PeKeの「復活する日まで」CB400Four:2024年03月

2024年03月

2024年03月31日

明日4月1日明日から通常営業再開予定

【通常営業再開のお知らせ】
明日4月1日（月曜日）から予定通り通常営業を再開予定です。
体調はまだ本調子ではない物の、身体を慣らしながら
ボチボチと通常営業を再開して行こうと思ってます。
思えば今年に入り風邪を引き、そこからの胆管炎を発症。
今月には胆嚢摘出手術まで事態は発展しましたが
痛みも日にち薬で、今では殆ど痛みも消えました。
でも、胆嚢が無い事での弊害は当分続く事で
食事にもかなり気を遣う生活を送る事になります。
今はまた風邪を引いており、調子は良くありませんが
それ以外は予定通り回復しているので
明日から通常営業を再開する予定ですが、今朝もまだ熱があり
体調的には万全とは言えないのですが、どの道明日は
トイレ交換工事の為、自宅には居れ無い為出勤予定です。
長らくご心配やご迷惑をお掛け致しまして申し訳御座いませんでした。

枚方M様イントルーダー400クラッシック継続車検整備

大方の車検整備は昨日中に終わらせましたが

今日は全然交換していなかった駆動系

ギアボックスのATFオイルを交換します。

最後に交換したのが何時になるのかが不明で

単身赴任中に交換した物かどうか？不明で

オイルは多少白濁している状態で

金属粉も割と多く出て来ましたが

まぁこれ位のレベルは問題は無いと思います。

オイルを抜いて、ギアボックス内を洗浄し

新しいATFオイルを約200cc入れて交換作業が完了。

これで何時でも車検に向かう事が出来る状態になりました。

キャンセルが出てないか、毎日チェックしなくっちゃ！

ハヤシキャスト予約行け付け中

CB400Four、CB350Four用ハヤシキャストのリリース予定が

今現在の情報では4月10日以降との事ですが

引き続き先行予約を受け付けております。

先行予約を頂いた方の着順になりますが

クリアファイルなどの非売品をお渡しいたします。

無くなり次第終了ですが、多分ポスターも

合わせて、お渡し出来ると思いますが

ポスターについては今の所、詳細は不明です。

予約を頂いても、キャンセルは可能ですので

僕が泣かない程度でお願い致します。

JWL公認車検対応のハヤシキャストになり

信頼と安心で装着出来るロングセラー商品。

電話でのご予約は明日から受付を開始します。

その他はメール、FAX各種SNSでも可能です。

CB400Fourクラッチセンター用皿バネリプレイス品

部品番号90481-292-000、部品名オイルフィルターローターロックワッシャー

早い話がCB400Fourクラッチセンター用

皿バネのリプレイス品がリリースされました。

重荷重用で、純正品同等の張力がある皿バネで

国内大手メーカーOEM製になりますので

信頼度も抜群にある物になります。

純正の皿バネには「OUT SIDE」の文字が

刻まれていますが、このリプレイス品には

「OUT SIDE」も刻み文字はありません。

経年劣化により、皿バネの張力が失われたり

平らに潰れている物も多く、中には割れていた

物も見た事がありますが、メーカー絶版部品で

車両1台に1個しか無い貴重な部品になります。

今クラッチ周りの部品に力を入れているので

今回、この皿バネもリプレイスしてみました。

小さな部品ですが、必要な部品でエンジンを

レストアする上では絶対に必要な部品です。

潰れた皿バネを使うよりも、良いと思います。

税込み価格は1個￥550+送料￥200になります。

次にアゲイン8ディスククラッチや乾式クラッチ用アフターパーツ

ロックナット緩み止め対策品です。

8ディスクや乾式クラッチにはどちらとも

ロックワッシャーを使用しない為、純正の

ロックナットが時折緩んで脱落する事があり

今回その対策品をリリースする事にしました。

緩み止めのミソとなるのはこの段付きで

薄くなった部分で、この部分を薄くする事により

緩み止め効果が向上すると言う仕組みになります。

皿バネも、このロックナット専用の皿バネが付属し

「OUT SIDE」文字入りになります。

ロックナットは肉厚が薄い方が上側になりますので

取り付け方向を間違えない様にして下さい。

僕のCP1号機も一度ロックナットが緩んで脱落し

泣きながら帰った事があるので、アゲイン製8ディスククラッチや

乾式クラッチを取り付けている方にはロックワッシャーが取り付いて居らず

同じトラブルが発生するリスクを抑える為にも、良いと思います。

価格はロックナットと、皿バネセットで税込み

1SET￥1,320+送料￥200になります。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │メンテナンス | 部品

2024年03月30日

只今体調は絶不調

まだ仕事に復帰するのが早かったのか？
ここ数日、風邪を引いて仕舞い微熱があるし
胆嚢摘出手術後から背中に軽い痛みもある…。
来月4月5日に退院後の血液検査と診察があるので
今の僕の身体の状態が分かると思います。
手術後の血液検査ではASTとALTの数値が三桁とかなり高く
まぁ術後なので、と言う事だったのですが
血液検査結果表を貰っていないので、全然分からない…。

神奈川F様CB400試運転タコメーター突然死

昨日の夕方、雨も上がり、黄砂も少ないので身体を試す為にもと思い

神奈川F様CB400の試運転へ一っ走り！

走り出して暫くすると、タコメーターが死亡。

あー…どうせあれなんだろうなぁと思い

そのまま店に戻り、タコメーターをチェックすると

やっぱりｗ…案の定タコメーターワイヤーの

取り付け部分が緩んで脱落していた…

まぁ流石にここはノーチェックだったけどね。

こんな所までなら、僕が触って居ない所は

全てトルク不足になると言う事になるだろう…。

今回は直ぐに気が付きそのまま戻ったので

タコメーターワイヤーの中身が脱落してなくて

良かったけど、昨日はこれにて試運転は終了。

きっとまだこの先試運転距離が延びると

元からのトルク不足で締まって居ない所の

部品は、ポロポロと脱落して行くかも知れない。

手直し作業程心が折れる物は無く、ましてや

人のやった作業のダメ出しを何処までやれば良い物やら…。

まだ触って居ない所全て分解して手直し作業をやる位の事をしないと

この先不安ですが、取り合えず気が付いた所は全部チェック！

それでも全てをカバー出来ているとは思いませんが…。

今日も天気は良いのですが、黄砂が飛ぶらしいので試運転はしません。

枚方M様イントルーダー400クラッシック継続車検

リハビリ的には丁度良い感じの作業になる継続車検作業。

バイクはちょっとCB400Fourと比べると

かなり大きくて、サイドスタンドしか無いので

PITにも負担が掛かり、僕のハイエースにも

乗らないと言う、小ぶりな大型車の継続車検整備。

来週にはCPでフルレストアしたCB400の

継続車検を一台予定しているので、サクッと

作業を終わらせて、PITを開けたい所ですが

来週の水曜日は病院と店のエアコン交換工事…。

後は予約が取れた時に天気が良ければ

良いのですが…今週全然空いてない！

取り合えず行けそうな日を押さえましたが…

スクリーンは車高が変わるので取り外しました。

前回の車検時にサスペンションがヘタっており

光軸が微妙に低かったので、光軸を微調整。

後は現地で何とかする事にするのですが

PITはこんな感じになっており、来週位に

CB400Fourの車検入庫を2台予定しているので

何とか来週末までには仕上げたい所です。

前回のメンテナンス時の事、カートリッジ式の

オイルフィルターを取り外そうとしたのですが

クソみたいに思いっきり絞められており

取り外す事が出来なかったので、今回は事前に

特工SSTを購入して取り外しましたが、それでも

滅茶苦茶バカ締めされていたので、結果苦労して

オイルフィルターを取り外し、交換する事が

やっと今回の車検点検で出来たのは、良かった。

ブレーキフルードも2年物ですが、室内保管で

走行距離も前回の車検から2,500キロ程度で

余り汚れていませんが、2年の車検毎に交換です。

リアはドラムブレーキなので調整のみでOK。

駆動系はドライブシャフトになりATFオイルを

交換するのですが、それはまた後日の作業。

前後タイヤの空気圧をチェックしようと

タイヤコーションを見るのですが…まぁそもそも

字は見えませんが、せめてコーションは見易い

横に貼って貰えればありがたいと思った。

リア標準空気圧、250Kpaですが若干減って

225Kpaだったので、空気圧を基準値に調整。

元々400ccクラスなのに車体重量が260キロと

かなり重たいので、空気圧が少ない事には

余り気が付かなかったのですが、フロント側の

空気圧の基準は225Kpaだったのですが…

かなり減って居て100Kpaしか入って居らず

相当重たかったと思いますｗ

これでフロントがかなり持ち上がったので

光軸もそれなりに上に上がり、これ位なら

車検も問題無く通せそうだと思います。

灯火系、保安部品も問題無かったので継続車検の

書類を作成し、自賠責に加入して来週継続車検へ行く事にします。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │メンテナンス | 部品

2024年03月29日

直キャブ車は黄砂に注意

まだお腹の痛みは残っているので、動きは亀の様にのろく
恐らくバイクに乗る事も厳しいと思われるのですが
この時期、大陸から黄砂が飛んで来るので
直キャブ車両に乗る事は控えております。
4月は気温が高くなるとの事で、試運転をするにも良い時期ですが
その試運転も今の所、身体の様子を見ながらになりそうです。
でも、黄砂は直キャブ車にとってかなりリスキーなので
ラムエアーを取り付けるなどの黄砂対策を行ってから
走らないと、マジでえらい事になります。

