PeKeの「復活する日まで」CB400Four:2024年02月

2024年02月

2024年02月29日

明日は運命の日ｗ

毎年同じ事を言ってますが早い物で2月も
今日で終わり明日から3月となります。
明日は検査結果を聞きに、病院に行き手術の準備に向け
身辺整理をする事になります…。
明後日2日は僕の還暦の誕生日ですが
60歳と言う実感は全然なくて、まだ色気もあると思ってますｗ
3日は筋トレと体幹強化に行くので不在になります。
4日は真正多血症の経過観察の為、血液内科を受診。
5日はちゃんと仕事をしますｗ
果たして11日に入院、12日手術になるのかそれとも
当初の予定通り18日入院、19日手術になり21日に退院出来るのか！
これで何度目かになる運命の日ですｗ
僕には人生最後とか、運命の日が沢山あるんだなぁとつくづく思います。

大阪H様CB400F引取り納車

先日、天候が良い時間に車両の引取りにご来店頂いた大阪H様に

オイルシールホルダーについての説明をして

その役目や利点をご理解頂き、取り付けました。

因みにオイル漏れチェックの結果ですが

エンジンを温めて一晩放置しても漏れは無く

無事に納車が出来て、実際にシフトチェンジがスムーズになり

ストレスが無くなった事を体感して分かって頂けました。

神奈川F様CB400エンジン腰上組み立て

先日腰下の組み立てが終わったので

今日は腰上組み立てに取り掛かります。

こんな時の為に54.0Φや54.5Φの

ピストンリングを作って良かったと思う。

因みにヨシムラのピストンピンは

曲がって居るので、新品に交換します。

やっぱり小端13Φは弱いので曲がるよねぇ…。

今度作るコンロッドはRSCタイプの小端15Φ。

それに合うピストンですが、500ccに限り

コンロットとセットで販売予定ですが

13Φの強化コンロットも同時に販売予定です。

と言う事で、神奈川F様のエンジンですが

ピストンをコンロッドにセットが終わりました。

今回ガスケットはヨシムラのガスケットを

使いますが、ピストンキットと一緒に

販売されていた時のヘッドガスケットと

表面処理がかなり違うのが気になります。

シリンダー挿入準備が整ったので

サクッとシリンダーを挿入！

ヘッドガスケットは方向が分かる様に

#1側に小さな穴が開いているんですよね。

これは絶版になった純正と同じ様に

ヨシムラのヘッドガスケットにも

CP製ブロンズメタルガスケットにも

方向を間違えない様に穴を開けてあるんです。

カムチェーンホールがオフセットされて居る為

ヘッドガスケットは左右非対称なんですが

時々逆に取り付けられている車両があるよね。

と言う事で、シリンダーヘッドを搭載します。

スタッドボルトの座面は荒れていたので

オイル漏れ原因になる為、座グリ加工済み。

シーリングワッシャーはオーナー支給の部品に

入っておらず、店の在庫から出しました。

シールワッシャーは現行で出る部品なので

オイル漏れリスクが多いタイプなのです…。

で、シリンダーヘッドを締めるのですが

スタッドボルトに少し伸びがある感触だった。

シリンダーヘッドに搭載するハイカムは

貴重な当時物ヨシムラst1を搭載しました。

今日はこれで一旦終了し、後日今回使用した

ヨシムラのガスケットが沈むので、沈んだ頃に

シリンダーヘッドの増し締めをするのですが

スタッドボルトの伸びが少し心配です…。

一旦カムチェーンをセットし、テンショナーは

強制調整ボルトで調整を済ませました。

今回はエンジンを作業台から下せるのかが、少し心配です。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │エンジン | レストア

2024年02月27日

3月2日、3日はスガキヤ値上げ前半額デー

スガキヤラーメン一杯￥390が3月中頃から
一杯￥420に値上げするらしいのですが
3月2日は僕の誕生日と言う事もあって
この二日間に限って、半額デーをやるらしい。
なので、スガキヤが僕の還暦の誕生日を祝ってくれるので
2日に食べに行く事にします！スガキヤさんありがとう！

大阪H様CB400Fオイルシールホルダー押し売り

CB400Fourのウイークポイントになるシフトシャフトのオイルシール

もう販売を開始してから10年位経過しますが

ロングセラーで未だに売れ続けており

もうノーマルスタンダード化しています。

CB400Fourに限らずCB350Fにも使える優れ物。

CB400Fourなどのメジャーなトラブルで

このトラブルが発生すると、走行不能になる。

オイルシールのすっぽ抜けを防止する物ですが

これはオイル漏れを止める物では無く

オイルシールの経年劣化による脱落防止と

ニードルローラーベアリングが入って居り

長いシフトシャフトを支持している事で

シフトフィーリングも向上する所がまた良い！

オイルシールからオイルが滲んできたら

それはもう交換時期と言う合図になるので重宝されています。

取り付けも簡単ですが、チェーングリスや泥を掃除して

出来れば、オイルシールも新品に交換してから取り付けた方がよりベストです。

神奈川F様CB400エンジン腰下組み立て

不足していた部品が入荷して来たので、早速組立を開始！

プッシュバーセッティングボルトが不在で

丁度在庫も無かった事もあり、入荷待ちでした。

このセッティングボルトも消耗品になり

先端が摩耗し、プッシュバーを固定し切れず

テンショナーアームが動き、カムチェーンが緩み

チャラチャラ音が出るのですが、更にそれを

補助する為に、カムチェーン強制調整ボルトを

併用して使うと、テンショナーアームが固定され

カムチェーンが緩まないのが利点になります。

カムチェーン強制調整ボルトはオーナーが

持って居るらしいので、送って貰う事にします。

と言う事で、腰下の組み立てから作業が再開！

整備した臓物をポイポイっと放り込んで

何時もの記念撮影、貴重なボルト類や部品も

全て新品に交換してあるし、全ての部品を

綺麗に仕上げてあるので、ほぼ再生新品エンジン。

オーナーが再メッキしたUBSボルトなどと

SHIO HOUSE製クロームメッキエンジンボルトで

腰下の組み立てがやっと完了しました！

後は何時も通り、シフト関係の部品を取り付け。

勿論シフトドラムセンターとベアリング式

ニュートラルストッパーはCP製強化品をセット。

ポジティブストッパーは貴重な新品を使います。

取付ボルトから絶版のボルト類も全て新品です。

点火系はASウオタニにするので、ウオタニの

タイミングローターを取り付けました。

これで何時も通りミッションの動きをチェック！

問題無く作動する事を確認しました。

で、キックシャフトを何処にやったのかと思い

探していたのですが、そもそも何も手入れすら

やり忘れており、分解した部品箱の中にあったｗ

と言う事で、キックシャフトを分解掃除。

酸化し錆とオイル焼けで真っ黒になっている

キックシャフトを分解して綺麗に洗浄します。

スタータースプリングはオーナーが用意した

新品？再メッキ品？多分新品を使います。

で、これが綺麗になったキックシャフト。

後はこれをサクサクっと組み立てます。

多分ここまで分解して綺麗に仕上げる所は

作業コスト面から考えても無いと思いますが

やっぱりオーナーのご理解が無いと

ここまで出来ない事が、一番だと思います。

作業コストを下げて安い普通の中古車を作る

と言う所であったとしても、自分が納得してない

車両を作った所で、こうやって自分の仕事を

ブログで晒しているのだから、カッコ悪いよねｗ

納得せずに不安だけ抱える様なハートも

持ってないし、50年も前に作られた車両なので

細かい所まで手を入れるから、悪い所にも気が付くし

レストアをして行く中で、残念な部品が多くなり

その部品が無いが為、まともなエンジンが出来ないのなら

その部品を作ろうと思うのですが、実はエンジンの中身の部品って

そんなに一般受けしないので、自己満足なんですけどねｗ

10年前のエンジンO/Hと今のエンジンO/Hのクオリティはもう

全然違う物だし、そこで止まらず進化させて行かないと

良い物は出来上がらないと思う、でもオイルが漏れるエンジンは

何をやっても漏れるので、それを何とか進化させたいのが今の目標。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(2)│ │部品 | エンジン

2024年02月26日

恐怖キャブレターからの火災

昨年修理からの車検で納車した千葉の方の車両ですが
詳しい事は来ていませんが、FCRから出火したのと
ご報告を頂き、修理のご相談をしている所です。
画像を見る限り、思っていたよりは軽傷ですが
ゴム、プラスチック系部品は溶けて仕舞ってました。
キャブの火災は僕は2度経験しており、その火災の脅威は
脳の機能を停止させる程の物で、弟に助けられなかったら
そのまま炎に包まれていたと思います。
2回目の火災では車両は全焼しましたが、その半年後には
車両は復活、火傷の治療には一年程掛かりました。
車両の復活についても、幸いな事にキャブレターを中心に
配線やプラスティック部品が主に焼けたので
エンジンやフレームには被害が無かったので
半年後に車両が復活出来ましたが、多少なりともフレームにも
熱が入っていたので、増し溶接や補強は追加してます。
屋外での火災だったので、家屋などには延焼しなかった事も救いです。
今回出火したキャブレターについても、新品をお勧めしましたが
画像で見る限り、分解、部品交換で修理出来そうなので
オーナーと相談しながら復活させたいと思います。

