CP26号機エンジン仕様変更
当初の予定ではヨシムラピストン54.0Φを使った
ボアアップエンジンで仕上げる予定でしたが
元々付いていた純正ピストンの状態が良く
ボアアップするのは勿体無いと言う事になり
ノーマルエンジン仕様で仕上げる事になった。
そこで一応念の為、シリンダー内径と
ピストン外径を測定して確認します。
ピストンリングを取り外すとオイルリングには
まだ合い口の印部分のペイントが残っており
実際カーボンの付着も非常に少ないピストン。
なので、ピストン、シリンダー径を測定し
問題は無い物なのかをチェックします。
まずは少しだけ付着しているカーボンを
綺麗に落として仕舞ってから、測定します。
カーボンを落としたピストンをよく見ると
余りにも綺麗過ぎるので、これはもしかして
まだ純正部品でピストンが出ていた頃に
エンジンをO/Hしている可能性があると思い
チェックしてみると、あー!ピストンピンが
オリジナルでは無く、後に部品で出たタイプの
ピストンピンに交換されている事が分かった。
通りでピストンが奇麗な分けだわと思った。
これはシリンダー側の摩耗が気になる所…
取り合えずピストン外径を測定してから
シリンダー内径を測定する事にします。
測定結果はやはり部品で交換したと
思われるピストンなので全くと言っていい
摩耗していない物と言う事が確定した。
全てのピストンのスカート部外径、50.97Φ
と言う測定結果でしたが、ここで心配なのは
シリンダー内径になる分けですが…
その測定結果は微妙で、四気筒共全て同じで
51.05Φと言う測定結果となりスリーブ使用限界が
51.10Φになるので、使って使えない物でも無く
使用限界まで0.5Φは残っていると言う事です。
BRC製オーバーサイズピストンキットは品切れ
なので、仕方が無いのですがこのまま
ボアアップせず使う事になしました。
以前はCP製408cc用ピストンキットもあったのですが
これもかなり前に廃盤になっているので、仕方が無い選択になります。
逆にボアアップをしようと思うのなら、何時でも出来るからねぇ…。
名前を言ってはいけない方のエンジン
これからやろうとしているエンジンは、誰のエンジンなのかは
エンジンが出来上がり、搭載するまで
誰のエンジンとは言えない方のエンジン。
と言う事で、取り合えず手持ちの部品を
持ち込んで頂き、使える物なのかをチェック!
エンジンはバラバラなので、例の如く
やっぱり不足部品だらけでしたw
後は持ち込んで来た部品が使える物なのかを
それぞれチェックして行きます。
まず気になった部品としてはこの二つで
ヨシムラピストンがシリンダーに逆向きに
入って居るのですが、この入り方をするのは
クリアランスが広いと言う事になります。
また、実際に触診してもカタカタと言うので
先の事を考えれば、ボーリングし直した方が
良いでしょう、それとこのワンウエイですが
キャップが固着しているので少し難ありです。
シリンダーは予備のシリンダーがあったので
そちらをボーリングして使う事にします。
不足部品も結構多く、僕の手持ち部品を漁って
何とかカバー出来る物は出す事にしました。
クランクとクランクケースもチェック!
どちらとも健全なので、使えるのですが
やはり肝心な物が不在なので、ちょっと
CPでも揃えられない肝心な部品なので
オーナーに準備して貰う事になりました。
で、不足している部品をCPにある物で
出したのですが、値段の付けようが難しく
どうするかはオーナーと相談する事にします。
カスタムエンジンを製作するので、スターティングリダクションギアーは
CPオリジナル軽量ギアーに変更して、その他も結構な感じで
エンジンを作ろうと言う計画になってます。
ボチボチと作業を進めて行く予定で、まずはブラストからになります。
あ!ボルト関係が全然ないやん!
不足部品覚書:プライマリーチェーンガイド、テンショナーホルダー
プッシュバー一式、オイルパイプ左右。
明日5月31日(水曜日)は定休日となりますが
明後日6月1日(木曜日)はMRI撮影の為早仕舞いとさせて頂きます。
明々後日6月2日(金曜日)はMRI撮影後の診察日となっておりますので
臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
CP26号機エンジン仕様変更
当初の予定ではヨシムラピストン54.0Φを使った

元々付いていた純正ピストンの状態が良く
ボアアップするのは勿体無いと言う事になり
ノーマルエンジン仕様で仕上げる事になった。

ピストン外径を測定して確認します。
ピストンリングを取り外すとオイルリングには
まだ合い口の印部分のペイントが残っており

なので、ピストン、シリンダー径を測定し
問題は無い物なのかをチェックします。
まずは少しだけ付着しているカーボンを

カーボンを落としたピストンをよく見ると
余りにも綺麗過ぎるので、これはもしかして
まだ純正部品でピストンが出ていた頃に

チェックしてみると、あー!ピストンピンが
オリジナルでは無く、後に部品で出たタイプの
ピストンピンに交換されている事が分かった。

これはシリンダー側の摩耗が気になる所…
取り合えずピストン外径を測定してから
シリンダー内径を測定する事にします。

思われるピストンなので全くと言っていい
摩耗していない物と言う事が確定した。
全てのピストンのスカート部外径、50.97Φ

シリンダー内径になる分けですが…
その測定結果は微妙で、四気筒共全て同じで
51.05Φと言う測定結果となりスリーブ使用限界が

使用限界まで0.5Φは残っていると言う事です。
BRC製オーバーサイズピストンキットは品切れ
なので、仕方が無いのですがこのまま
ボアアップせず使う事になしました。
以前はCP製408cc用ピストンキットもあったのですが
これもかなり前に廃盤になっているので、仕方が無い選択になります。
逆にボアアップをしようと思うのなら、何時でも出来るからねぇ…。
名前を言ってはいけない方のエンジン
これからやろうとしているエンジンは、誰のエンジンなのかは

誰のエンジンとは言えない方のエンジン。
と言う事で、取り合えず手持ちの部品を
持ち込んで頂き、使える物なのかをチェック!

やっぱり不足部品だらけでしたw
後は持ち込んで来た部品が使える物なのかを
それぞれチェックして行きます。

ヨシムラピストンがシリンダーに逆向きに
入って居るのですが、この入り方をするのは
クリアランスが広いと言う事になります。

先の事を考えれば、ボーリングし直した方が
良いでしょう、それとこのワンウエイですが
キャップが固着しているので少し難ありです。

そちらをボーリングして使う事にします。
不足部品も結構多く、僕の手持ち部品を漁って
何とかカバー出来る物は出す事にしました。

どちらとも健全なので、使えるのですが
やはり肝心な物が不在なので、ちょっと
CPでも揃えられない肝心な部品なので

で、不足している部品をCPにある物で
出したのですが、値段の付けようが難しく
どうするかはオーナーと相談する事にします。
カスタムエンジンを製作するので、スターティングリダクションギアーは
CPオリジナル軽量ギアーに変更して、その他も結構な感じで
エンジンを作ろうと言う計画になってます。
ボチボチと作業を進めて行く予定で、まずはブラストからになります。
あ!ボルト関係が全然ないやん!
不足部品覚書:プライマリーチェーンガイド、テンショナーホルダー
プッシュバー一式、オイルパイプ左右。