CP1.5号機試作強化オイルポンプ「極みⅡ」取り付けテスト

昨日組み立てた試作品、82%増量タイプの強化オイルポンプ

「極Ⅱ」をCP1.5号機に取り付けて

テストを行う段取りに取り掛かります。

ミッション用がブラックアルマイトなので

ミッション用はこのまま付け替えて使います。

と言う事で、まずはエンジンオイルを抜きます。

ツインリードバルブレデューサーがちゃんと

仕事をしているので、オイルは落ちて来ない事を

確認してから、エアーを入れ正圧にして

オイルが抜ける様にするので、アゲイン製

ラック&ピニオン式クラッチカバーのキャップを

取り外し、クランクケース内にエアーを入れ

正圧にしてエンジンオイルを落とします。

レデューサーを取り付けている車両の場合

ドレンボルトを取り外した時、レデューサーが

正常に機能しているのかを判断するタイミングは

オイル交換の時か、個別に点検をする時位ですね。

モチュールのオイル300Vも4月から値上げなので

CP1.5号機のオイル交換タイミングも

丁度良かったと思う事にします…。

300V2は来月から値上げとしか聞いて居らず

1ℓ/？円上がるのかはまだ分かって居ませんｗ

と言う事で、取り外した強化オイルポンプ「極み」

から諸々の部品を移植して行きます。

因みに、取り外した強化オイルポンプ「極み」は

ある程度テストの目途がが終わるまで

中古品での販売は当分無く、「極みⅡ」の調子が

思った程では無かった場合、元に戻すと言う

可能性があるので、期待しないで下さいねｗ

限定5個のブラックバージョンミッション用

大流量強化オイルポンプを「極みⅡ」に移植。

プレッシャースイッチも移植し組み立てが完了。

これでOリング類を新品に交換して

試作品の「極みⅡ」を車体に取り付けます。

見た目は特に変化はありませんねｗ

でもこれ以上の流量増量は限界で、後はこの

「極みⅡ」の能力を実機でテストを行い

今まで付けていた「極み」との油温データーを

比較し、その違いを確認して行く事になります。

これでエンジンオイルを入れるのですが

アゲイン製ラック&ピニオン式カバーの

オイルポッド窓の見方を勘違いされている方が

割と多いので、オイル量に関しての注意点ですが

このオイルポッド窓は汎用品を流用している為

このマークまでオイルを入れる目安で全く無く

只の窓に付いている赤い丸いドットでしか無く

オイルの汚れを見る目安程度の物だと言う事。

そもそもここまでしかオイルを入れて居ない

車両は、約500cc以上エンジンオイルが

不足している状態になり、本来のエンジンオイルの

規定量では無いので、くれぐれも注意して下さい。

目安としては、オイルポッド窓のドットマークから

＋500ccで通常のオイル交換3ℓ相当になり

オイルフィルター交換で3.2ℓ～3.4ℓになる。

エンジンオイルを規定量入れエンジンを始動。

オイル漏れが無い事を確認し、今回の作業

強化オイルポンプ「極みⅡ」試作品の取付が完了。

スプロケットカバーを取り付けて、今回は

シフトをまた逆シフトに戻しました。

パワーシフターの設定が今一分からないので

何故か現在もCP1.5号機は使えて居ませんが…

設定する説明書は手に入ったので、今後の課題になります。

神奈川F様CB400FCRキャブレターリセッティング

入院前に試運転を行った神奈川F様CB400ですが

3,000rpm付近の低中速の繋がりが悪く

トルクも今一なので、FCRのセッティングを

見直す事にしようと思うのですが、まずは

JNのクリップ位置を確認してみる事にします。

エンジンの始動性も悪いので、FCRに何か

問題があるには間違いはないと思う…。

そんな事を色々と考えると、セッティングを

ミスったに違いないと思いだしたらもう

JNのクリップ位置を間違えたか、MJの番手が

違って居るのか位しか無い筈なので、自分を疑い

JNのクリップ位置を全て確認したのですが

全部揃っているし、間違っては居なかったので

えー！…MJの番手が違うのか？と言う事になり

ドレンボルトを外し、MJを取って見てみると…

あー…間違ってるわぁ…#115を入れた筈なのに

何故かMJが#110を使われて居たので、あぁ…

これだわ…思い起こせば、老眼鏡も掛けずにMJの番手を見て

末尾の0と5を見間違って居たんだわぁ…と言う事が判明したので

ついでに、関東では関西のセッティングでは薄い様なので

試しにMJを関西では濃い目の#118に変更してみる事にしました。

これでまた体調が良くなり、天気の合間と黄砂の具合を見ながら

リアスプロケハブが出来上がるまで、試運転を続ける事にします。

乗ればその車両のFCRのMJ番手違い、セッティングの違いが分かる男です！

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │エンジン | 部品

2024年03月28日

4月1日の営業再開へ向けて

【術後経過のご報告】
大変長らくご迷惑をお掛けしておりまして申し訳御座いません。
先週3月20日（水曜日）に入院し、翌21日の9時から
予定通り腹腔鏡手術を行い、午前中には無事に胆嚢摘出が完了。
摘出した胆嚢はそのまま病理検査へ、またその際膵臓に
小さな嚢胞が見付かりましたが、経過観察になりました。
胆嚢の胆石はかなり多くあり、大きさも1㎜程度から10㎜と言う物で
結果、手術をし摘出した事は良かったのですが
余りにも痛過ぎて、もう二度と胆のう摘出手術は出来ないのですが
もう二度とやりたくない手術のトップ2でした。
術後の経過は良いのですが、正直まだ痛いですし
何より胆嚢が無い事で、トイレがかなりヤバく食べるのが怖くなる位で
昨日はサラダを食べたのですが、その二時間後のトイレには
サラダが浮かんでおり、ビックリしました…。
当分固形状の物は出て来ないと思います。
痛みは日にち薬で、徐々に耐えれる様になっておりますが
余り無理は出来ず、また少しずつ身体を慣らす所からリスタートです。
仕事もかなり溜まっており、まだ少し早いかも知れないのですが
今日から少しづつ作業を始める事にしました。
固定電話は4月1日より留守電を解除致します。
それまでの間は、以前同様その日の体調次第となりますので
営業時間は不定になりますので、よろしくお願い致します。
以上

300本限定再販純正マフラー入荷

予約受付開始から約1年が経過し、販売開始予定も約1年遅れましたが

ここに来て、復刻純正マフラーも順調に入荷し

現在製作予定数の約半分程度まで生産が終わり

お待ち頂いて居られる方々へも随時順調に

配送が開始されており、お手元に届いております。

ご予約から1年が経過し、お忘れの方も居られたり

キャンセルの方も居られるのもこれまた事実で

ご予約から時間が経過して居る事からキャンセルは全然構いません。

拘りの純正復刻マフラー、シリアル№入りこの機を逃すと

手に入れる事は、転売屋から高値での購入になると思いますが

かと言って、気軽に購入出来る様な価格ではありませんが

ここに来て、大手中古車販売店も参入しておりますので

定価で購入出来るのは今しか無く、引き続き残りのロットに関しても

ご予約を承っておりますので、メール、FAX各種SNSなどでもお承っております。

電話での予約再開については、4月1日より再開致しますが

出来れば15時以降にお電話を頂けると助かります。

ハヤシキャストについても、今の所4月初旬にリリース予定となって居り

こちらについても、ご予約をお待ちしております。

CB350Fシリンダーボーリング仕上がり組み立て

タイミング良く仕上がって来たCB350F用1.5㎜OSピストンのボーリング。

復帰最初の作業となり、早速組み立てて

仕上げて仕舞う事にします。

オーナーのご要望により、ピストンリングを

セットし、シリンダーに挿入した状態にして

お返しする事になっているので、ピストンピン

サークリップは片側だけセットしておき

コンロッドに接続後、片側はオーナーご自身で

サークリップを挿入する事になります。

CB350Fのピストンリングはリケン製。

組み付けペーストを塗りピストンリングをセット。

シリンダーに挿入して仕舞います。

これで1.5OSピストン、シリンダー下拵えが完了。

今までこの手のCB350Fourのアフターパーツも

中々無くお困りの方も居られたと思いますが

これでCB350Fourも、まずはピストンの心配は

しなくともよくなったと思います。

今回1.5㎜OSピストンとなった事で総排気量は

370ccとなりますので、そこそこのパワーアップに

なると思いますので、純正キャブレターお場合

MJの変更をし、仕上げてみて下さい。

近日中に発送出来ると思いますので、ご連絡致します。

強化オイルポンプ達

強化オイルポンプ「極み」の製造が、部品の問題から今までのタイプの

製造が一旦終了となる事になり、宝物庫を

整理していた所、過去に作って居た

強化オイルポンプの在庫ローターが数個見つかり

在庫整理の為、全種類を製作来る事にしました。

まずは新型強化オイルポンプ33％増量タイプ

ここではタイプAとするのですが、丁度一個

アゲイン製ミッション用強化オイルポンプの

中古品があるので、セットで製作する事に。

リハビリがてらの内職組み立て作業で

サクサクっと完成、中古品ですがアゲイン製

ミッション用強化オイルポンプも取り付け。

近日中に某Yオクにて出品を予定しています。

ミッション用強化オイルポンプ以外は何時も通り。

タイプA＝CP製新型強化オイルポンプ33%増量。

もうこのタイプはアゲインと競合する為

今後作る事は無いと思いますが、今回は

在庫部品があったので、ついでに製作しました。

次にタイプB＝50%増量タイプの強化オイルポンプ

ハイパワーフル強化オイルポンプの組み立て。

このタイプも最終的に「極み」が出来た事により

そんなに数を作って居なかったのですが

まだローターの在庫があったので、今回製作。

CP製ミッション用大流量強化オイルポンプを

取り付け、フル強化ハイパワー強化オイルポンプ

として仕上げ、本日から某Yオクに出品する予定。

価格はフル強化になりますので￥85,000

送料は無料で出品予定で、作る気があれば

もう1SET製作する事は可能で、次のロットで

製作するかも知れませんが、仕上がりは未定。

で、タイプCとなりこちらが現在の価格で販売が

最後になる強化オイルポンプ「極み」66%増量。

在庫数は残り僅かとなって居り、再販予定は

今の所の予定では8月頃～になると思います。

今回ミッション用大流量強化オイルポンプを

纏めて使ったので、在庫数がかなり減ったので

追加発注をしないと在庫がヤバくなったなぁ…

と言う事で、サクサクっと「極み」を組み立て。

これで現状価格版は最後になり、8月以降から

再販予定の「極み」は価格改定となります。

また、並行して新しく試作で製作しテストを

行う予定の「極みⅡ」の試作品も仕上がっており

CP1号機、CP1.5号機に取り付けてテストを行い

人柱に、RCフォアにも取り付けて貰い、この夏

油温の走行データーを出して貰う事になってます。

「極みⅡ」のスペックは流量82%増量となり

オイルポンプハウジングの加工方法も変更し

今回試作で2パターン製作しました。

ローター厚は22㎜「極み」は20㎜となっており

オイルクーラー無しでの走行を目的に製作。

基本、空冷エンジンなのでオイルクーラーが

取り付けられてあっても、無くとも走って冷やす

と言う根本は同じなので、オイルクーラーが

不要になれば、オールシーズン使えるかも…

と言う目論見で流量を上げた試作品になります。

明日にはCP1.5号機に取り付ける予定です。

机上の計算ではかなり冷える筈ですが

CP1.5号機は524ccなので「極み」とオイルクーラー装着で

狂い咲きの走り方でもオーバーヒートはギリしないのですが

もっとマージンが欲しい所なので、今回試作品を製作しました。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(2)│ │部品 | 企画物