大阪H様CB400Fエンジンカスタム部品取り付け

昨日はオイルクーラーの取付方向を変更したので

エンジンオイルを抜いてあるので、今日は

そのままの状態で、強化オイルポンプ「極み」を

取り付けたり、強化シフトドラムセンターと

ベアリング式ニュートラルストッパーを取り付け。

例の如くクラッチカバー側のガスケット剥がしを

泣きながらやらないといけないのが、憂鬱です…。

アゲインBSが付いており作業性が悪いのが難点。

最近では取り付けがデフォルトになって来た

オイルシールホルダーですが、久々に未装着車を

見たと思いますが、オイルポンプを取付るついでに

洗浄も済ませたので、押し売りの準備は整ったｗ

サクサクっと強化オイルポンプの取付が完了。

全ての作業が終わってエンジンオイルを入れて

エンジンを始動させ、オイル漏れが無いかを

チェックするまで、カバーは取り付けません。

これで、フル強化オイルポンプ「極み」への

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (1)

バージョンアップが完了、次はR側

クラッチカバーを取り外して行きます。

こちらもBSが邪魔なので取り外しますが

R側に限っては純正ステップであっても邪魔で

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (2)

取り外さないとクラッチカバーは取れません。

幸いな事に、社外のクラッチガスケットだった為

エンジン側にガスケットが残らず、カバー側に

ガスケットが全部引っ付いたのはラッキーだったｗ

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (3)

サクサクっとクラッチを外して

純正のシフトドラムセンターと

ニュートラルストッパーを取り外しました。

エンジンオイルに浸かって居てもメッキ処理を

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (4)

していない部品は錆びるんですよねぇ…。

取り外した純正シフトドラムセンターの摩耗は

割と少なく、ニュートラルストッパーの摩耗や

ガタ付きも、まだましな方だったけど

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (5)

これがこのままの状態が維持されるわけでは無く

この先必ず摩耗やガタ付きは進行して行くので

手当は早いに越した事は無いと思いますし

強化品を取り付けるだけで、劇的にシフト操作が

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (6)

軽くなるので、この辺りの部品についても

今後はマストアイテムになる事は間違いないと

僕は思ってますし、変化の度合いが劇的なので

乗って居て実感出来るし、感動物だと自画自賛。

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (7)

これで後は、クラッチカバーのガスケット剥がし。

先にカバー内のオイルを洗浄し洗い流します。

運が良いと、このままペロンと全部綺麗に

ガスケットが剥がれるのですが…

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (8)

流石にそうは行かず、ちょっとだけ残ったわ…。

仕方が無いのでリムーバーをぶっかけて放置し

ネチネチとガスケットを剥がすのですが

マジでクラッチカバー側で良かったと思ってます。

大阪H様CB400F強化シフトドラム、ベアリング式ニュートラルストッパー交換取り付け (9)

サクサクっと復旧をしてマフラーを取り付け。

エンジンオイルを入れてエンジンを始動させ

オイル漏れが無いかをチェックします。

アイドリングでは中々油温が上がらないので

苦情が来ない程度でブリッピングします。

フル強化オイルポンプ「極み」を取り付けて

オイルクーラーを上下逆にしただけですが

この時期、油温が中々上がりませんねぇ…

466ccエンジンでオイルクーラー無しの車両で

この時期、走行中は80℃で信号待ちで90℃。

冷え過ぎると、エンジンを温めて走るらしいｗ

とまぁ、取り合えずオイル漏れはないのでOK。

一応エンジンオイルの温度は100℃まで上げた。

100℃まで上げるのに、30分も掛かったけどね。

これで一晩放置して問題が無ければ納車ですが

まぁ特にややこしい事はしていないので

オイルが漏れるのなら、もう漏れてますけどね。

シフトチェンジもスムーズになったので、これでオーナーに連絡します。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | カスタム

2024年02月25日

体調不良前の作業を再開

昨日は、体調不良前の作業予定の方がご来店。
身体を慣らす為にも、そろそろ本格的な作業をしようと
思って居たタイミングだったので、丁度良かった。
かと言っても、やはり体力的には回復していないので
ペースはかなり遅い為、全てお預かりでの作業になります。
天候の具合にも左右される為、予定外の作業は行いませんが
それでも来月初めは休みが続く事や、1日の検査結果発表によっては
入院、手術日が変わる為、多くの作業をお受けする事も出来ず
先に体調不良前にご予約を頂いていた方から作業を終わらせ
入院、手術に向けての準備をして行きます。
何とか3月末までには、完全復活を目指していますので
もう少しだけ僕に時間を下さい、今は確実に体調は戻って来ています。

寝屋川K様CB400Fキャブレター調整

昨日オイル交換や、キャブレターのガソリン漏れ対策を施した

寝屋川K様CB400Fの作業の続きから開始。

点火時期をチェックしようと思いカバーを開け

思い出したのが、この車両はボストンからの

帰国子女だった事だった、そう言えば何度も

点火時期はチェックしていたはずだったなぁｗ

と思いながら、念の為点火時期を確認しました。

剥き出しのICチップはエンジンの熱にも

耐えれるんだなぁと、つくづく思います。

点火時期は問題無かったので、少々ズレていた

キャブレターのバキューム圧を調整しました。

まぁ多少のズレはありますが、良い感じですし

何よりもエンジンの調子も良く、これでキャブの

ガソリン漏れが他の所からでは無ければ

20日は走りに行けると思います。

スイングアームにモリブデングリスを注入！

これにて、今回のミッションは全て完了です。

長らくお待たせして申し訳御座いませんでした。

天気とご都合の良い日にでもご来店下さい。

大阪H様CB400Fカスタムパーツ取り付け

オイルクーラー取り付け方向変更とオイル交換に合わせ

値上げ前最終ロットの強化オイルポンプ「極み」

ミッション用大流量強化オイルポンプと

やその他にも、強化シフトドラムセンター

ベアリング式ニュートラルストッパーとを

セットで交換する事になった大阪H様CB400F。

今回は相対的に作業の邪魔になるマフラーを

取り外して仕舞い、作業を行う事にします。

まずはオイルクーラーの取付方向を変更する為

エンジンオイルを抜いてから作業をします。

毎回忘れるのですが、レデューサーが入っており

オイルが落ちないので、ちゃんとレデューサーは

ちゃんと機能している事は確認出来ますねｗ

所説ある？オイルクーラーの取り付け方向ですが

油温が低い時の油圧は0.5Mpaですが、でも油温が

100度を超えると油圧が低下し0.02Mpa程度しか

上がらないので、オイルクーラーへの油圧も下がり

下入り、下出しの場合そもそもオイルがフィルターの抵抗を受けた上で

オイルクーラーのホースを登って行けるのか？と言う疑問。

油温が高いと油圧が下がり、流量が減るのでオイルクーラーコア全体を

オイルが通過するのか？と言う疑問とオイルがホースを上ったとして

粘度が下がりサラサラになったオイルは、抵抗の少ないルートを通るので

オイルクーラーコアの下を素通りするだけで、熱を放出するチャンスが減る。

なので、オイルクーラーホースの取り回しは、上入り、上出しがより

冷却効率を上げ、更に強化オイルポンプでオイル流量を増やす事により

例え油圧が低下しても、冷え切ったオイルをエンジン内に戻す事が出来る。

これはあくまでもデーターに基いた僕の持論ですが

実際オイルクーラー入口と出口の温度差は

最大で25度あるのは500ccエンジンの実機で確認済みです。

エンジンオイルを抜いて、オイルクーラーの

取り付け方向を上下逆にひっくり返しました。

ホースは上下逆になる分短くなるので

長い物に交換ですが、この向きの方が理に適い

オイルクーラーコア内にオイルが溜まるので

確実に冷えたオイルがエンジン内に戻ります。

今回ホースを止めるバンドはインシュロックは

使わず、お洒落に純正ゴムバンドにしてみます。

対候性、耐熱性は未知数ですがこれは人柱です。

これでオイルクーラー側の作業が終わったので

オイルフィルターケースを外して、ホースの

長さを調整して、サンドイッチブロックに

ホースを差し込めば、オイルクーラー上下の

向き変更作業が終わるのですが、低気圧痛なのか

今日はちょっと体調が悪く、気分がノリノリと

言う分けでも無く、休み休みの作業です…。

ちょっと左側のホースが長いので10㎜カット。

これでオイルクーラーの逆付けが完了しました。

ノーマルエンジンなので、これだけでもかなり

冷却効果は向上するのですが、この所の問題で

カウンターシャフト、セカンドギアーの

焼き付きが多くなって来ている事もあり

強化オイルポンプ「極み」も価格改定予定もあり

この際なので、フル強化オイルポンプに変更です。

メインが66%も増量するので、その分オイルを

ミッションへ分岐させるだけの余剰パワーがあり

このノーマルミッション用オイルポンプを

CP製大流量強化オイルポンプに変更すれば

フルO/H済みエンジンで、カウンターシャフトは

まだ焼き付いて居ないであろうと思うので

ミッション保護の為にも、ミッション用も

大流量強化オイルポンプに変更した方が

この先それだけ安心してフォアライフを

楽しむ事が出来るので、冷却効果だけでは無く

枯渇するエンジン部品の保護も目的であり

オイルクーラーへ送るオイル流量も補いつつ

冷却効率も上がるので、オイルクーラーより先に付けた方が良い部品です。

と言う事で、今日の作業はここまでで終了。

明日以降にでもオイルポンプ交換と、強化シフトドラムセンター

ベアリング式ニュートラルストッパーの取付に取り掛かります。

よくある質問で「メインオイルポンプがノーマルにミッション用

強化オイルポンプを取付る事は可能なのか？」と言う質問が来ますが

仮にノーマルオイルポンプのオイル吐出量を100とした場合

ミッションへはノーマルポンプの吐出量からの分岐になる為

ミッション側へ100から10％のオイルを分けるので、メインが90％になり

残りの90％でエンジン側のオイル流量をやりくりしないといけない事になる。

しかもミッション側は10%でも足りていない事になります。

なのでメインを「極み」に変更し166%とした場合、ミッション側へ

25%分岐させても、エンジン側は140%余力がある事になります。

その余力流量でエンジンを冷やし、尚且つオイルクーラーへもオイルを流す

事になるので、エンジンオイルの冷却効率が上がる事になります。

なので、ノーマルオイルポンプに何処のミッション用強化オイルポンプを

取り付けても、メイン側からの分岐になる為メイン側を強化しないと

強化の意味が失われて仕舞います。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(16)│ │キャブレター | カスタム