2024年03月21日

予定通りなら今頃手術は終わって居る筈

遺書にはならないと思いますが、今朝の夢見が悪く
「どうせもう死ぬねんから、ええやん」と言う夢だったｗ
予定通りならこのブログが公開される頃には
無事に手術も終わり、麻酔で意識朦朧の中
自室のベッドで寝ている筈です。
どうか、開腹されて居ません様に！

ボツネタ特集と間もなくリリース部品達

今から数年前に開発、試作段階でお蔵入りになった

Z系トロコイド式強化オイルポンプを3個製作。

その内の2個は今でも実機に取り付けてあり

今でも問題無く使えているのですが、試作品の

開発、製作費は1個辺り20万円…3個で60万円。

実用新案登録と言う大人の事情と、お金のある

他社が、強行突破で製作し現在も販売中なのかな？

このZ系トロコイド式強化オイルポンプローターは

今でいうならSDGsなオイルポンプで、計算上

CB400Fourの強化オイルポンプ化で不要になり

余った、純正トロコイドギアーが使われる予定で

ケースだけを試作製作した物になります。

Z1000Mk2に乗って居た時取り付けてました。

でも実用新案登録の壁は越えられないと言う判断で

開発は中止した物になり、世の中にCP製Z系トロコイド式

強化オイルポンプは3個しか存在せず、1個はD-UP社長のZ1

もう1個は友達のJ君のZ1に今でも取り付けています。

次は、SELECTやBEETのリアディスク用

ブレーキアーム（右側のみ）の鋳造用親型。

まぁ付け足した所を加工すれば、SELECTや

BEETの補修用部品にもなるのですが

多分そんなに需要が無いと言う判断でこれも

同じくボツネタになってますし、取り付け用の

部品を探すのも、その加工も面倒なのですが

何より、このタイプのバックステップで

リアブレーキをディスク化する方が

どれだけ居るのか？と言う所になると思うと

余り需要も必要も無いパーツだろうなぁ…

と言う事で、これもボツネタ入りになってます。

後、これは僕のCP1号機でのマイナートラブルなのですが

CP1号機には、アゲイン製乾式クラッチが取り付けてあり

アゲインの乾式クラッチや、8ディスククラッチにはロックナットに

緩み止めのロックワッシャーが入って居らず

過去に一度、純正のロックワッシャーが緩んで

脱落し、クラッチが切れなくなって仕舞い

泣きながら帰った経験があり、その補強パーツで

乾式クラッチ及び及び、8ディスククラッチ用皿バネと

緩み対策品ロックナットと皿バネです。

これはボツネタでは無くて、これからテストをする予定ですが

実績がある部品なのでリリースは可能で、価格はセットで￥1,320です。

後は、純正クラッチ対応皿バネのリプレイス品。

皿バネの張力が無くなり平になって居たり

中には割れていた物もあり、これも廃盤で

一台に一枚しか無いので、貴重な部品です。

コストカットの為OUT SIDEの文字は無し。

一般的な皿バネには2種類あり、軽荷重用と

重荷重用になるのですが、これは重荷重タイプ。

今までこの皿バネが無い事で、余計な物を

某Yオクで購入して来ましたが、もうこれで

余計な買い物をする必要も無く、新品で

純正部品同等の物になり、お値段もお手頃で

一枚￥550+送料で、多分郵便？で発送です。

今クラッチのカスタムに僕がハマって居るので

この辺の部品についても、手配している所になります。

無事に退院したら、一般リリース予定です！

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │治療 | 部品

2024年03月19日

明日から入院手術

明日3月20日（水曜日）午後から予定通り入院となります。
明後日3月21日（木曜日）午後からの予定で手術です。
病名及び症状：胆嚢結石症、胆管炎
術式：腹腔鏡下胆嚢摘出手術
胆嚢結石症の人が胆嚢炎を発症する確率は3%/年と言う
これまた低い確率で見事に当たりました！
僕ってこう言う低い確率の病気に当たる確率が高いのが
持ってる男で、しかも不治の病のくせに死なないし
少々の事でも死なないと言う強運の持ち主ですｗ
退院予定は順調なら、土曜か日曜に退院予定で
退院後2週間程度の回復期間の後、完全復帰を目指しますが
手術中に不味い事が遭って、開腹手術になれば
退院は2週間後位になると思います。
と言う事で恒例の死ぬ死ぬ詐欺の為、明日から暫く不在になりますが
部品発注や発送などはメールや各種SNSで対応は可能です。
まぁ嫁にやって貰うので、時間差はあると思います。
では！そういう事で、行って参ります！

千葉S様CB400Four用FCR修理同調調整

FCRの出火から修理のご依頼でお預かりしたFCRの同調調整。

本当は昨日中に終わる予定だったのですが

軽い罠にハマり、あれやこれやとやっていたら

タイムオーバーとなり本日作業再開となりました。

軽い罠は修理したFCRのMJの番手が#120

だったと言う事で、ノーマルのテスト用エンジンがカブったと言う罠でしたが

MJを交換した所、何の問題も無くエンジンが始動したので

同調調整を行う事がやっと出来る様になった。

目視でスロットルバルブの開度をザックリと

調整したのですが、こんな感じで割と良い線は

行っていますが、結構バラバラですｗ

出火の要因も恐らくですがMJが大きい事で

エアベントからガソリンが漏れ、バックファイアー

などで出火した可能性が考えられますが

何故MJを#120に変更したのかは西と東の差か？

FCRのアイドリングを調整しながら同調調整。

この作業、実機だとメインフレームがある為

かなりやり難いので、FCRの調整なども含め

フルO/Hしたテスト用エンジンを作りました。

僕の手がデカいので、手が入らないと

言う事はナイハズデスが、作業効率は抜群に良い。

エンジンさえ掛かれば、サクサクっと調整。

ほうれ！同調調整はバッチリです。

アナログメーターなので、多少ズレて見えます。

で、これが同調調整完了後のエンジンとFCRです。

ノーマルエンジンでもMJがちゃんとあって居れば

こんな感じで良い感じになりました。

一応マーキングをしておきますが。本当なら

実機で同調調整をした方が良いですね。

エンジンの仕様も違いますが、メーカー出荷時の

バキューム圧はノーマルエンジン同等で

調整している筈なので、このままでも

問題は無い筈ですが、MJの番手は#120で

何れにしても大き過ぎる様な気がしますが…。

と言う事でガソリンを抜いて、乾燥させてから返送する事にします。

神奈川F様CB400試運転

BEETキャストのスプロケハブダンパーが未だ仕上がって来ないので

リアはスポークホイールのままですが

入院前に動体チェックを済ませておきます。

まず試運転前に気になる所をチェック！

スピードメーターが内側に寄り過ぎており

インジケーターに干渉寸前なのと文字盤が

真っ直ぐになって居らず、これもまた

締め付けトルク不足でユルユルになっており

走行中に脱落する可能性があるので増し締め。

恐らくメーター周りは全部だろうと思うので

まずはセットリング取付ボルトから増し締め。

極端な事を言えば、仮締めレベルの締め付け。

僕が気が付いた所は全部締め付けトルク不足で

正直、試運転しても大丈夫なのかと不安もある。

メーター本体の取り付けナットもチェック！

この角度から締め付けて、3回程度は締まった。

今回エンジン、足回り、ブレーキは手を入れ

全体の95%、オリジナルでは無い部分だと

100%締め付けトルク不足だったので

今回まだ僕が触って居ない所の残りは多分

エアークリナーボックスとリアフェンダーぐらい

これでメーターの増し締めも完了したので

文字盤も横一直線になり、インジケーターとの

隙間も確保出来たので、取り合えずこれで

試運転チェックに一っ走り出る事にします。

その前に、空気圧をチェックしてみると

当然減っていたので、前後共エアーを充填。

リアブレーキを付けて無いし、どの道僕には

リアブレーキは使えないし、使わないので

僕には不要な制動システムになりますねぇ…。

リアタイヤの空気圧は1名乗車で2キロ

2名乗車で2.5キロになり、フロントは1人でも

2人でも同じで1.75キロが基準値になります。

体重が50キロでも100キロでも1人は1人です！

試運転に出る前にガソリンを給油します。

ガソリンは勿論ハイオク仕様になるので

ハイオクを入れて、取り合えずこのまま

プラっと近所を一回りして、走行チェック。

何時もの撮影ポイントへ行き、何時もの撮影。

取り合えず問題無く走って来ました。

嫁が「メッキのマフラーカッコええなぁ」と

「何でメッキマフラー1本しか作らなんだん？」

まぁこのメッキかなり上等なメッキなので

単純にコストが掛り過ぎたと言う事なのですが

キャブレターの調整中にエキパイが焼けるかな…？

と心配だったのですが、全然焼け色が入らなかったので

やっぱりコストが高いだけの値打ちはあったのかな？

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │キャブレター | エンジン

2024年03月18日

カウンターシャフト製作打ち合わせ(案)

【カウンターシャフト製作企画案メーカーへの質問】
CB400Fourのカウンターシャフト、2ndギアー焼き付きについて
①2ndギアー焼き付き原因
・オイル管理不足及び油温上昇や圧力、流量低下による油膜切れ。
・他のギアーと違い2ndギアーはメタルタッチ部分が多い事。
・条件としては1stギアーも同じく、メタルタッチ部分が多く
　1stギアーも摩耗する物の、ブッシュ側が減る為焼き付かない。
②現在行っている焼き付き防止対策
・メインオイルポンプの流量を純正比33%～66%に増量し
　そこからミッション側へオイルを分岐させミッションへの
　オイル流量を1.5倍から2倍以上に対策したオイルポンプを
　製作し販売を行っているが、本車両製造から50年が経過し
　既に焼き付いて居る物が多く、カウンターシャフト本体が
　メーカー廃盤である事や中古良品も枯渇している。
③シャフト製作の材質また加工方法による製作コスト差
・当時のメーカー製造品は中空シャフトになっており
　カウンターシャフト加工工程での、オイルライン加工で
　シャフトを中空に加工、若しくは中空製素材を使い
　両サイドをブラインド栓をする事による製作コストと
　完全に中空にせず出力軸側（スプロケット側）を
　貫通しない様な加工方法及び、材質による物でのコスト差など
　また従来品と異なる加工方法、焼き入れによるシャフトの強度について。
・メタルタッチによる2ndギアー焼き付き防止対策案について
　製造メーカーに蓄積された技術力や、カウンターシャフトの
　2ndギアー部分にオイル溜まりの溝を切るなどの案。
　潜在的にある材質的問題なのか？など、他に何かあるかなぁ…？

取り合えずこんな感じでメーカー側へ投げてみる事にします。

千葉S様CB400Four用FCRキャブレター修理同調調整

昨日修理分解、組み立てを行った出火したFCRの同調調整を

CPテスト用398ccエンジンで行います。

テスト用で作った398ccエンジンですが

久しぶりにエンジンを掛けるなぁｗ

バッテリーは常にメンテナンスをしているので

問題は無い筈なんですが、同調調整用の

アタッチメントが折れてたわ！…クッソ！

テスト用エンジンですが贅沢にも

ツインリードバルブレデューサーを付けてます。

テスト用エンジンなので余りエンジンを

掛けない事もあり、オイル劣化防止に付けてます。

火災から復活したFCRをテスト用エンジンに

取り付けて、ガソリンを流し込み漏れが無いかも

チェックをして火入れをするのですが、何故か

#1.4に火が入らないので、プラグをチェック！

むー…プラグカブってるやん…放置してるので

点火系に問題ありか？プラグを掃除して

火花をチェックすると、ちゃんと#1.4に火は

飛んでるし、カブる位なので燃料には問題無い

#1.4なのでやはり点火系に問題あるのか？

一応テスト用純正キャブを取り付けてみて

問題の切り分けをする為に確認をします。

結果は、同じで#1.4に火が入らないので

点火系の問題だと断定しましたが

プラグに火、飛んでる事が厄介です…

取り合えずプラグチェッカーでプラグの具合を

確認したのですが、プラグ本体には問題は無く

しっかりと火花が飛んでいる事は確認出来ました。

えー…と言う事はテスト用エンジン側の点火系が

余りよろしく無いと言う事になるのかぁ…。

原因調査が面倒臭いなぁ…と思いながら

#1.4のコイルを交換するも変化は無く

火花も変わらずちゃんと飛んでいるので

プラグでもコイルでも無い事は確定！

一応念の為、点火系を全て再チェック！

何処も問題が無いので、点火時期もチェック！

そのついでに諸々のチェックをしたのですが

症状は変わらない処かとうとうエンジンが

始動しなくなったので、これはきっと

あれかも知れないなぁと思いながら

キャブ側をチェックする事にするのですが

今簡単なチェックが出来るエンジンと言えば…

そう！神奈川F様のCB400のエンジン！

申し訳ないのですが、ちょっとだけ借りて

FCRを取り付けさせて貰い、作動チェック！

全然問題無くエンジンは始動するので

キャブ側は問題無い事もこれで確認出来た。

で、何やかんやとテスト用エンジンのチェックを

やっていたら、プラグが全部カブっていたわ…。

で、プラグを掃除してエンジンを始動させると

何の事は無い…ちゃんとエンジンは掛かる…でも

アクセルを開けるとエンジンストールするので

やっぱあれかぁ…と言う事になり、まずはJNの

クリップ位置を確認してみると、クリップ位置は

以前設定した一番上になっており問題無し

MJはエンジンの仕様から#115を取り付けたので

テスト用エンジンはノーマルエンジンだし

神奈川F様のエンジンは398ccベースの458cc。

で、MJを取り外してみると458ccでも濃い目の

MJは#120が入っていたので、これだわ…。

僕の524ccエンジンのFCR33Φでも濃い目の

番手でセッティングしてあり#120を使っているので

ノーマルエンジンには濃過ぎるよねぇ…

それにしても西と東ではセッティングに違いがある感じなのかなぁ…。

取り合えず同調調整の間はMJを下げて同調調整をするのですが

MJは変更されていましたが、ASやPSは多分触られて居ない感じなので

これで明日再度FCRの同調調整を行います。

と言う事で、今日はここまでで終了です。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │キャブレター | エンジン

2024年03月17日

大手国内自動車メーカー不正問題のある意味ありがたい余波

大きな問題になった国内大手自動車メーカーの不正により
自動車部品製造メーカーやその子会社などにも
大きな負担が掛かって居る中、ここに来て
部品製造メーカー側も大きく舵を切る方針を模索しているらしく
国内大手メーカーの仕事だけじゃなく
我々の様な小口の注文にも、耳を傾けてくれる様になり
正直、エンジン部品等の製造に関しても前向きに
検討して貰える様になっている今がチャンス！
CB400Four398cc用クランクやカウンターシャフトの製造も
今までは門前払いに近い回答だったのですが
ここに来て遂に！話を聞いて貰える事になっています。
部品を作るなら、今がチャンスかも知れませんね！

結婚しても恐怖の姪からのメッセージ

昨晩の事、20時頃にメッセージが届いていたのを24時位に気が付いて

仕方なく取り合えず返信してみた所

車のパンク修理は出来るのか？と言う内容で

その気があれば出来ん事も無いと返信…

その気になってパンク修理をやれとの事…

もうゲ～出そうな位ですが、仕方が無いので

姪の旦那の車のパンク修理をする事になった。

こいつ、結婚しても叔父である僕の事を

只の便利アイテムとしか思って居ない節がある！

これじゃぁ僕は死ぬまで姪からの恐怖メールから

逃れる事は出来ないと言う事になりそうだし

そもそも僕の店の近くに引っ越して来た時点で

こう言う事を想定しておくべきだったわ…。

まんまと姪の策略にハメられている事が悔しい！

しかも5月には女の子が生まれるので、これまた

この血筋の女なので、姪の子供の自我が

芽生えた時、只々恐怖しか感じていない…。

まぁそれまで僕が元気で生きていると言う保証は無いけどなｗ

カウンターシャフト、2ndギアー製作企画始動

国内大手自動車部品製作メーカーは今まで、そんな小口の仕事なんて

お断りレベルの回答だったのですが

何処も今が転換期と考えている様で、今回

カウンターシャフト製作企画にも前向きな

回答を頂き、取り合えず見本を送る事になり

焼き付いて使えない物と、中古良品の

2セットをメーカーに送る事になりました。

この企画もこれでやっとスタートラインに立てた。

これからメーカー側とカウンターシャフトの

製作に向けて話を揉んで行く事になります。

令和のメーカーの技術力が昭和の部品の

ウイークポイントをカバーして貰えるような

設計や強化品的な案も出し合いながら進めます。

今はパーツリストの23220-377-000(010)

カウンターシャフトCOMPでの製作を

検討している段階になりますが、ベアリングや

25㎜のスラストワッシャー、カラーなども

前のめりに製作する気がある感じなので、こちらとしてはなるべく

コストを抑えたい所もあるので、カウンターシャフト本体と

2ndギアー、25㎜ワッシャーの製作を優先的に考えてます。

設計費用、材料費用、製作コストがどれ位掛かるのか

製作ロット数が何セット位からなのかなど

今は物凄く不安なので、どうすれば製作コストを下げれるのかなどを

これからメーカー側と話を揉んで進めて行く事にします。

FCRキャブレター出火からの修理依頼

出火して仕舞ったFCRの修理と部品交換の

ご依頼で、以前からご相談を頂いて居り

先日FCRと交換用部品が届き作業を開始。

出火した原因は分かりませんが、幸いにも

大事にならず、しかも消化も迅速に行い

消火器を使わずに済んだ事でFCRへの

ダメージも、最小限で済んだ事ですが

作業的に面倒な#4側のダメージが酷く

一番手間が掛かるパターンですが

ここはポジティブ思考で行きましょう！

一度はオーナーご自身で、部品交換に

チャレンジした物の、手に負えなかったらしく

以前からメールでご相談を頂いておりました。

スロットルバルブが硬く動かなかったので

FCRのボディが歪んで居るのかと思いましたが

どうやら発送時に仮復旧をした際に、ボルト類を仮締めしてある事で

スロットルバルブが動かなくなっていただけだったので一安心。

メールでのやり取りで、オーナーはボディが

外れない…と仰っていましたが、ボディのボルトを

外すだけでは、FCRの分解は出来ずこの

ストップスクリューを取り外しリンクアームから

スロットルシャフトを抜き取らないとFCRの

分解は出来ないのですが、この部分の部品は

同調調整も兼ねている事から、何かと面倒で

#1.2側と#3.4側に分けて分解できるのですが

スロットルシャフトを引き抜く為には

ストップスクリューを全部分解しないと

#4のボディが抜けないので手間なんですよね。

フラットバルブも取り外して仕舞います。

スロットルシャフトを引き抜き、他にも出火の

ダメージが無いかをチェックして置きました。

リンクアームにはダメージが無いので良かった。

これでエアベントチューブやフューエルラインの

Tジョイントが交換が出来る様になるんです。

これが#1側なら、この様にスロットルシャフトを

抜かずに部品の交換作業が出来るのですが…。

本当はここまで分解するなら、手間は同じなので

フルO/Hがお勧めなのですが、まだボディの

摩耗も少ないので、まぁ今回は出火後の修理が

一番の目的と言う事にウエイトを置き分解。

ボディに出火した時のススが付いていたので

キャブクリで洗浄、内部の洗浄はNGです。

部品交換でキャブの組み立てには、交換用部品に

高級なフッ素グリスを塗って組み立てをします。

このエアベントTジョイントのUリングや

フューエルラインTジョイントのOリングに

しっかりとフッ素グリスを塗って取り付け

これで#3.4間の溶けた部品交換は完了です。

後は同じく溶けたリンクレバーや樹脂製カラー

ゴムキャップを交換して元通りに復旧します。

ボディー側にはニードルベアリングがあり

スロットルシャフトも含めフッ素グリスを

塗ってスロットルボディに差し込みます。

各トーションコイルスプリングをセットし

スロットルシャフトの動きがスムーズな事を

確認してから、ボディの六角穴付きボルトを

平均に締め込みながら、ボディが歪まない様

スロットルシャフトをセットする事がコツ。

動きがスムーズならOKでスロットルバルブを

ストップスクリューで仮止めして仕上げます。

これで出火でダメージを受けた全ての部品の

交換が完了しましたが、後はこのFCRの

同調調整をやるのですが、実機で同調調整を

行うのはかなり困難なので、後日テスト用

エンジンに接続して同調調整を行います。

正直、新品のFCRを何処でもポン付けしてますが

エンジンの調子次第で、同調は多少なりズレてますし

メーカー出荷時のセッティングは、スロットルバルブの開度や

公正された機械で管理をしている為、個々のエンジンに完調なFCRを

取り付けるのであれば、実機で同調調整を行う方が

エンジンに取っては、より良いガソリンの供給をします。

peke_cb400f at 13:20｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | キャブレター