2024年02月24日

手術と営業再開予定について

【今後の治療と営業再開についてのお知らせ】
現在熱も下がり、体調は回復方向に向かっておりますが
まだ体力や筋力的に完全では無い事もあり
病院へ通院する日以外は、朝は通常通り出勤し
その日の調子次第ですが、15時を目途に身体を慣らしながら
作業を行っておりますが、固定電話に関しましては
3月末までの間留守番電話になっております。
今月、定休日の28日以外は15時まで作業を行う予定です。
3月1日は手術に向けての診察になり、先週のMRI検査結果と
その結果次第で、手術日と入院期間が決まります。
検査結果が悪く最悪の場合11日入院で手術日が12日になり
入院期間が2週間以上となります。
検査結果が良ければ、18日入院の19日手術で21日退院の予定です。
それまでの間、3月2日は僕の還暦の誕生日を迎える事になり
3日はお休み、4日は血液内科を受診となります。
その後は検査結果次第で、作業を行います。
この様に僕の予定が流動的な為、ご迷惑をお掛けしておりますが
早期手術、早期退院、早期社会復帰に向けて体調を整えておりますので
ご理解の程、宜しくお願い致します。

寝屋川K様CB400Fオイル交換とキャブレターガソリン漏れ

体調不良になる前からオイル交換などを予定していたのですが

天候不良や、タイミングが合わず作業が

出来なまま、延び延びになっておりました。

で、今月末までに作業を行う予定だった所

今回新たなトラブルが発生し、キャブからの

ガソリン漏れとの事で、お預かりでの作業です。

まずは少しエンジンを冷やしてから

エンジンオイルを先に抜き、その間に

キャブレターの取り外しを行います。

レストア車両を他店で購入されたと言う

この車両、エンジンは丸塗りされているので

本当は何処まで手を入れてあるのかは

分かりませんが、実際調子が良い車両です。

キャブを取り外すついでに、復旧する際に

アクセルワイヤーの取り回しが違って居るので

後で正規のルートに戻す事にします。

これでキャブレターを取り外すのですが

ブローバイホースが屈折しており、これじゃぁ

ガスが排出されず、エンジン内圧が上がって

オイルシールが吹き飛んで仕舞うと思い

ホースを取り外すと、ホース内径が細く

柔らかいホースだった事で、穴が開いていた。

ホースが破れて居なければ、内圧が上がって

えらい事になっていたと思いますが

ラッキーと言うか、アンラッキーと言うか微妙。

キャブを取り外すと、インシュレーター側に

ガソリン漏れの痕跡が見つかった…これって

インシュレーター側のOリングがダメなのかも？

キャブの外観を見る限りここ以外、ガソリン漏れの

痕跡は見当たらないのですが、念の為確認で

フロートチャンバーを取り外してチェック！

一部ねじ山が怪しい所もありましたが

基本的にはフロートチャンバーのOリングが

かなりぺったんこに潰れていたので

不安要素を除去する為にもOリングは

新品に交換する事にします。

Oリング自体はまだゴム感はありましたが

Oリングを交換したのなら、こんなに直ぐに

ぺったんこになる物でも無いので、微妙…。

また油面もかなり高く狂っており、フロートが

全部同じ高さで狂っているのも怪しくて微妙…。

これならオーバーフローしてもおかしくない。

油面を正規の寸法で調整するここうなります。

ここまで怪しいと、他も気になって来ます…。

取り合えずフロートチャンバーのOリングは

新品に交換して、ボディに取り付けるのですが

#1内側のねじ山が上がっていたので、これも

ガソリン漏れに関連する場所になる事から

ねじ山を修正し、フロートチャンバーを

しっかり固定出来る様にリコイルします。

複数の要因が重なったガソリン漏れなのか

そもそもの人的要因なのかは分かりませんが

目に付いた不安要素は全て修正をしました。

ついでにオーナーからのご依頼で

チョークレバーの動きが甘い事や

レバーのメッキが剥がれて居るので

チョークレーバーだけ、再メッキ済みの物と

交換をご希望されたので、再メッキ品と交換。

このレバーだけでもメッキが奇麗になると

キャブ全体の見た目も良くなる感じになりますｗ

チョークレバーの動きも少し渋めにしました。

車体にキャブを取付けようとしたのですが

ちょっと違和感があったので、よくよく見ると

エアベントホースクランプが#2側に取り付けられ

ガソリンホースの邪魔になっていました。

長い目で見るとゴムホース同士が擦れ合い

摩耗して仕舞う事もあるし、本来ならば

ガソリンホース側にもホースプランプがあって

擦れない様になっているのですが、そもそも

このホースクランプ自体が無い物が多過ぎます。

ブリーザーホースもちゃんとした物に交換。

ホースも折れ曲がらない程度の肉厚が必要で

ブローバイガスでゴムは劣化し易くなります。

で、念の為インシュレーターもチェック！

インシュレーターからのガソリン漏れは無く

ゴムもしっかりしているので、問題無さそう。

これでキャブレターを取り付けて仕舞います。

キャブレターを取り付け、アクセルワイヤーの

取り回しも正規のルートに変更しました。

せっかくなので、同調もチェックする事にして

オイルフィルターも交換して、オイルを入れます。

社外マフラーの隙間が狭いのと、集合部分が

かなり手前なので、オイルがマフラーに

こぼれ落ちるタイプのマフラーなのと

センタースタンドが取り付けられ無いので

作業性が悪いので、車体を真っ直ぐにする為に

車体を吊り上げてオイルフィルターも交換。

何をするにも色々と手間が掛かりますが

エンジンオイルを入れて、バキュームゲージを

取り付けて、エンジンを始動させると…

バキュームゲージが結構バラバラなので

同調調整をしないとダメな事は分かりました。

これは点火時期もチェックした方が良いかな…

と言う事で、今日はここまでで終了です。

大阪H様CB400F部品交換などで入庫

この方の車両も僕が体調を崩す前に入庫する予定だったのですが

天候の具合の事もあり、本日入庫となりました。

作業のボリュームも割とあり、今作業に

取り掛かっている車両が終ってからになります。

明日からまた天気が悪くなるのでPITが狭くなる。

まぁリハビリには丁度良いかな…と思ってますが

体力がまだ続かないなぁ…。

peke_cb400f at 15:30｜Permalink│Comments(2)│ │メンテナンス | キャブレター

2024年02月23日

CB400Four用300本限定復刻純正マフラー

先日、アゲイン松永社長とお話をした時
カウンターシャフトの焼き付きが酷く
使える中古良品の在庫が無くなって来ていると言う話になり
カウンターシャフトの2ndギアーはアゲインで作れるとの事で
肝心のカウンターシャフト本体を作って貰う所が無く
そう言う事なら、工場さえ見つかればカウンターシャフトを
作る方向で考えようと言う事になり、取り合えず僕の
知り合いを当たってみる事になりました。
やはり何処のショップも部品の消耗や破損による枯渇問題は
同じらしく、考える事も同じなので、アゲインと共同で
カウンターシャフトの製作企画を進める事にしました。