2024年03月16日

レギュレートレクチファイアー発電電圧と出火リスク

店のエアコンが故障して仕舞い、暖房が全然効かず
底冷えする店内で、作業をしているのですが
多分今年も又、あっという間に熱くなると思うので
クーラーは効くのかも心配ですし、精密な計測機器があるので
事務所の温度は一定に保っておく必要があるので
早々に修理、若しくは新品に交換する予定です。
実は自宅のトイレも調子が悪く、自動洗浄とか色々な機能が
あるのですが、時々流れなかったり、便座の温度調整もおかしく
色々なトラブルが出て来たので、INAXの便座に交換する事に
なったのですが、この時期何処も忙しく工事予定が来月との事。
何でもINAXの商品も来月から値上がりするらしいので
まぁ便座交換のタイミング的には良かったかなぁ…。

神奈川F様CB400純正キャブレター調整

火入れも終わり、エンジンやFCRキャブレターの調子も良く

後は発電系をレギュレートレクチファイアーに

変更してから、純正キャブの調整を行います。

FOUR ONE製ACGコンバージョンキット付属の

レギュレートレクチファイアーのカプラーですが

FOUR ONEの説明書にはメインハーネス側の

カプラーを交換する様になって居るのですが

後のメンテナンス性や部品交換などを考えると

僕はレギュレートレクチファイアー側の

カプラーを交換する事にしているので

取り外した純正のレクチファイアーから

カプラーを取り外して交換する様にしています。

例えば、このレギュレーターがパンクした場合

他のレギュレートレクチファイアーに交換する際

CB400Four用のカプラーになっているだろから

その方がもしもの時、簡単に交換が出来るから。

これでレギュレートレクチファイアー化になり

発電、充電系はMFバッテリー対応になりました。

発電量は純正の方が電圧は高かったなぁ…

バッテリー電圧との誤差は0.5V程度なので

様子を見るしか無さそうですが、僕の車両は

以前作ったMade in JAPAN製の物を使っており

バッテリーもMFバッテリーなので

発電量はアイドリングでも5,000rpmでも

15V程度の発電量にしているのですが

今、各部品量販店などで売られている物

量産品のレギュレートレクチファイアーは

発熱から出火するリスクを下げているので

発電量はMade in JAPAN製よりもその辺が劣り

価格面からもリスク的にも海外製OEMに

なる事は仕方が無い発電電圧の様です。

こういう時にはテスト用のレギュレーターを

接続して確認をするのですが、この車両の場合

カプラー化されて居る所が多く、抵抗が多いのか

0.5V程度発電量が上昇する程度なので

この電圧は、仕方が無いのかも知れないなぁ…

因みに純正のレギュレーター取り付けナットも

締め付けトルク不足だったし、メーターセットリングも全然締まって居らず

今回触った所全てが締め付けトルク不足なので

多分車体全部のボルト、ナット類を確認しないと

走って居る内にポロポロと部品が脱落して行くんじゃないかと思う位で

どうすりゃいいのかと思って居る所です…。

と言う事で次の作業に取り掛かります。

FCRキャブレターから純正キャブレターに

取り換えて、純正キャブレターの調整です。

多分純正キャブを使う事は無いと思うのですが

オーナーからの作業依頼なので

FCRを取り外し純正キャブの同調調整。

純正キャブを付けるのでレデューサーは邪魔。

FCRと一緒にレデューサーを取り外し

純正キャブを取り付けて、同調調整。

でもエンジンが全然掛からないので

色々とやっていたら、スローが全然ダメで

チョークを引っ張って、アクセルを開けて

エンジンがやっと始動したので、あー…

これ、ドツボやなぁ…と思いながら

それでも何かの具合で、復活するかも！と

逆らってはみた物の…全然ダメで

しかもバキューム圧も全然出て無い…

これはもう諦めて、純正キャブを分解か…

と思いつつも、諦めが悪いので何とか

色々と手を尽くしてみた物の全然ダメ…。

エンジンの調子も絶不調で、どう考えても

スローが仕事をしていない様子なのですが

恐らくこの先使わないであろう純正キャブを

何処まで手間を掛けるのかと言う葛藤…

使わないだろうからと勝手に思って

適当な事は出来ないので、それでも何とか

このままの状態でならないかと

手を尽くすも…もうダメ…

アイドリングしないし、同調は全然出ない。

この時点でポキッと心が折れたので

諦めて純正キャブを取り外しました…。

一体どう言う事やねん！と思いながら

純正キャブのフロートチャンバーを開けると

クッソ！油面全然高過ぎやん…

しかもフロートチャンバーのナベネジも

全然締まって居ないので、これでよく

ガソリンが漏れなかったもんだと思った。

一体この車両、誰が何処までどう

触ったんだろう…マジで怖いなぁ…。

案の定スロージェットも締まって無かったわ…

念の為スローの通路を洗浄、このキャブ

かなり手を入れてある感じなんだけど

何にも信用出来ないキャブだよなぁ…

多分触り出したら、全バラしないと

本当はダメなのかも知れない…。

同調が取れたら、もうこのキャブは

これ以上触りたくない、悪い予感しかしない。

で、ASを調整してキャブを車体に取り付け。

ほれ！ちゃんとアイドリングするやん！

何なんこれ…もう勘弁して欲しいと

マジで思って仕舞ったけど

まぁこれで仕事が一つ片付くからと思い

同調調整を再開する事にしました。

いい加減エンジンも温まって居るので

チョークレバーを下げてもアイドリングは

安定しているのですが、同調は全然ダメ。

これをここから調整をして行くのですが

何の事は無い、さっきまでの苦労は一体

何だったんだろうと思う位

サッとバキューム圧も上がり

同調も綺麗に揃ったわ…。

まぁ急がば回れと言う事でした。

そもそも取付いていたキャブなので

それなりに使える物と思い込んでいた僕も悪いよね。

今までこんな事は山ほどあったのにｗ

これで純正キャブは取り外してFCRに戻しました。

純正キャブはガソリンを抜いて、フロートチャンバー内を

乾燥させてから梱包します。

これで明日にでも試運転に出ようかなぁ。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │電装品 | キャブレター

2024年03月15日

北陸新幹線金沢－敦賀間開通

明日3月16日（土曜日）に北陸新幹線金沢－敦賀間が
開通するので、100年に一度と言う大イベントへ行こうと
嫁に「敦賀行かへん？」と4回位聞いたのですが
返事は「レオとちゃPが居るから行かん」と言う返事…。
僕はブルーインパルスも来るので行きたいのですが
嫁は「どうせ人一杯で、道も混むやん…」と言う…。
そりゃぁお祭り騒ぎに行くんやから人も道も混むのは覚悟。
何よりブルーインパルスを生で見られるチャンスやのに…。
一生に一度しかない行事なのに、一人で行ってもつまらんし
二人で行くからええのに…老犬の介護を優先するらしい。

神奈川F様CB400バッテリー充電火入れ

サルフェーション充電を限界の48時間行ったのですが

終わらないので、強制終了となりました。

バッテリーの使用開始年月日が2020年

7月31日からの使用と記載されているので

使用期間は4年弱と言う事になります。

パルス充電サルフェーションが48時間以内で

完了しなかったので、希硫酸が減っており

アッパーラインまで希硫酸を追加します。

これで2Aで通常充電をやってみる事に。

パルス充電では60%しか充電出来てないので

バッテリー自体もそろそろ限界に近い感じ。

最近のバッテリーは目一杯頑張って突然死…

と言う作りになっており、弱くなったら交換時期。

取り合えず、通常充電を開始したので

今日の火入れは出来ないかなぁと思って

他の作業の準備をしていて、気が付いたら

多分物の1～2時間位で充電が終わっていた。

48時間のサルフェーション充電の効果なのか

早く終わる充電には二種類あって、新品の場合と

もう限界が近く、充電を受け付けないバッテリーの

二種類があり、このバッテリーは後者だと思う。

まぁ車両側の発電に関してはFOUR ONE製の

ACGコンバージョンキットにしたので

問題は無い筈なので、後はレギュレーターと

レクチファイヤーが純正なので、これを付属の

レギュレートレクチファイアーに変換すれば

MFバッテリー仕様になるので、今後使用する

バッテリーはメンテナンスフリーが使える。

所でこのトグルスイッチの役割は何だろう？

と思い、恐る恐るスイッチを入れると

ヨシムラのマルチテンプメーターが起動！

何のスイッチかと思ってビビるやんｗ

何でIGONで起動する様にしてないんだ？

と思ったし、時計を合わせてもリセットされるので

バックアップ用電池切れか、それとも電池を入れていないのかな？

で、バッテリーを接続したので何時もの様に実圧縮圧力を測定。

398ccエンジンなのですが、平均実圧縮圧力は0.9Mpaとちょっと低い。

当たりが付けば、もう少し上がると思います。

プラグも新品に交換して取り付けます。

エンジンO/H直後のプラグはカジリ易いので

スレッドコンパウンドを塗ってから

ちゃんとトルクレンチで締め付けますが

最初は絶対に緩むので、試運転中に増し締め。

FCRにガソリンを流し込み、エンジン始動の

準備がこれで全て整いました！

セルを3回程回すと、約3ヵ月ぶりに無事

エンジンが始動しました！

点火時期を調整して、アイドリングを調整。

取り合えず純正のレギュレーターでも

発電量は安定していますが、後でFOUR ONE製

ACGコンバージョンキットに付属されている

レギュレートレクチファイアーに交換します。

オイル漏れが無いかをチェックし問題無く

これで今回の作業依頼の9割は完成しました。

クラッチがパワーレバーなのでクラッチの

調整が中々厳しく、遊びが取れなくて

ワイヤーが結構パツンパツンの調整になった。

これで後は一旦FCRを取り外し、純正キャブを取り付けて同調調整をして

FCRに戻し、リアホイールが出来上がるまで位を目途に試運転します。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │電装品 | エンジン

2024年03月14日

旧Twitter、Xサブアカウント乗っ取り

以前作ったXのサブアカウント（旧Twitter）が
先日乗っ取られて仕舞って、どうしたら良いのか
全然分からないし、まぁXなんて全然使って無いので
どうでも良いのですが、乗っ取られるって言う事が
腹が立つので、何とか取り戻したい様な…
でもサブアカウントなのでどうでもいい様な…
まぁXのメインアカウントも、僕が裁判を起こすかどうか
相手側との連絡手段でしか使って無いので
体調が回復すれば、代理人同士の話し合いになると思うので
Xのアカウント自体、どうでも良いんだけどねぇ…。

神奈川F様CB400火入れ

バッテリーのサルフェーション充電が終わらないので

今日のエンジン始動チェックは延期です。

サルフェーションも48時間で終わらなければ

このバッテリーは少々お疲れ気味のバッテリー

と言う事になりますが、48時間後に2Aで充電し

恐らくフル充電にはなると思いますので

それから火入れチェックをする事にします。

千葉T様CB400Four代替カウンターシャフトO/H

前回お預かりしたミッションのカウンターシャフト2ndギアー焼き付きの為

作業が中断していたのですが、先日代替の

カウンターシャフトが届いたのでチェックして

問題が無ければ、O/H作業を進める事にします。

見た感じはかなり状態は良く、問題の2ndギアーの

焼き付きも無い感じで、中々良いO/Hベースの

カウンターシャフトだと思います。

と言う事で、早速分解に取り掛かります。

サクサクっと分解をして、念の為もう一度

焼き付きが無い事を確認し、問題無く使える

カウンターシャフトだと言う事で

2ndギアーと共に、このカウンターシャフトを

使って、仕上げ作業に取り掛かります。

まずは圧入されているカラーとベアリングを

油圧プレスで抜き取ってから最終チェック！

2ndギアー部分が焼けていないので

まず大丈夫だと思うのですが、過去に一度

軽く焼きが入っていた物のあったので

分解しないと、安心出来ないのも事実です。

でも幸いな事に今回のカウンターシャフトには

焼き付きは勿論の事、焼き色も無く綺麗な状態。

これなら安心して使えるので2ndギアーと

カウンターシャフトの洗浄をやって組み換えが

出来るので、2ndギアー以外はメインシャフトの

ギアーに合わせて、全て交換する事にします。

このカウンターシャフトと2ndギアーの

中古良品が枯渇して来ている事から

アゲイン松永社長とCPのコラボ企画で

カウンターシャフトASSYを製作する方向で

現在お話をしている所になります。

カウンターシャフトのオイルラインは

カラーの孔と位置を揃えて圧入する事で

余計な油圧が掛からず、スムーズにオイルが流れ

オイルシールやOリングからのオイル漏れ

リスクを減らすので、ここも大事なポイント！

ベアリングとカラーを圧入し、ベアリングと

カウンターシャフトの交換が完了しました。

後はギアーを組み込んで完成となりますが

5thと6thギアードグの摩耗度合いを比べた所

代替品の方が若干ですが、程度が良かったので

5thと6thギアーは代替品の物と交換して組み立て

これでやっとミッションベアリング交換と

ギアーO/Hなど諸々の作業が完了！

今後はこの様な事にならない為にも

メイン強化オイルポンプとミッション用

強化オイルポンプを必須アイテムとして取り付ける事をお勧めします。

もう焼けて仕舞っているカウンターシャフトは

この先アゲイン&CPコラボで製作し、提供する事に出来る様にする予定。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │エンジン | 部品

2024年03月12日

右手負傷…今月残り一週間

明日の定休日は5時起きで姫路まで行き
頸椎、後縦靭帯骨化症の経過観察の診察です。
もう息子も大阪に帰って来ているので
姫路まで診察に行く理由も無くなったので
地元の掛かり付け医で経過観察をして貰おうかと思っており
明日はその相談も兼ねた診察に行って来る事にします。
今、半年に一回の経過観察の診察なのですが
朝4時半起きの5時出も、そろそろしんどくなって来た。
来週には、今息子が勤務する病院に入院、手術となるので
今月僕に残された時間は後一週間しか残ってない！
この一週間で、溜まった仕事を終わらせないと！

神奈川F様CB400FCRキャブレター、点火系取り付け

入院前の今週中の火入れを目指して鋭利作業中の神奈川F様CB400。

いよいよ今日は、キャブレターの取付と

ウオタニの取り付けを行い、火入れ準備！

まずはウオタニの取り付けから開始します。

問題はコントロールユニットの設置位置で

最終的にどうしようも無かった場合は

エアークリナーフィルターが無いので

BOX内に入れるのもアリかなぁと思いつつ

メンテナンス性も考えて接地したいと思っており

あちこち置いてみたのですが、結局の所

FCR化したので、エアクリーナーフィルターを

取っ払った、エアクリナーBOX内にベルクロで

固定する事にするしか、やっぱり場所が無い…

取り付け位置が決まったので配線を切断し

カプラーに入れて配線の長さを調整しました。

不足の両面テープを使うと、メンテナンス性が

非常に悪くなるので、ベルクロでBOX内に固定。

チャンネルはエンジンの仕様データーに基き

レブを5chにして11,000rpmでレブリミット

進角を2chにして4度遅らせました。

レブ自体は、ギア抜け時に対応する為の設定。

ベルクロで固定してあるので、チャンネル調整は

ベルクロからユニットを剥がし、手元で調節が

出来る様に、メンテナンス性を考えた配線の

長さで調節してありますし、隙間に小物も入る。

次にIGCにシリコンコードを接続して

プラグとプラグキャップの長さを調節して切断し

キャップをねじ込むのですが、時々この

プラグキャップをねじ込まずに、ただ単純に

差し込んでいるだけの状態の物を見るので

プラグキャップを引っ張って抜けない事を

ちゃんと確認しないと、せっかくのウオタニが

無駄に電流がリークして仕舞う事もあります。

これでウオタニの設置が終ったので、FCRの

取り付けに掛かるのですが、純正スロットル

ワイヤーの取り回しが、FCRを取り付けると

短くなるので、〇の正規の位置から抜き取って

ヘッドライトステーと、インナーチューブの

間を通さないと、短くてFCRに届きません。

しかも純正ワイヤーの引き側は、ねじ込みでは

無い為、FCRに取り付ける為にはワイヤーの

根元からバラシて、FCRに取り付けないと

ねじ込めないので、かなり面倒な作業になる。

と言う事で、ここまで出来たのでFCRをセット！

アクセルワイヤーを接続し、これでエンジンと

吸排気系、点火系全ての作業が完了したので

後は火入れ準備の為、バッテリーを充電し

明後日の火入れに備えて準備をしておきます。

火入れが終わったら、一旦FCRを取り外し

純正キャブの同調調整をこのエンジンで

行う事になっているのでそれが終われば

納車までの間、試運転をする事になります。

でも昨日配線の取り回しが悪かったので

手直しをしている時、手が滑ってシリンダーを殴って仕舞い

今日は右手が腫れ上がって仕舞い、かなり痛みがあったのですが

残りの時間も少ないので、我慢して作業してました…。

まぁ今日はそんな事もあり、ここまでで終了です…。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │キャブレター | 電装品

2024年03月11日

CB400Four用ハヤシキャスト予約開始

【ハヤシキャスト予約開始のお知らせ】
間も無く2024年分のCB400Four、CB350Four用
ハヤシキャスト100セットが完成する予定になりましたので
CPでも予約を受け付ける事に致します。
予約に関しては、現在私事ですが、体調不良の為
3月一杯は通常営業を行っておらず電話ではお受けできませんので
メールや各SNS、FAXでお伺いいたしますので
よろしくお願い致します。

名古屋からのご来店

昨日の定休日は、名古屋からのご来店予告を頂いたので出勤ｗ

C7のリュウさんと、C4のみーちゃん！

何時もの二人組がご来店され、退院祝いに

お昼ご飯をごちそうになりました！

当然ですが、その後はみーちゃんの

「お悩み相談室」が開催され、悩めるみーちゃんのC4の問題を

全て解決した俺！ホントなら先っぽだけでもレベル以上の

仕事をしたので、今度「お悩み相談室」が開催された時は

根元までの約束をさせて頂きました。

寒い中、遠い所から定休日にご来店頂きありがとう御座いました。

多分とばっちりで一番迷惑だったのはRCフォアの方だったと思いますｗ

神奈川F様CB400エンジン仕上げ

先日のクラッチ部品の件も解決したので、エンジン組み立て作業を再開！

エンジンの仕上げ作業に取り掛かります。

まずはクラッチの組み立てからです。

カウンターシャフトの焼き付きもですが

クラッチカラーの焼き付きもあったこのエンジン

今回クラッチカラーはNOS品に交換して

組み立てる事になるのですが、今回は

フル強化オイルポンプ「極み」を導入したので

この様な焼き付きは起こらない様になります。

また、現在アゲイン松永社長とも話をしており

カウンターシャフトの焼き付きが多く

中古良品の在庫も枯渇して来ているので

カウンターシャフト製作に向けても動いてます。

この焼き付きに関しては、オイル管理云々と

言う問題もありますが、そもそもオイル流量や

アイドリングなどで起こる油巻き切れが

主な原因になり、焼き付きが起こるので

例えノーマルエンジンであってもミッション系の

油膜切れは起こって仕舞うのがこのエンジンの

弱点になる事から、強化オイルポンプは

必須アイテムになると思ってます。

純正クラッチプレート、フリクションディスクを

組み立てて、クラッチレリーズ関係も交換して

カバーを取り付けて、これでR側が仕上がった。

後はオイルパンを取り付ければ

エンジンの作業は完了となります。

これでエンジンオイルを入れ、まず漏れませんが

オイル漏れが無い事をチェックして

吸排気系、点火系を仕上げに掛かります。

オイル漏れも無いので、CP製機械曲げマフラーで

コストが高くて、たった一本しか作って居ない

機械曲げメッキマフラーを取り付けようとしたら

マフラーブラケットの取付穴が滅茶苦茶ズレて

全然取り付けられないので、在庫で取っていた

マフラーブラケットを取り付けました。

恐らく出来の悪い社外品の物で、長穴にも

加工されていたので、相当精度が悪い物。

CP製マフラーブラケットに交換したら

何の苦も無く、ピッタリフィットした。

純正マフラーも再販されているのに

マフラーブラケットがこれじゃぁダメだ。

只今追加で製作中ですが、もうこれで在庫が

完全に無くなったので完成まで暫くお待ち下さい。

純正マフラーの様に二重管では無いので

メッキに焼けは入ると思いますが、FCRキャブの

セッティングを少し濃い目にする予定なので

多少は焼けも少なくなると思います。

次にBEETのバックステップを取り付けます。

取り付けに際して、チェーンカバーが邪魔なので

一旦取り外して、取り付けるのですが

取り付けの際、フレームにクランプするので

フレーム保護の為、ゴムを巻いたのですが

これじゃぁ全然取り付けられないので

フレーム保護は諦めて、直付けするしか無く

保護を試みた努力だけでもご理解下さい。

チェーンカバーとのクリアランスも調整して

L側のバックステップ取付は完了しました。

次にR側バックステップ取付ですが

ブレーキスイッチの配線が過保護過ぎて

邪魔なので過保護な延長部分は取り外しました。

僕の試運転用にと77'ステップも取り付け。

リアブレーキはBEETのスプロケハブダンパーが仕上がるまで

当分使えませんが、試運転には問題ありません。

まぁ基本的な事ですが、僕はリアブレーキを使えないので…

キックシャフトも使えませんが、飾りで取り付けて置きます。

作業中に手をエンジンで強打したので、今日はもうこれにて終了です…。

PS：マフラーブラケットの仕上がり予定は4月初め頃の予定です。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | エンジン