CB400Four復刻純正マフラー入荷

色々な事が重なり、当初の予定からはかなり遅れましたが

昨日復刻純正マフラーが入荷して来たとの

連絡が入り急遽、午後から作業を止めて

マフラーを引取りに行って参りました。

当時と同じ形の箱に入っており嵩張る為

送料が高くなる事や、一刻も早く

お待ち頂いている方へお届けするべく

急いで、高速を飛ばして引き取って参りました！

今後の生産に関しても、当初の予定に近い

生産量になるとの事ですので、予約についても再開致します。

ご予約に付いては、メールや各種SNS、FAXなど全ての連絡手段で受け付けます。

300本限定、シリアル№に関しては選べませんのであしからず。

本当ならこの010番はCPで保管して置きたい位ですが…

ここはぐっと堪えて、ご予約の順番でお待ちの方に発送致します。

ご予約から時間が経ち過ぎている事から

キャンセルもご遠慮なくお申し付けください。

強化オイルポンプ「極みⅡ」など加工送り

先日オイルポンプメーカーと打ち合わせを済ませ

66％増量強化オイルポンプ「極み」専用

トロコイドローターの製作について

見積もりを依頼して来たのですが

計画で進めていた82％増量「極みⅡ」の製作と

66%増量「極み」などの在庫分を作る事にし

その準備が出来たので、加工送りに出します。

その時オイルポンプの部品を探していたら

サンプルで保管していたトロコイドローターで

過去に作った新型強化オイルポンプ33%増量と

ハイパワー強化オイルポンプ50%増量用のローターが出て来たので

それと合わせて在庫の「極み」と試作品の「極みⅡ」を作ります。

「極み」に関しては、価格は今回のロットは

今まで通りの価格になります。

新「極み」の価格に関しては

メーカーからの見積もりによりますが

価格改定を予定しておりますので

旧価格は在庫限りになります。

82%増量の「極みⅡ」に関しては

取り付け走行テストを行いますが

量産の予定は無く、テストが終わった

時点で受注生産を予定しております。

画像上は現在製作している強化オイルポンプ

「極み」のトロコイドローターで20㎜厚の物。

画像下側は今回テストする82%増量の

「極みⅡ」用トロコイドローターです。

466ccボアアップエンジンでオイルクーラー無し

強化オイルポンプ「極み」を装着している車両が

今の時期の油温が80度、信号待ちでも90度までしか上がらないのですが

これから暖かくなる時期や、500ccエンジンでもオイルクーラーを

装着しなくてもオーバーヒートしない位のオイルポンプが出来ればと思い

今回ギリギリ以上の82%増量タイプの強化オイルポンプをテストします。

神奈川F様CB400アッパーケース塗装仕上がり

先日塗装屋さんから連絡が入り、アッパーケースの塗装が

近日中に仕上がるとの事だったのですが

本日午後に届いたので、早速開封チェック！

塗装の具合も良く仕上がってました。

午後からの時間で出来る範囲の下拵えを

済ませる事にし、まずはスタッドボルトを

入れて行くのですが、純正品では無く

FOUR ONE製リプレイス品だったのですが

FOUR ONE製なら心配は無いだろうと思い

スタッドボルトの締め込みを行いました。

少し軟らかい素材の様な気もしますが

僕も始めて使うので、何とも言えません。

これでスタッドボルトも入ったので

アッパーケースの具材を入れて行きます。

一部部品が無かったので、発注をした事や

作業時間的に、この先の作業を進めると

中途半端になるので、今日はここまでで終了。

部品が入荷して来たら作業を再開します。

オイルチェックボルトや、テンショナーセッティングボルトが

見付からなかったので、店の在庫から出そうと思ったのですが

両方共在庫切れだった事や、オイルチェックボルトも最近では

カムチェーン強制調整ボルトを使う事が多くなったので

使わなくなったねぇ…なので、純正タイプリプレイスより

強制調整ボルトの方が、色々な面でロングライフなので

純正タイプリプレイスよりお勧めです。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | エンジン

2024年02月22日

ベアリング式ニュートラルストッパー残り2個

只今大好評のベアリング式ニュートラルストッパーですが
遂に在庫が残り2個になって仕舞い、現在追加製作中の物が
予定では、3月7日頃に仕上がって来る予定です。
在庫切れの場合は、ご注文ご予約を承ります。
出荷予定は3月7日以降になりますので、よろしくお願い致します。
強化シフトドラムセンターとベアリング式ニュートラルストッパーを
交換された方からの声ですが、明らかにシフトチェンジが
体感して軽くなったと、ご好評を頂いて居るのですが
ここまでご注文を頂ける物とは思っておらず
ご迷惑をお掛け致しますが、入荷までもう暫くお待ち下さい。

僕の身体の中の物…

20代の頃から抱えていた問題個所が30年の時を経て

いつの間にかこんなに大きく育って仕舞い

今更ながら僕の命を脅かす存在なので

この物を臓器毎切除する手術を受ける事に…。

長い付き合いでしたがこれも来月には、さようならします。

切除した臓器は、産廃として廃棄されて仕舞うので

持ち帰りレオと、ちゃPのキンタマの横に置いてある

僕の頸椎の骨と一緒に保管して、火葬する時に一緒に焼いてもらいます。

交換用カウンターシャフト検索

千葉T様用のミッション、カウンターシャフトの焼き付き問題で

オーナーに現状を報告し、代替部品に付いて

提案をしましたが、一応宝物庫内に使える

ミッションが無いか検索してみる事にしました。

普通にこの手の部品を手に入れるにしても

入手方法は限られており、やはり某Yオク…

となるのですが、これも某Yオクで落札

購入した物で、残念な事にしっかりと

2ndギアーはこの様に焼き付いてました…。

某Yオクの画像では判断し難いヵ所になる為

中々当たりを引くのも困難な部品になり

しかも部品代も高騰しており、高い価格で

購入しても、実際に使える物かどうかは

手元に届かないと分からないのが辛い所…。

CPの宝物庫にはこの手の焼き付いた

カウンターシャフトがゴロゴロと出て来て

結局使える物は残念な事に見当たらなかった。

この先の事を考えると、困る事ばかりなので作る物リストに

カウンターシャフトと2ndギアーを入れる事にします…。

CB400Four用再メッキ部品達

この前再メッキに出した部品達が、メッキから仕上がって戻って来ました。

この中から貴重な部品と、そうでもない部品を

より分けて、また保管場所が分からない様に

ならない様にちゃんと保管しておく事にします。

どうでも良い部品達も種類毎に選り分けて

ちゃんと保管場所が分かる様にします。

この貴重な純正ハーネスクランプも

付いていない車両や、錆びている車両が多く

錆びている物は交換で対応出来ますが

取り付いていない車両には対応出来ません。

勿論CPのレストア号機には全て取り付ける為

基本的にレストア車両用の部品になる事から

部品での販売も出来ませんので、ご了承下さい。

で、ミッションを探していたら何時も通り

以前大事な部品だと言う事で、大事に保管し

忘れたままのボルト類や、ハーネスクランプ

などの貴重な部品が一台分出て来た…。

一緒に再メッキに出せば、経費も安く済んだのに…。

今後はこの様な事が無い様に、保管場所をちゃんとする事にします。

ベアリング式ニュートラルストッパー

今月初め、退院した頃はまだ在庫が十分あると思っており

何か急にポツポツと出始めたので

今月13日に追加で加工ベースをかき集め

製作に出したのですが、それでもまだ

ご注文が止まらないので、更に15日に追加で

加工に出したベアリング式ニュートラルストッパーですが

とうとう在庫が2個になって仕舞いました。

次に仕上がって来るのは3月7日以降になる予定ですので

在庫切れの場合は、BOでのご予約として承ります。

peke_cb400f at 13:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | メンテナンス

2024年02月20日

強化オイルポンプ「極み」生産継続に向けて

一月半ほど続いた微熱もやっと平熱の35度台に戻り
体調の方もかなり良くなった気はしますが
まだ黄疸が出ており、このまま放置したままだと
また何時再発するか分からないと言うリスクもあり
手術はする方向で、一応来月19日に手術をするに辺り
明日は入院前のMRI撮影の為、不在になります。
問題が無ければ、来月3月18日入院の19日手術の予定ですが
MRI撮影で問題があれば、3月11日入院の12日内視鏡手術の後
回復期間の入院後に腹腔鏡手術をする事になると
入院期間は2週間以上になります…。
明日のMRI撮影の結果は3月1日の診察を受けた後に
手術へ向けての説明があると思います。
今の所通常営業をすると、中途半端になって仕舞うので
完全予約制で作業は午前中のみで、お承ります。
出勤自体は毎日出勤しておりますが、筋力、体力回復がメインで
自分のペースで作業を行っておりますので
ご迷惑をお掛け致しますが、もう暫くお待ちください。