2024年03月09日

CB400Four用クラッチ

府道沿いの店の横にある直角三角形みたいな土地が
売りに出されていたので、買ったろうと思い
売主に値段を問い合わせてみた所…
あんな変な土地でも、一千万超えてたので
あほ臭！っと思って、土地を買うのは止めました。
今店の前はワンルームマンションになってますが
数年前その時の土地の価格が、三千万だったので
利用価値が低いと思われる様な所でも一千万越えって
どないやねん！って感じやし、店の横の土地も
「売ってくれ」と言ってるのに売ってくれないし！
お金持ち、土地持ちには敵わないねぇ…。

東京S様CB350Four用シリンダー内燃機加工送り

シリンダーに塗装された耐熱塗料を剥離する為に

リムーバーを掛けてからラップで巻いて

暫く放置していたのですが、気温低過ぎ！

リムーバーが乾燥しない様にラップで

シリンダーを巻いていたのですが

耐熱塗料は余り取れては居なかった…。

でも多少は軟らかくなっている筈なので

リムーバーを洗い流し、一旦ウエットブラストで

荒仕上をやってみる事にしました。

耐熱塗料をブラストで剥がすのに

少々時間は掛かりましたが、何とか取れた！

これで次のステップに進める様になったので

シリンダーの仕上げ作業に取り掛かれます。

と言う事で、作業時間云々と言うよりも

塗装剥離放置時間の方が掛かってますが

仕上げのウエットブラストも出来上がり

シリンダーは綺麗に仕上がりました。

フィンには少し欠けや、打痕はありましたが

どれも使用には問題無い程度です。

CB350Fのシリンダーは一ヵ所だけヘッドとの

連結用M6ネジが切ってあり、ねじ山チェック！

ねじ山にも問題は無いので、歪チェック！

計測結果は、許容範囲内の3/100以下なので

平面研磨が無いので、お財布に優しい

シリンダーで、とても良い子でした。

これでオリジナルCB350Four用1.5㎜OS

ピストンとシリンダーを内燃機加工送り。

この時期内燃機屋さんは込んで居るので

仕上がりに少々お時間を頂いております。

テスト用8ディスククラッチ部品入荷

現在構想中の純正風8ディスク用部品の一部が入荷。

加工は絶対に必要になると思うのですが

なるべく最低限の加工で済む様な方法を

これから考えて行く事になります。

取り合えずテスト加工をして8ディスクを

組み立てて、8ディスク化は出来ましたが

このままではクラッチが切れないと言う

事も分かって来たので、クラッチセンターを

再計測して加工する部分と寸法を測定。

純正クラッチセンターを加工するか

テスト用クラッチセンターを加工するか

どちらが良いのかを検証中ですが

なるべく純正側は加工したくないと

思って悩んでいたのですが

テスト用クラッチセンターの加工が色々な面で障害があり

純正クラッチセンターをテストで加工してみる事にしました。

神奈川F様CB400用クラッチ洗浄センター組み換え

CB350Four用クラッチセンターの件で、オーナーと打ち合わせ。

クラッチセンターがCB350Four用とは知らず

手に入れたとの事だったので、既存の物を

手入れして、部品のみ交換する事になったので

早速分解をして、まずはこの錆なのか

オイル焼けなのか分からない汚れを除去して

クラッチセンターの部品を組み換えます。

汚れは中々簡単には落ちない汚れでしたが

何とかここまで綺麗に落とせたのでOK!

後はクラッチセンターの部品を交換し組み換え。

既存の物ですが、これでエンジンにクラッチの

組み付けが出来る様になりました。

幸いにもダンパーゴムのガタ付きは少ないので

クラッチアウターはこのまま使用します。

月曜日にはエンジンが仕上がると思うので、来週には火入れ予定です。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(2)│ │エンジン | 部品

2024年03月08日

CB400Four398専用クランクシャフト製作企画案

メーカー廃盤のクランクメタル製作企画に続き
拘りの部品として、398cc専用クランクシャフトの
製造企画のお話にも発展しており、現在製作に向けて
メーカーと協議を行う予定になっております。
既に6月頃に販売予定の純正OEM製バルブセット（バラ売り可能）も
販売に向けて、製作中になっており予定販売価格も
かなりお手頃な価格に設定しております。
398cc専用クランクシャフトはストローク48.8㎜となるので
違法な398登録車では無く、CB400FEエンジンでも
正規の398ccとして登録が出来る事や、398ccオーナーも
予備のクランクシャフトとして需要が見込める事や
既に398ccクランクシャフトを破損して仕舞い
止む無く408クランクシャフトを
使用しているエンジンも多くある事から
今回398ccクランク製造（案）として企画しております。
恐らくこの先々を考えると、398ccシリンダーや
シリンダーヘッドの製作もありえるかも！知らんけど！
作るにしても、カワサキZ1，Z2のシリンダーヘッドみたいに
数量限定にした方が良いかなぁ…？

東京S様CB350Fourシリンダー

先月から販売が開始されたCB350Four用オリジナルピストンキットの

1.5㎜OSピストンボーリングのご依頼と

歪計測を含めた、シリンダーの手入れや

ウエットブラスト仕上げのご依頼作業です。

1.5㎜OSになるので48.5Φ、369.48ccとなり

まぁザックリ言えば370ccになります。

今までCB350Four専用STDからOSの

ピストンキットは無かったので

この先CB350Fourのエンジンもこれで安泰。

S様から送られて来たシリンダーに少しだけ

ベースパッキンが残っていたので

リムーバーで溶かして完全に除去します。

シリンダーOリングも完全に硬化しており

ポロポロと割れながら何とか取り除きました。

これで洗浄して、ウエットブラストで仕上げ

歪測定を行い、内燃機屋さんへ発送です。

シリンダーのブラストにはかなりの時間が

掛かるので、時間の余裕と体力がある時に

サクサクっと仕上げて仕舞おうと思い

ブラストに取り掛かりましたが

オイル焼けもありますが、シリンダーフィンに

耐熱塗料で塗装されているので

それが全然取れないので、一旦ブラストは

中止して、水洗い後にエアブローで乾燥させ

汚れが落ちていない所をチェックすると

やはり耐熱塗料の上のオイル焼けが

酷く残っているので、リムーバーをぶっ掛け

塗装を浮かしてから、再度ブラストを

当てるのですが、この時期冷えているので

リムーバーを掛けても中々耐熱塗装は

浮いて来ないので、リムーバーを丸毎一本

使って、かなり時間を置いてから洗浄。

本当はこの時期はラップを掛けて置くのが

強い塗装には良いのですが、これで塗装が

浮いてくれればラッキーだなぁと思って

一旦洗浄してみる事にしましたが…

オイル焼けは落ちたのですが、肝心な

耐熱塗装が全然落ちないので、仕方なく

再度リムーバーを掛けて今度はラップで

シリンダーを巻き、少し放置する事にして

後日、荒仕上げのブラストを行い

塗装が取れたら、仕上げのブラストを行う事にします。

ベアリング式ニュートラルストッパー4,5ロット目完成

SHIO HOUSE監修ベアリング式ニュートラルストッパー

予想以上に人気商品となり、在庫切れでしたが

4,5ロット目が再入荷して参りました！

実際に取り付けた方からのご意見も好評で

シフトチェンジが滅茶苦茶軽くなったとご好評！

恐らく、シフトドラムセンターが摩耗していても

ベアリング式ニュートラルストッパーの方が

接地面に幅があるので、そのままでも使えるとは

思いますが、この際強化シフトドラムセンターと

同時に交換した方が、一旦摩耗している物なので

ベアリング式ニュートラルストッパーの本領を発揮する為には

同時交換が最適だと思われます。

今後は両方共アゲインからも購入可能になりますので

よろしくお願い致します。

クラッチプレッシャープレート

現在構想中の純正風、8ディスククラッチ用のテスト部品

プレッシャープレートが入荷して来ました。

後はクラッチセンターの入荷待ちですが

CB400FourとCB350Fourの両方対応にするか

それともCB400Four専用にするかは

全体の加工コスト次第になると思います。

予定では4万円以下を考えていますが、何とも微妙です。

来週にはテスト用クラッチセンターも入荷予定なので

全ての部品が入荷後に、考える事にしますのでお楽しみに！

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | カスタム

2024年03月05日

今週は殆ど不在です

3月1日は入院前検査で一日中病院に居たので
息子と病院でほんの少しだけ話をする事が出来たけど
急患で、緊急オペに行ってしまった…。
昨日も真正多血症の定期健診の為、朝から病院へ行ってました。
明日3月6日（水曜日）は一応定休日ですが、北海道からのご来客があり
色々と仕事の打ち合わせなどを予定しております。
3月7日（木曜日）はこれまた入院、手術前検査の為不在です。
それが終われば、入院まで少し余裕が出来るので
作業に集中出来ると思いますが、入院手術日が予定より少しズレたので
4月の完全復帰を目指しているのですが、主治医曰く術後2週間は
無理をしてはダメらしいので、4月の完全復帰はどう考えても無理やん…。