強化オイルポンプ「極み」及び「極みⅡ」製作打合せ

昨日は取引があるオイルポンプメーカーに出向き

担当の方とかなり深い所お話をして来ました。

コスト的には現状維持はかなり厳しい…

と言った所と「極みⅡ」製作についてのお話を

専門的な立場から、ご意見を頂きました。

試験的に「極みⅡ」は製作しますが、やはり

メインは「極み」の継続的な生産になります。

価格は恐らく上がる事は間違いなく

現状の価格は、在庫限りとなると思います。

「極みⅡ」に関しては、専門的なご意見から

生産は厳しいと言う結果でしたが、一応試験的に

3個試作品は製作する予定で考えており

人柱はCP1号機、CP1,5号機と、当然ですが

走るテスト車両の、あの方のエンジンに装着する予定ｗ

上の画像は左から純正、新型33%、ハイパワー50%、「極み」66%と

これからテストに入る83%増量の「極みⅡ」になります。

恐らく、「極みⅡ」は量産しないと思います。

千葉T様CB400Four用ミッションフルO/Hのご依頼

退院する前からご相談を頂いて居り、体力、筋力回復に向けて

その日出来る事を無理せず作業をやってます。

そんな中、手術に向けて入院準備もやりつつ

お客様になるべく迷惑が掛からない様に

作業をやっている毎日で、おかげさまで熱も

ここ数日は平熱に戻り、徐々に回復してます。

と言う事で、今日届いた千葉T様のミッション

フルO/H作業に早速取り掛かります！

心配だったカウンターシャフトの焼けも無く

安心してミッションO/Hが進められます。

まずはメインシャフトの分解から開始！

サクサクっとメインシャフトを分解！

ギアーの色は錆と、オイル混じりのスラッジ！

これを綺麗に洗浄して、ギアー一つ一つを

目視でチェックし、問題が無ければ組み立て。

ベアリングやまだ純正で出るスプラインブッシュも

新品に交換して組み立てをします。

スプラインブッシュにはオイルラインの孔があり

この孔を、メインシャフト側オイルラインの

孔位置と合わせて挿入しないと、意味が無く

孔がズレると、無駄にオイルに抵抗が出て仕舞い

ギアーの焼け、摩耗、オイル漏れなどの原因に

なるので、安易な交換作業をすると後で

えらい事になるので、注意して組み付けて下さい。

これでメインシャフトの部品交換と洗浄が完了。

次にカウンターシャフト側を分解します。

分解してパーツクリーナーで洗浄した時に

気が付いたのですが…分解前に2ndギアーの

焼き付きをチェックしたのですが…洗浄すると

残念な事に、このカンターシャフトの

2ndギアーは、ガッツリと焼き付いてました…。

チェックミスで見落としたわぁ…クッソ！

でも取り合えずこの焼き付きがどの様な物かを

紹介する為に分解して、これが2ndギアーの

焼き付きだと言う事を、ご紹介します。

まぁ普段はこの焼き色が入っていれば

まずダメで、使えない為取り外す事はせずに

オーナーに報告するのですが、今回は後学の為

2ndギアーの焼き付きはこう言う物だと言う

事を見て貰う事にしようと思い、ベアリングを

取り外し、2ndギアーの焼き付き状態をチェック。

この様にベアリングとギアーの間に入っている

スラストワッシャーも焼き付いており

2ndギアーも抜けませんし、何よりシャフトが

摩耗しているので、ガタガタになってます。

1速が抜ける事が多いのは、ブッシュの摩耗が

原因の場合が多く、2速が抜ける事が多いのは

2ndギアーの焼き付きが原因になる場合が多く

シフトアップ時、どのギアーでも抜ける場合は

ポジティブストッパーの摩耗、破損が原因です。

取り合えずカウンターシャフトと2ndギアーは

使えないので交換しないとダメですが

他のギアー類は問題無いので、洗浄します。

1stギアーブッシュは耐摩耗性ブッシュと交換。

使えるギアー類も洗浄して仕上げて仕舞います。

焼き付いたカウンターシャフトと2ndギアーの

代替品をどうするのかは、オーナーと相談です。

まぁ某Yオクで数万円する高いミッションセットを

購入したとしても、それが焼き付いて居ないと

言う物なのかは、くじ引きみたいな物になるので

店にあるちゃんとした物を出すしかなく

代替品の価格も、中古良品の保証付きで流通価格+αになります。

オーナーが別に予備部品を持って居る場合もあるので

現状を連絡してから、決める事にします。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | メンテナンス

2024年02月18日

嫁のご機嫌伺い…グルメ行脚

強化オイルポンプ「極み」のトロコイドローターギアーの
廃盤に伴い、明日午後からオイルポンプメーカーに出向き
「極みⅡ」製作打ち合わせを、行って来ます。
メールでのやり取りでは、製作可能との事で
後は製作コストや、ロット数「極み」からのバージョンUPなど
色々なお話をするつもりなので、最低でも値上げ無しの現状維持を
目標にしようと思っておりますが…今のご時世から微妙ですね…。
なので、明日は打ち合わせの為不在になります。

75'カリーナ2000GT

実は昨日三重県まで行き、もう何年もずっと探していた

カリーナ2000GTを見に行って来ました！

マスタングも結構気に入って居るんだけど

やっぱり一番欲しかった和製マスタング

カリーナ2000GTが見つかったので

昨日早速見に行く事にしました。

もし値段が合えば、マスタングを下取りに

乗り換えようかと考えており、取り合えず

嫁には僕の人生最後の車と言う事で

マスタングを購入した手前もあるので

嫁の機嫌取りも兼ねて、2人で一緒に

カリーナー2000GTを見に行く、ついでの

その帰りに、嫁が行ってみたかったと言う

とんてきやさん「来来憲」へ行ってきました。

正直今の僕の身体では「来来憲」さんの

とんてきはとても受け付けられる身体では

無かったのですが、そこはグッと我慢し堪えて

美味しそうな顔と笑顔で頂きましたｗ

きっと普通の身体の状態なら、絶対に旨い筈で

ちょっと悔しかったなぁ…で、肝心の

カリーナ2000GTですが、メーターパネルが

初期モデルの1600タイプなのと、国産車なので右ハンドルは足の問題で

乗り降りが厳しくさらに僕の身体がデカ過ぎて、ちょっと窮屈でした…

1975年当時、日本人の平均身長は165㎝が基準で作られている車なので

177㎝100キロオーバーの僕には残念な事にサイズ的に

車が小さくて無理だったので、諦めざる得なかったのが残念だった…。

それでも買うつもりだったので、嫁には「お前の人生最後は何回あるねん！」と

ど、叱られた…天井に頭がくっ付いてるし、ペダルまでの距離も狭過ぎた…。

強化オイルポンプ「極み」トロコイドギアー製作打ち合わせ

明日の打ち合わせ用に、在庫の強化オイルポンプ「極み」の

トロコイドギアーと他の部品一式を持参し

新たにトロコイドギアー製作に付いての

打ち合わせなどをして来ます。

製作に関しては大きな問題は無いのですが

一番のネックはやはり製作コストになります。

設計に関しては、以前製作した図面が残っており

加工治具もまだあると思うので、その辺に関して

費用は余り掛からないと思って居ますし

せっかく新たにトロコイドローターを

製作するので、今の66%増量から

僕の机上での計算で69%増量位に

出来ないかなども構想しているのですが

そうなると加工コストが上がるかも知れないし、上がらないかも…。

上の画像は左から純正トロコイドローター、新型33%増量

ハイパワー50%増量、「極み」66%増量のトロコイドロターギアーです。

ここにもう一つ69%増量のローターが出来るのか！

強化オイルポンプ「極み」最終ロット製作準備

ついに強化オイルポンプ「極み」の最終ロット製作準備に取り掛かります。

強化オイルポンプの心臓部になる

トロコイドローターの在庫がこれで終了。

残念ですが強化オイルポンプ「極み」

最終ロットの製作準備になります。

何時もの様にベースになる純正オイルポンプを

分解するのですが、まぁたまにあるのが

中の貴重な部品が抜かれている事があります。

でも大丈夫！、抜かれて居ても部品は沢山ある！

でも今回は肝心なハウジング部分にある

油圧プレッシャースイッチのねじ山が

上がってた…これは流石に確信犯にやられた。

とまぁ某Yオクで購入するとこんな事はザラにあり

使えないオイルポンプボディがゴロゴロと転がってます…。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │グルメ | 部品

2024年02月15日

CB350Four用オリジナルピストンキット販売開始

今も休業中の様な物なので、臨時休業と言う程の物でも無いのですが
明日2月16日（金曜日）は来月の手術に向けて
息子が勤務する病院へ行き診察を受けて
今後の事に付いてお話をして来ます。
息子にお昼ご飯でも一緒に食べよう！と言ったのですが
「無理！」ときっぱり断られましたｗ
それと明後日2月17日（土曜日）は私用の為不在になります。
ちょっと東海方面までお出掛けと、嫁の機嫌取りに行って来ます。
そうそう、僕が入院中の話を嫁に聞いたのですが
何時もの宅配業者さんに僕が膵臓で入院している事を
宅配業者さんに伝えたら「え！ステージ何ですか？!」と
言ったらしいく、嫁は「違う違うｗ」と言う話だったらしい。
残念な事に僕は死ぬ死ぬ詐欺なのだから！
でも昨晩は嫌な痛みが一晩中出て、一睡も出来なかったので
今日は眠いと言うより、微熱も続いてしんどいし…黄疸も全然治まらない…。

ツインリードバルブレデューサー入荷

レデューサーの在庫が無くなって居たので発注していた物が入荷。

メーカー曰く、ミディアム車両には

ツインリードバルブのレデューサーが最適。

との事で、実はシングルリードバルブは

そのボディサイズからCB400Fourの

純正キャブに取り付ける事が可能と言う理由が主な理由なのですが

別にシングルは効果が無いと言う分けでは全く無くて

純正キャブ対応と言う事が主な理由になり、FCRなどのキャブレターを

取り付けた車両には、ツインリードバルブレデューサーがお勧めです。

ZITZENヘッドライト

次の車両用に使おうと思い、ドイツ製ヘッドライト

ZITZENを宝物庫から探し出しました。

少しだけ状態が悪いのですが、まぁこれ位は

問題無い範囲なので、取り合えず使える様に

しようと思い、手入れをする事にしました。

ライトリムが錆びていたので、新品のリムが

これに合いそうなので、取り合えず交換して

使えるのかをチェックする事にしました。

見て、比べる限りでは問題無く使えそう。

錆びたリムを取り外して、新品のリムと

並べてみると、どう見てもピッタリやん！

リムを再メッキに出すと、結構するので

安い新品ホンダ純正リムが使えるならラッキー！

H4バルブはLED球に交換して使います。

これで光量も問題無い筈ですが…

カットが逆なので、車検は通らないかもねぇ…。

まぁ車検は何とかするとして、取り合えず

ちょっと変わり種のヘッドライトを使ってみます。

ポジション球もLEDにしたのですが、接点が

壊れていそうなので、点灯しないかも知れない…。

後は一回り小さい凹でも凸でも無い平面の

シビエがあるんだけどリングが必要なので

何とか探さないとシビエは使えないなぁ…。

他には減衰付きアルミボディのコニーも

ありますが、O/Hに出してから使おうと思います。

強化コンロッドテスト用車両に使おうと思って居る部品ですが

全部宝物庫に隠してある部品を使って仕上げる予定です。

当時物D.I.D製アルミHリムもいい加減使おうと思ってます。

強化コンロッドのテストが終わったら、車両は売りに出すつもりです。

ベアリング式ニュートラルストッパー

この所ジワジワと人気沸騰中の強化シフトドラムセンターと

ベアリング式ニュートラルストッパーですが

早くも3ロット目の残りが少なくなっており

4ロット目20個目の製作に取り掛かってます。

ベアリング式なので、ローラー軸の偏摩耗が無く

抵抗が少ないので、動き自体がスムーズなので

ニュートラルストッパーと言えども全ての

シフトチェンジに対して、抵抗が少なくなり

スムーズ過ぎる程のシフトチェンジが可能です。

最近では強化シフトドラムセンターを交換する

ついでに、ニュートラルストッパーも一緒に

交換する方が多い感じで、一緒に購入される方が

増えていますが、このニュートラルストッパーは

本体は純正部品を使っており、摩耗したローラー軸受けを切削除去し

そこへ新たに製作した軸にベアリングを圧入してから

本体にカシメる為、どうしても純正の本体が必要になって来るので

先にニュートラルストッパーを送って貰うか

場合によっては交換後に取り外した物を送って貰う事になります。

もう摩耗し切ってガタガタの物でも良く、加工ベースの本体が必要で

返却が滞れば、ベアリング式ニュートラルストッパーの

製作自体が出来なくなるので、その辺りをご理解頂ければありがたいです。

この製品の企画案と監修はSHIO HOUSEさん監修になり

カスタムパラノイア製作で、そう言った意味でもお墨付きの部品です。

強化シフトドラムセンター￥6,400（税込み￥7,040）

ベアリング式ニュートラルストッパー￥10,000（税込み￥11,000）

発送はクリックポスト、単品、セットどちらでも送料￥180になります。

CB350Four用オリジナルピストンキット販売開始

昨年より企画、設計、製作を行っておりました

CB350Four用ピストンキットが本日より

遂に一般リリースとなりました！。

サイズはSTDから0.25OS、0.50OS、0.75OS

1.00OS、1.25OS、1.50OS全7種類の

ピストンキットが本日より販売開始です！

排気量はSTDが47Φ347ccなので

0.25OSで350.67cc、0.50OSで354.4cc

0.75OSで358.16cc、1.00OSで361.92cc

1.25OSで365.68cc1.50OSで369.48cc。

価格は全サイズ1気筒￥9,500（税込￥10,450）

×4気筒となりピストンキット送料は無料です。

Made inJAPAN オリジナルピストンになり

ピストンリングは純正ピストンと互換性はありませんが純正同等品です。

ご購入に関して電話など口頭の場合ですと間違いがある場合も御座いますので

FAX、メール、ショートメール若しくは各SNSにて承っております。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │部品 | 販売

2024年02月13日

通常営業再開の目途に付いて

最近は固形物も食べられる様になり
味も少しずつですが、濃い目に慣れては来ましたが
それでもまだ、元の味には戻って居ません。
体力は徐々に回復してきており、一日の作業量も
少しづつですが、増やして体力、筋力共に
回復していると思っては居ますがまだ微妙です。
そこで、通常営業再開時期についてですが
今週2月16日（金曜日）に手術をする予定の病院へ行き
診察を受けた上で、16日以降の営業をどうするのかを
決める為の、目途にしようと思っています。
黄疸はまだ残っていますが、痛みも薄れて来ており
倦怠感も多少改善され、オシッコの色も薄くなり
仕事に集中する時間が増えてます。
手術に向けて落ちた体力を回復させる為にも
一日も早く、通常営業に戻したい所なのですが
16日に診察を受けた後、約2週間後には入院手術になると思うので
重作業で、車両のお預かりは控えながら、クイック作業をメインに
出来れば来週から、通常営業に切り替えようと思ってます。

CP製強化コンロッドテスト用エンジン製作準備その3

アッパーケースの塗装剥離と、洗浄が終わったので

今日はウエットブラストで仕上げる

2時間程の立ち作業に挑戦します！

しかも今日は寒いので、水が冷たい！

クランクケースの腐食も激しいので

結構時間が掛かると思いながらの作業でしたが

まぁほぼ予定通りの2時間で、ブラストが完了。

思って居た程腐食での虫食いは無かったので

取り合えずは一安心、これで水気を飛ばし

ねじ山掃除とエアブローをやって仕舞います。

スタッドボルトが折れて無ければ完璧だったのが

悔やまれるのですが、524ccエンジンにする為

こればかりは仕方が無く、どの道ボルトが

抜けなくても内燃機屋さんに抜いて貰うので

自分でボルトが抜ければラッキーだったと

言うだけの事なんですが、やっぱり折れた

と言う事が、精神的なダメージなるねぇ…。

これで後は強化コンロッドが出来上がるまで

暫く保管になるので、アッパー側も同じく

袋に入れて、分かり易い所に保管して置きます。

以前準備しておいたシリンダーも同じ場所に

保管する事にして、部品を一カ所にします。

後はシリンダーヘッドのポート研磨なのですが

先にCP1.5号機用の交換用シリンダーヘッドのポート研磨をやってから

強化コンロッドテスト用エンジンのシリンダーヘッドの

ポート研磨をする事にしようと思ってます。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │エンジン | レストア

2024年02月12日

バイブル

30年近く前の話ですが、当時まだ20代の頃の事。
L型エンジンのカスタム専門を4人でやっており
割と大きなガレージを借りてその中にリフトも導入し
昼は普通の仕事をしながら、夜に集まり時には朝方まで
L型エンジンを弄り倒して、そのまま眠る事なく
普通に昼の仕事もやっていた日々だった。
そこで、夜に4人が集まる事で名付けた名前が
「Garage MID４」と言う名前になり、その当時
大阪府警で5本の指に入るチューナーの中で3人と知り合いになり
L型エンジンを極めて行ったのですが、その時のバイブルとなった
月刊雑誌「CAR BOY」と言う雑誌が僕のL型エンジンのバイブルだった。
そのバイブルと、大阪で有名なチューナーの方達から
L型エンジンの全てを教わり、エンジンは定番のL14コンロッド
ピストンはFJ20ピストンにバルブリセス加工でL28改3,0ℓ
オイルメインギャラリーにオイルラインを追加加工し
当時F1にエンジンに取り付けられていたピストンクーラーを取り付けて
HKS製st1ハイカムにTD04ターボ、加給圧は１,0でリリーフバルブが作動
マフラーはRSR製IN80Φ、OUT100Φ、コンピューターチューニング、CDI
追加インジェクション2本、インタークーラー、オイルクーラー
ラジエター強化など出来る事は全てやり、足回りはKONI、LSDでかためて
ホイールは当時珍しかった17インチでタイヤはグッドイヤー245
僕のGS130Zは当時国道一号線では負けなしで当時の0－400タイム12秒台。
ノーマルのL28エンジンが140psだったのを300ps以上まで上げ
最高時速300キロ以上、京都南ICから約130キロ先の敦賀ICまでの
走行時間が約45分位だったので、平均時速が290キロ…ｗ
そんな事をやっていたのですが、ガレージは放火で全焼し
その当時「Garage MID４」の仲間とはそのまま解散となった。
そんな今は、バイクのエンジンしかもCB400Fourの専門店。
ブログも書き続け14年目位になり、中には僕のブログを
バイブルとして、読んで頂いていると言う話も聞きます。
そんな中2週間もブログを休止し、入院生活を送る中で思った事。
それは当時僕達がL型エンジンのバイブルとして読んでいた月刊誌
「CAR BOY」の様に、僕のブログを見ている方が居られる事。
その時雑誌の隅々まで熟読し、L型エンジンを研究し続けたあの日の事。
僕はこのブログをこの先も書き続けて行けるのかと不安になり
自分が実務で経験した事を全て、ここに書き記さないといけないのでは？
と思う様になり、今後このブログの書き方について自分が学んだ事
本当は明かしたくない様なテクニックなどを残す事にしようと
思い始めていた丁度良いタイミングだったと思い
毎日の作業を丁寧に事細かく、書く様にして行っている所なのです。
その時の道楽は今の嫁や弟達も知っており、僕は生まれ持っての
メカニックだと思い、このままメカニックのままで生きて行きたい。