2024/03/04の血液検査結果

昨日は予定通り血液内科を受診し、何時のも血液検査を行いました。

真正多血症の方は、安定しており

問題は無いのですが、糖尿病はまぁ…

この数値は仕方が無いとしても

総ビリルビンや、γ-GTPの数値が若干ですが

高いのが、まだ肝機能のダメージが

完治していないと言う事になる事から

やはり「手術止む無し」と実感しております。

まぁ還暦のお誕生日にビールを3杯飲みましたが

それ位で、肝機能の数値が変動する様な

軟な肝臓では無いと思ってますが、息子にビールを飲んだ事を

主治医のDr.に「チクったる！」って言われましたｗ

RCフォアスピードメーター昇天

ラインやインスタでRCフォアのスピードメーターが動かなくなったと

この前からヘルプアピールがあったのですが

面倒臭かったので、放置していたら

耳障りなあの音が聞こえ店の前で止まった…

あ”！奴が来た‼と思い、仕方なくPIT入りｗ

どうか、ややこしい故障じゃ無い事を願いつつ

まずはワイヤー切れか、ギアーボックスの

ゴムが断裂していないかをチェックする事に…。

メーターからワイヤーを取り外し、ワイヤーが

回転するかどうかを確認して貰うと

どうやらワイヤーは回転するので

メーター本体がご臨終の様だった…

100,000キロミレニアム目前の走行距離なので

とても残念ですが、メーターのご臨終と言う

診断結果になった、まぁいい加減潰れても

仕方が無い走行距離だし、しかもあの乗り方なら

よくここまで壊れずに動いてた位だと思うわｗ

で、ちゃっかりと交換用メーターもご持参して

交換しろと言わんばかりの圧だったので

嫌々交換して、メーターは無事に復旧です。

国内408仕様の貴重なメーターだったので

速度警告灯も付いていないのに、配線があるのでヘッドライトを外して

バックライトの配線も朽ちていたので交換しました。

まぁタイヤホイールを取り外さずに済んだだけでも良かったｗ

神奈川F様CB400エンジン仕上げ作業

神奈川F様CB400のエンジン仕上げ作業に取り掛かるので

作業用リフトからCP1.5号機を下し

代わりに神奈川F様CB400を搭載。

何とか入院までに仕上げて火入れを

したいと思って居る所になってます。

まずはエンジンマウントボルトを取り付けます。

ステップがBEETのバックステップになるのですが

試運転の際に僕が乗れないので、左側のみ

77’ステップを仮に取り付ける予定です。

まずはエンジンマウントボルトを入れ

エンジンを固定してからL側の部品を

取り付けて仕上げて行きます。

まずドライブスプロケットを取り付け。

次にサクサクっとL側部品を取り付けます。

FOUR ONE製ACGコンバージョンキットを

キジマHMダイナモカーバーにセットしあるので

CP製フル強化オイルポンプ「極み」や諸々の

部品を取り付けてL側を仕上げました。

L側カバーはオイル漏れチェックをするので

カバーの取り付けは最後になります。

リアホイール、スプロケハブダンパーの

仕上がり次第ですが、間に合わなければリアは

スポークのままで試運転をする予定です。

ブリーザーカバーを取り付けようかと

思ったのですが、片付けたボルトが

何時もの如く行方不明になったので必死に探し

先にオイルパンの組み立てをしました。

でも取り付けは何かあるといけないので

何時もオイルパンは最後に取り付けます。

で、散らかっている部品を整理していたら

ブリーザーカバーのボルトが見付かったので

カバーを取り付け、この時よくある間違いで

クラッチケーブルガイド取付位置の間違えが

多いので、正確には上の画像の位置になり

ガイドの向きも上向きが正解になります。

ツインリードバルブレデューサーも

取り付けて本日の作業はこれにて終了。

後はオーナーからの回答待ちになります。

取り合えず点火系ASウオタニの取り付け準備。

ピックアップの取り付け位置を決めて仮止め。

次にコントロールユニットの配置場所を

決めてから、配線を調節するのですが

何処にコントロールユニットを設置するか

かなり場所の確保に悩まされますが

最終的にはツールトレイ内を整理して

コントロールユニットを納める事になりそう。

また今回僕の反省点は自分の身体の問題が遭った事で

オーナーとのコミニケーション回数が少なかった事になると反省してます。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │治療 | 部品

2024年03月02日

サブウエイ特急

昨日は今月手術予定の、息子が勤務する病院へ行き
肝臓外科を受診し、先月のMRI撮影の結果を聞いて来ました。
検査結果は良好で、入院手術は予定通り腹腔鏡手術で行う事になり
3月20日入院、全身麻酔で3月21日手術、その後経過観察で
何も無ければ退院は23日か24日に退院なります。
手術はサクサクっと終わるか、最悪は開腹手術…
お腹から摘出した物は病理検査に出すそうで
持ち帰れる物があれば、持ち帰る予定です。
息子の居る病棟は5階で、僕の病室が4階との事なので
入院中に息子に会えるかどうかは分からないけど
病室は息子パワーで個室になり、こういう時に
医師の親と言う特権を使えるのは嬉しいかもｗ
でも、もし手術中に何か問題が遭って生かすか死なすかの判断は
息子に任せて居るので、奴は僕を中途半端に生かす選択は
絶対しないはずで、多分それは嫁も望んでいる事だと思うわｗ
と言う事で、無事に本日還暦を迎えた分けですが
なんでも還暦祝いをしてくれる予定だったらしいのですが
息子の都合が合わなかったので、退院後落ち着いた来月にでも
還暦のお祝いをしてくれるらしいｗ
若い頃まさか僕が還暦を迎えるまで生きているなんて
思っても居なかったし、60歳って「オジいやん」って思ってましたが
いざ60歳を迎えても、まだまだ若いんだなぁと思ってます。

誠司60歳、ガキの頃聞いていたこの曲が
還暦になってやっと僕のテーマソングになった！
【サブウエイ特急】
♪エリナーリグビィーは　そう教会で死んだそうだぜ！
でも俺は畳じゃしなねぇぞ♪
♪ジェームス・ボンドは　そうかみの毛がはげるまでも
長生きなんて様にはならねえぜ♪
♪ジェームス・ディーンは　そう立ちふさがる白い壁に
ただ一人命を燃やしたよ♪

そして最後は「ライフ・イズ・ヴェイン」沁みるなぁ…。

神奈川F様シリンダーヘッド増し締めエンジン搭載

僕の還暦記念となった今日、神奈川F様CB400のエンジンの

増し締めと、ヘッドカバーを搭載して

フレームに搭載する準備に取り掛かります。

まずは増し締めですが…思っていた様な事も無く

スタッドは縦伸びしなかったので大丈夫かな。

増し締めは全体的に90度程度締まりました。

材質は硬い物との事なので、熱伸びは少ないはず。

オーナーからの支給品で、始めて使ったので

正直分からない事があり、少し心配ではあります。

ヘッドカバーガスケットを取付けようとしたら

どうやっても合わないし、やたらと長い！

品番を見ると中番が323だったのでCB500F

CB550Fのヘッドカバーガスケットだったので

これも店の在庫から出しました…。

今更ながらに気が付いたヘッドカバーに付いた

カムチェーンガイドのダメージですが…

まぁダメージはまだ小さい方ですが

カムチェーンガイドは定期的に様子を見ないと

加減速の振動でガイドが振動しゴムが剥離して

シリンダーヘッドにダメージが入り大事になる…。

僕のCP1号機のヘッドカバーにも同じ様に

ダメージがある事から、交換したいのですが

状態が良いヘッドカバーが無いんですよねぇ…

過去にこの凹みを溶接して使いましたが

全然問題無く使えたので、最悪は溶接だねぇ…

ヘッドカバーを搭載して、締め込みも完了。

ヨシムラハイカムst1のタペットクリアランスを

調整、ヨシムラ指定のクリアランスは0.13～0.15

僕は0.14の渋めでクリアランス調整をします。

タペットキャップを締め込んで、完成！

これでエンジンを搭載する準備が整ったので

作業台からエンジンを下すのですが…

かなり筋力が落ちて居るので、まずエンジンを

持上げる事が出来るのかを確認してから

代車に搭載して、フレームまで運ぶのですが

割と筋力は戻って来ているので、作業台から

エンジンを台車の上に乗せる事が出来ました！

PITまでエンジンを運んで、フレームを横に置き

一応念の為、一発でエンジンを乗せずフレームに

板を引き、板の上にエンジンを一旦仮置きします。

何時もならフレームを養生し、一発でエンジンを

搭載するのですが、筋力的にリスクがあるので

今回は板の上にエンジンを仮置きしてから

体勢を整えエンジンを持ち上げて板を抜き取り

フレームにエンジンを下す方法で搭載します。

もうこの時点でかなりの息切れがするので

やっぱり体力の低下は否めないと思った…。

体力を回復させ、体勢を整えてからエンジンを

持ち上げ、その状態で嫁に板を抜いて貰います。

で、久々のエンジン、どーん！

これで無事エンジンがフレームに乗りました！

後はバイクリフトに搭載し、上下左右の部品を

取り付けてエンジンを仕上げて行くだけですが

その前に、クラッチセンターの部品を組み立て。

絶版部品なので、これを組み立てるのも

かなり久しぶりだなぁ…と思いながら

組み立ての順番を間違えない様思い出しながら

組み立てて行き、無事に組み立てが完了。

ここの部品を一式新品で持って居る所は

神奈川F様には恐れ良いりました。

リフターなどの部品ですが、エンジンオイルに

浸って居ても、例の如くかなりの錆び具合。

ベアリングを交換するので、錆取りをしてから

ベアリングを圧入する事にします。

オイルに浸って居ても何故錆びるのか？

その原因は、エンジンオイルが乳化するからで

幾らマメにエンジンオイルを交換しても

この様にエンジン内部部品はコストカットの為

メッキされて居ない部品は割と多くあり

乳化したエンジンオイルに混ざった水分で

結構錆びるんですよねぇ…なので車を含めた

現行車両にはレデューサーは標準装備が多く

エンジンオイルも劣化や乳化し難くなってます。

で、組み上がったクラッチセンターを何気に

見てみたら…あ”‼…このクラッチセンター

CB350Four用やん！ロックワッシャー止めの

山が無いやん…と言う事を見付けて仕舞った…

右がCB400Four用クラッチセンターですが

ロックワッシャーを止める山が3つあります。

CB350Four用はロックナットを使わない為

サークリップでクラッチセンターを止める仕様。

なので、ロックワッシャーを止める山は不要。

使わないので、必要が無いのですが…

その分センターのスプライン部分の厚みも違い

CB400FourのメインシャフトとCB350Fourは

互換性が無いので、このクラッチセンターは

CB400Fourには使えません…組み立て前に

クラッチセンターが違う事に気付けば良かった

どうしたもんでしょうねぇ…これはオーナーと

要相談になる案件なので、クラッチの組み立ては

どうするか決まるまで延期する事にします。

取り合えず組み立てたクラッチセンターは分解。

分解した部品箱からクラッチ部品を一式

取り出してきて、どうするか思案中ですが

オーナーからの回答待ちになります。

まぁクラッチセンターの部品を交換すれば

使えるっちゃぁ使えるので、多分そうなると思う。

まぁ還暦一発目の軽いドツボに遭いましたｗ

と言う事で今日はここまでにして、今日は僕の還暦祝いの為に

スガキヤがラーメンを半額にしてお祝いをしてくれるらいので

嫁と二人で食べに行って来ます！

スガキヤさん、僕の誕生日のお祝いありがとう！

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(2)│ │エンジン | レストア