神奈川F様CB400強化カムチェーン

カムチェーンの選択肢は大まかに三種類になる分けで

その中で前回もお伝えしましたが

俗に言うゴールドの強化カムチェーンは本来

カート用ドライブチェーンになる事から

D.I.D曰く切れてもいい前提のチェーンです。

エンジンボアアップからの純正カムチェーンは

あくまでも排気量が最大で408cc～433cc

純正1.5㎜OSピストンまでを対応する物として

考えた方が良く、ヨシムラのハイコンプピストンを

使用する場合は、やはりそれなりの強化タイプになるカムチェーンを

使用する方がベストな選択肢と言える事だし、当時はヨシムラからも

強化カムチェーンが販売されていたこともあるので、今回オーナーと相談の上

小判型の強化カムチェーンに変更する事になりました。

強化コンロッドテスト用エンジン製作準備エンジンロアケースブラスト

強化コンロッドテスト用エンジン製作準備で

クランクケースのブラスト作業。

下地処理をしてあったロアケースの

クロスミッション用キックアームギアーの

干渉部分の加工が終わったので

仕上げのブラストをやって仕舞いました。

続いて何時ものねじ山掃除とエアブロー。

これで強化コンロッドテスト用エンジンの

ロアケースのブラストが完了しました。

後は部品を仕込んで仕舞い、コンロッドが

出来上がるまでの暫く間、放置なのですが

当分先になるので、忘れそうですねぇｗ

アッパーケースのブラストもこのままの

勢いでやって仕舞おうかと思ったのですが

ちょっと疲れたので今日はここまで。

記憶のかなたに埋もれて仕舞わない様

エンジンの行方が分かる様にタグ付け。

後はホコリまみれにならない様に梱包して

部品の中に埋もれない様に保管します。

まぁ出来上がるのは当分先なので

アッパーケースとシリンダーの加工や

カスタム部品を揃えるのも慌てて居ないので

強化コンロッドが仕上がる目途が付いたら仕上げる感じで

それまでは、空き時間に部品整備をやって行く感じです。

再メッキ部品ワイヤリング

暫く貯め込んでいた再メッキ部品が、ソコソコ溜まって来たので

再メッキ送りの準備に取り掛かろうと思い

貴重な部品は、ワイヤリングをして

紛失防止の処置を行ってから、再メッキ送り。

ワイヤリングが終わったら、錆や油汚れを

ブラストで除去してから、発送の準備です。

ここまでやって置かないと、幾ら酸洗いしても

メッキの仕上がりが悪く、平気で紛失するし

紛失した物に付いて何か言おう物なら

再メッキをやって貰えなくなると言う…

かなりの上から目線で、紛失した物を

探して貰っても、過去一度も出て来た事も無く

逆に、こちらのメッキ部品の中には明らかに

再メッキに出した覚えもない物が

混ざって居る事も結構あるので

僕の部品もきっと同じ様な事になって

居るんだろうなぁと思ってます。

再メッキに出す部品は全て写真を撮影し

プリントアウトして部品と一緒に

送る事にし出してから、割と貴重な

部品の紛失は減ったかな…？

中には腐食が酷い物もあり、再メッキした所で使えない物がありますが

メッキの数量合わせで、一応全部再メッキに出してます。

peke_cb400f at 15:00｜Permalink│Comments(0)│ │エンジン | 部品

2024年02月10日

強化オイルポンプ「極み」生産終了

現在CPで販売をしている純正比流量66%増量強化オイルポンプ
「極み」についてのお知らせですが、残念な事に
諸般の事情により現在のトロコイドローターギアーが
廃盤になる為、強化オイルポンプ「極み」の製造が出来なくなり
在庫限りにて、販売を終了する事になりました。
出来上がっている在庫品と、トロコイドローターギアーの在庫分は
数個の在庫があるのですが、それが無くなれば「極み」の
生産販売は終了となり廃盤となります。
現在以前からCPのオイルポンプ用トロコイドギアーを
製作している枚方にあるオイルポンプメーカーと協議中で
再設計及び、更なるバージョンUPが可能なのか打ち合わせ中ですが
設計部門が多忙の為、計画中の強化オイルポンプ「極みⅡ」が
出来上がって来る目途が立っておりませんので在庫限りとさせて頂きます。
また設計及び製作コストも高騰しており、例え計画中の「極みⅡ」が
完成したとしても、現状の価格維持は厳しい物と思って下さい。
尚、現在エンジンO/Hを打ち合わせ中で、強化オイルポンプ「極み」を
導入予定の方が数名おられますが、その方の分の「極み」は
ちゃんと確保してありますので、ご安心下さい。

神奈川F様CB400ロアケース下拵え

修理から戻って来たロアケースを昨日ウエットブラストで仕上げ

今日はねじ山掃除とエアブローから開始。

サクサクっとねじ山掃除を終わらせました。

M6のねじ山が一ヵ所、不安な所がありましたが

念の為トルクチェックで確認して大丈夫でした。

これでロアケースの下拵えに取り掛かります。

新品のクランクメタルとプライマリーチェーン

スライダーなどを取付けて、ロアケースの

下拵えを進めて行き、下拵えを進めます。

シフトシャフトオイルシールを装着し

ベアリングを入れて新品のサークリップで固定。

オイルパスキャップ、プラグを取り付け。

ロアケースの純正部品取り付け下拵えは

これで完了になりますが、最後にヨシムラの

油温計用センサーをしっかりと締め付けて

取り付ければ、ロアケースの組み立て下拵えは

これにて全て完了となりました。

後はアッパーケースが塗装から仕上がって来るのを待つだけです。

強化コンロッド用テストエンジン製作準備

入院前に取り掛かっていた強化コンロッド用500ccテストエンジンの

アッパーケース加工の為に、抜けないスタッドが

3本あったのですが、その内2本は無事に抜け

残り1本が中々手強く、何をやっても抜けない…

このパターンは最悪だなぁ…折れるかも…と

思いながら騙し騙し、スタッドボルトを

緩めていたのですが、硬いボルトが折れる時は

いとも簡単に折れる物で、思った通りポッキリと

こんな感じで簡単に折れて仕舞いました…。

入院期間中ラスペネが染込んでいる筈と思い

その続きの作業をやった結果…折れました。

だから、抜けないスタッドは抜かない方が本当は

いいのですが…500cc化するに当たり

アッパーケースもボーリングしないとダメなので

抜ければラッキーと言う思いでやったのですが

結果は予想通りアンラッキーな結果になった。

これでまた諭吉が内燃機屋さんに飛んで行きます。

まぁこうなて仕舞った事を悔やんでも仕方なく

取り合えず塗装を剥がしてブラスト仕上げの

準備を済ませる事にして、リムーバーを

ぶっ掛けたのですが、泥を落とし忘れたので

洗浄をして、乾燥させてから後日にでも

ウエットブラストで仕上げる事にします。

その間に、ロアケースの加工をやります。

ミッションをアゲイン製クロスミッションに

変更する予定なので、何時ものキックシャフト

ギアー部分と、エンジンケースの干渉部分を

削って仕上げてから、ロアケースも荒仕上げの

ウエットブラストから、仕上げのブラストで

仕上げて仕舞い、何時でも加工に出せる様に

準備を整えるのですが、入院期間中に

打ち合わせが出来ておらず、設計、製造に

関しては、問題無く進んで居るのですが

具体的な生産個数の打ち合わせが未だで

数量が決まって居ない為、現在その部分までしか

話が進んでおらず、止まっている状態なので

週明けには、メーカーへ連絡をし製造個数や

見込み販売数の打ち合わせを進める予定にして居ります。

と言う事で、今日は働き過ぎなのでここまでで終了です。

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2024年02月09日

プレ営業、体調調整中

まだ身体にダメージが残っており正直昨日は辛かった。
黄疸もまだ出たままで、オシッコの色も時折悪く
倦怠感が酷く、実務的にはまだスローペースで
身体を慣らして行かないと、ダメそうです…。
そもそも食欲も低下しており、まだ本調子では無いので
お店の電話も留守電のままになっております。
せめて半日程度の実務が出来る位まで回復させてから
通常営業を再開しようと思っており、また軽作業であれば
前もってご来店と作業内容のご連絡を頂ければ
午前中のみ対応して行きたいと思っております。
よろしくお願い致します。

神奈川F様CB400エンジン組み立て下拵え

昨日の続きで、今日はクランクの下拵えから開始します。

最新の機械でダイナミックバランスを

取った398ccクランクですが、このクランク

かなりバランスが悪かった様で、赤丸部分が多く

また、深く調整されて居る事が分かります。

コンロッドは既に下拵えが終わって居るので

ダイナミックバランスが終わったクランクに

コンロッドを接続して仕舞い、下拵えをします。

コンロッドボルトやナットも新品になってます。

このコンロッドナットですが、以前にも説明を

したのですが、裏表が（内外？）あります。

右と左を見比べると、違いが分かるはずで

画像右側が裏面、内面？になるので

取り付ける際にはナットの向きを間違えない様

取り付けて、トルク管理をして締め付けて下さい。

これが表面、外側になる向きで、上の画像左側。

この様に取り付ける事が正解になります。

これでクランクとコンロッドの下拵えも完了。

まぁこのナットを緩めたり、締め付ける為には

六角ソケットを加工しないと、普通のソケットは

入らないのが難点になるのが面倒ですが…

次に出来上がったクランクにプライマリー

ドライブチェーンをセットして、同じく

カムチェーンをセットするのですが、ここで

オーナーからの選択肢問題が2択出題…

片方は純正低走行のカムチェーンで、例え

低走行と言えども中古品になるカムチェーンと

もう一つは新品ですが、俗に言う瓢箪型強化と

言われる、カート用ドライブチェーン流用品

SHIO HOUEさんから販売されて居る物で

注意書きには社外カムスプロケット非対応と

記載されているのですが、以前D.I.Dメーカーと

取引があった際に担当者と話をした時に

話を聞いたののですが「あくまでもカート用のドライブチェーンなので

エンジン内部品には絶対に使用しないで下さい」と言う事や

その理由も聞いて居り、ゴールドチェーンは僕的にもNGです。

純正瓢箪型カムチェーンの弱い所は、瓢箪型のくぼんだ所の強度と

ブッシュの摩耗による伸びが主な物になりますが

仮に82Lのブッシュが0.02㎜摩耗した場合、82×0.02＝1.64㎜となり

更に内外のプレートの伸びも加わると約2㎜程度の伸びになります。

これが小判型の強化カムチェーンの場合になると、プレートの伸びは

極めて少なくなるのですが、カムチェーンの場合加減速の具合で

カムチェーンスライダーがテンショナーアームを押して仕舞うので

セッティングボルトだけではプッシュバーを固定する事が出来ず

プッシュバーが動く事により、カムチェーンのチャラチャラ音がするので

チェーンが伸びた！と判断されがちですが、実は伸びてません。

仮に最大で2㎜以上伸びればカムチェーンは使用限界で千切れて仕舞います。

そこで、プッシュバーが押し戻されない様にするのが

カムチェーン強制調整ボルトになり、プッシュバーの押し戻しを

強制的に止める役目をしている物になります。

話は飛びますが、ドライブチェーンの給油に付いてですが

ノンシールチェーンの場合は給油は必要ですが

シールチェーンを使っている場合、外から幾らチェーンルーブやその手の

潤滑油を差し込んでも、肝心のブッシュ部には絶対に入らず

外側にしか塗布、付着しないので余り意味がありません。

これはRKチェーンの担当者と話をした時に聞いたのですが

シールチェーンの場合、グリスを入れたドラム缶の中に

出来上がったシールチェーンを入れ、真空引きでブッシュ内に潤滑グリスを

引き込むので、外からその手の潤滑剤を塗布してもブッシュ内には入りません。

と、はっきり言われました。（RKチェーンメーカーサイト参照）

話は大きく反れましたが、この車両はボアアップエンジンなので

純正カムチェーンはロングライフでは無いと言う事になると思います。

で、昨日の夕方にこれもタイミング良く

内燃機屋さんから修理が仕上がって戻って来た

ロア側クランクケースを仕上げる事にします。

アッパー側は塗装送りになって居り

まだ当分は戻って来ないと思うので

エンジンを仕上げる事は暫くは出来ません。

フィン欠けヵ所の肉盛りと仕上げもこんな感じ。

今日は仕上げのブラストで終わりそうです。

折れたボルトも、無事に除去が完了です。

場所的に際どく、肉厚も無い場所なので

この手のボルト折れは、内燃機屋さんに

依頼する方が確実で、仕上げはヘリサートです。

修理が終わったロアケースを最後の仕上げの

ウエットブラストで仕上げます。

前回、ほぼ仕上げまでやって居たので

30分程度で仕上げが完了、溶接で焼けた所も

綺麗に仕上がり、エアーブローの後に

ねじ山掃除を行うのですが、今日はここまで。

明日、ゆっくりとねじ山修正をやって仕舞い

下拵えまで終わらせる事にします。

因みに、まだ下地処理しかやって居ない

コンロッドテスト用エンジンと神奈川F様の

ロアケースを並べると、こんな感じで一目瞭然

左はまだ白っぽく艶が無く、右は神奈川F様の

ロアケースになりますが、アルミの艶が出ているのが分かります。

下地処理だけが終わった物と並べるとこれだけ違うのが良く分かりますね。

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2024年02月08日

今回も死ぬ死ぬ詐欺、一応退院しました

一昨日ですが96時間の絶食、絶飲と2週間の安静と点滴治療を行い
一応肝臓などの数値が低くなり、一時退院となりました。
まだ唾液腺導管癌（SDC）も寛解していないのに今度の病名は
「胆管閉塞」と「膵炎」で危うく劇症肝炎になり
命の問題になる所でしたが、今回も又幸いにも僕のお家芸
お得意の死ぬ死ぬ詐欺で今回も又無事に生きて病院を出る事が出来ました。
多分身内は「どうせまた、死なんのやろ」と言う
冷ややかな目で見た居たであろうと思います…ｗ
しかし、実を言うとこの症状は20代の頃から抱えている問題で
膵臓にある爆弾が時折爆発する事で起こる胆管閉塞で
もうこれで5,6回目の発作的症状で、今回は風邪を引いたタイミングで
胆管閉塞を1月初旬から併発して起しており
かなり危険な状態だったので、本来ならばこのまま大学病院へ転院し
手術を行う予定だったのですが、主治医に無理を言い一時退院をさせて貰い
息子が勤務する病院へ転院し、3月初め頃に内視鏡手術を予定しております。
息子曰く「膵管は合併症が多いから、内視鏡治療の後穿孔したら開腹やで」
との事なので、やってみないと分かりませんが合併症が無い事を願うばかりです。
お店の営業に関しては、まだ身体も完ぺきではない事もあり
当分の間、本営業は見合わせ、筋力、体力共に低下しており
まずは体力の回復と筋力の強化を目指しながら
再入院、手術の日までやって行こうと思ってます。
ご心配、ご迷惑をお掛けしておりますが
今暫く時間を頂けます様、お願い致します。
そう言えば昨年からネガティブな事が多く、その等価交換分が今年になって
命との等価交換で還元されたのかな？まぁ…安く済んで良かったぜ！

マスタングバッテリー上りと男は黙って六四分け

本当は先月に予約をしていたのですが

急な入院の為本日朝一から伸び切った髪を整えに

何時もの理髪店へ行くのですが、退院した時

一番心配だったのは車のバッテリー上りで

案の定マスタングのバッテリーは上がって居り

急いで充電をし復旧、ハイエースもかなりヤバく

ギリでエンジンは始動しましたが、暫くは

エンジンを毎日温める事にしようと思います。

で、本日伸び切った髪も整えて貰いました。

次は入院前に髪を整えて、転院先になる

肝臓外科の主治医が若くて可愛い女医さんで

息子の情報では腕も良いとの事なので

ワンチャン狙いで、入院時は男前にしてから

主治医若しくは病棟の看護師さんに今回は

命懸けで勝負を挑みに行こうと思ってます！

神奈川F様CB400エンジン内燃機加工仕上がり

退院する2日ほど前に、内燃機加工に出していた

神奈川F様のエンジンの内燃機加工が

タイミング良く仕上がって戻ってました。

シリンダーはライナー交換とボーリング。

クランクはダイナミックバランス。

シリンダーヘッドはバルブ摺り合わせと

バルブの外径が少し太かったので

純正用リーマーでは内径が小さかった為

内燃機屋さんでバルブに合わせ再リーマ加工。

スタッドボルトからオイル漏れする原因になる

シールワッシャー座面の荒れを座グリ加工をし

鬼門の6カ所を面出し加工をしたので、袋ナットが

緩まない限り、オイル漏れはしなくなります。

退院し立てなので、リハビリがてらボチボチ

下拵え作業に取り掛かる事にします。

まずはバルブスプリングをセットします。

スプリングシート、リテーナー、コッターは

全て純正新品を使い、バルブスプリングは

キブルホワイト製強化バルブスプリングを使用。

オーナー支給の純正部品の中から必要な部品を

チョイスして、部品一覧表と照らし合わせると

バキュームゲージ取り付けアタッチメント部の

M5×6のパンスクリューとスラストワッシャーが

不在だった事が分かったので、お店の在庫から

不足不足部品を出す事にして、取り合えず

シリンダーヘッド組み立てを始める事にします。

純正新品部品を袋から取り出し、数を数えて

数量をチェックし、それぞれの場所に配置し

バルブスプリングをセットして行きます。

バルブコッターは再利用をする事が多いのですが

過去のエンジントラブル原因の教訓から

バルブコッターは新品に交換する事にしてます。

一個税込み￥204×16個で￥3,264になりますが

後のエンジントラブルの被害を考えれば

これ位の出費は安い物だと思います。

今までバルブの傘落ちが原因だと思われる

エンジンブローの中に、このバルブコッターの

摩耗が原因だったと思われるトラブルが

正直何件かあったのも事実で、バルブコッターは

デフォルトで新品に交換する事になりました。

EXスタッドボルトはクロモリの強化品。

まぁちょっとやそっとで折れる事は

無いと思うのですが、仮に折れた場合は

材質が硬いので、ドリルで穴を開ける事は

かなり困難な作業になる事は間違い無いです。

と言う事で、シリンダーヘッドの下拵えも

ほぼ終わり、後はこの不在部品を店の在庫から

探し出して取り付ければ、シリンダーヘッドの

下拵えは完了となるのですが、まだ身体が完全に

出来上がって居ない事や、黄疸もまだ出ており

これ位の作業なのに、もう疲れと痛みが…。

せめて、キリが良い所まで何とかやり切りたいと

思いながら、これでやっとシリンダーヘッドの

下拵えが完了しました！倦怠感と痛みさえ

無ければ、これ位の下拵えなんかは何時も通り

サクサクっと終わるのにねぇ…クッソ！

僕のやる気エンジンは掛かって居るので

後もう少しだけ…と思い、シリンダースリーブの

Oリングを入れて、今日はもう終わりにします。

この作業をやった事がある方は分かる筈で

このOリング、平均的に入れないと必ず

最後に余るんですよね、で失敗するとOリングが切れるので割と面倒な作業です。

因みにこのシリンダーにはポンチで#1～#4まで印がされて居るのですが…

残念な事にこのポンチマークは、左右逆に打たれているので

内燃機屋さんも混乱して、入院中の僕に電話がありましたｗ

僕も分解時から知って居たので、ぺ「そのポンチマークは僕が入れた物じゃ

ないので何時も通りでお願いします」と入院中に伝えましたｗ

大体シリンダーフィンにポンチで打刻するなんて

フィンが割れるリスクの方が大きいだけですし

もうどっちが1番かは、身体が覚えていますからねｗ

と言う事で、体力も限界なので今日の作業はここまでで終了。

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