2023年03月03日
臨時休業のお知らせ
【臨時休業のおしらせ】
明日3月4日(土曜日)と3月5日(日曜日)は
私用に付き、臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
また今月は年度末と言う事もあり、定休日以外での
臨時休業予定がかなりあり、下記の通りの予定です。
3月16日(木曜日)、3月18日(土曜日)、3月19日(日曜日)
3月20日(月曜日)、3月21日(火曜日)、3月26日(日曜日)
今の所、上記日程は臨時休業が決まっていますので
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
因みに今日は嫁と外食に行く事になっているので早仕舞いです。
京都T様CB400オイル交換
先日ご家族でご来店頂き、退院のお祝いをして頂いた
京都T様CB400のオイル交換作業にご来店。
その時にご相談頂いていた燃料系に関する
気になる不具合もあるのですが、今日もう一度
走行して見て現象を検証する事になりました。
恐らくですが、ガソリンフィルターに
ゴミが絡みついている可能性が
考えられるのですが、また同じ症状が出れば
コックを取り外してチェックをする事に。
レデューサーもちゃんと効いているので
エンジンオイルは落ちて来ません。
今回はオイルフィルターも交換となりますが
親方管装着車両なので、ちょっと手間が掛かり
マフラーにオイルが付かない様にしてフィルターケースを取り外します。
親方管接続スプリングが1本脱落して居た事も発見!
スプリングを注文して置きます。
千葉S様CB400F配線手直し
先週入庫してから時間がある時にボチボチと作業をしていた千葉S様CB400F。
今日はのそまとめを一気出しします。
まずは入庫時にチェックして分かった
メインハーネスなどの手直しをしながら
車両全体をチェックして行く事にします。
タンクを外すとハンドルスイッチの取り回しが
残念な事になっており、このままだと
タンク脱着時に、配線を引っ掛ける恐れもある。
で、元々ステーが付いていた痕跡もあるのに…。
純正ハーネスバンドと、リプロ品のステーも
準備したので、これを取り付けて
垂れ下がってマフラーに接触しそうだった
配線を正規の位置に戻して、リスクを回避します。
スピードユニットステー兼、ハーネスバンドの
クランプを兼用しているステーを取り付けました。
これが付いていない車両の配線は大体
垂れ下がってますし、付いていても
バンドが無いとか…フロントタンククッションと
共に取り付ける貴重なハーネスクランプが
無い事が残念ですが、このままメインハーネスを
クルっと回して取り付けようかと思ったのですが
配線の接続、取り回しから無理なので横着をせず
一旦ハンドルスイッチの配線を抜き取って
配線ルートからやり直す事にしました。
元からこの配線の接続方法で接続してあるので
正規のルートには戻せないと言う事になりますね。
多分ETCの電源配線だろうと思う配線も
負担が掛からないルートに変更しました。
本当はこの〇印の所にクランプが付くのですが…
無いので、仕方なくタイラップで固定します。
このコールゲートチューブに巻かれたETCの
アンテナ用配線も、本当なら同じルートに
変更したい所ですが、まぁコールゲートチューブで
保護されているので、このままでも良いかな…。
ステーを取り付けた際に気が付いたのですが
クラッチワイヤークランプも不在で
アクセルワイヤーと共にタイラップで
ぶら下げられていました…まぁアクセルワイヤーは
キャブがFCRに変更されている為
ここを通す必要が無いので良いのですが
クラッチケーブルガイドも不在なので
ケーブルガイドを取り付ける事にします。
クランプや、ガイドが無いと風圧でワイヤーが
タンクの下で暴れるし、エンジンに接触すると
今のワイヤー類の中に仕込まれている
フッ素チューブが溶けて仕舞いますからね。
クラッチケーブルガイドをワイヤーに通すには
面倒ですが、クラッチワイヤーを取り外さないと
リングの中にワイヤーは通せません。
取り付け方向を間違えない様にガイドを通し
取り付け位置も正規の位置に取り付けないと
ケーブルガイドを入れる意味が無くなり
ワイヤーがエンジンと接触して仕舞います。
次にヘッドライトケースに入るメインハーネス。
この取り回しも違っているので直して
リプロ品ですがワイヤーハーネスクリップDも
取り付けて、メインハーネスなどに負荷が
掛からない様、手直しをやって仕舞います。
画像右側を通っているメインハーネスですが
本当は画像左側を通すのが正解になります。
ここもハンドルを動かす度、ケーブルに負荷が掛り
またケーブルが固定されて居ないと
ヘッドライトケース内の配線が引っ張られます。
と言う事でステムの画像左側を通す事には
ちゃんと理由があり、ハーネスを固定する目的が
そこにはあると言う事になり、これがのそ
ワイヤーハーネスクリップD(リプロ品)です。
これが無いと配線ルートが合っていても
ハーネスには負荷が掛り、最悪は原因不明の
疲労断線からの電装系不具合になります。
これで、ハンドルを動かしても、ハーネスには
最小限の負荷しか掛からない様になりますし
ヘッドライトケース内の配線も負荷が掛りません。
と言う事で、今日の作業は一旦ここまで…
むー…このオイルは何処から出て来たのか?
次回はフルード漏れらしい物があるR側
フロントブレーキの分解を行う事にします。
電装に関して、特に配線の取り回しについてですが
長い目で見れば、配線に負荷が掛からない正規の取り回しじゃ無い車両は
遅かれ早かれ電装系に原因不明のトラブルが必ず発生します。
HONDAに限らず車両開発、製作している各メーカーは
色々な検証をして、その車両の動きに最適な配線の取り回しになってます。
なので、正解を知らないメカニックが自己流で作業をすると
不整合な仕上がりになり、そのつじつまを合わせる事により
それに付随する所がより不整合になって行き、そこにはリスクしか無く
その不整合な部分を一カ所直すと、つじつま合わせの作業の結果
それに付随する不整合な部分も全て手直しをする事になり
正規の状態にする為、余計な手間暇とオーナーには余計な費用が掛かります。
明日3月4日(土曜日)と3月5日(日曜日)は
私用に付き、臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
また今月は年度末と言う事もあり、定休日以外での
臨時休業予定がかなりあり、下記の通りの予定です。
3月16日(木曜日)、3月18日(土曜日)、3月19日(日曜日)
3月20日(月曜日)、3月21日(火曜日)、3月26日(日曜日)
今の所、上記日程は臨時休業が決まっていますので
ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
因みに今日は嫁と外食に行く事になっているので早仕舞いです。
京都T様CB400オイル交換
先日ご家族でご来店頂き、退院のお祝いをして頂いた

その時にご相談頂いていた燃料系に関する
気になる不具合もあるのですが、今日もう一度
走行して見て現象を検証する事になりました。

ゴミが絡みついている可能性が
考えられるのですが、また同じ症状が出れば
コックを取り外してチェックをする事に。

エンジンオイルは落ちて来ません。
今回はオイルフィルターも交換となりますが
親方管装着車両なので、ちょっと手間が掛かり
マフラーにオイルが付かない様にしてフィルターケースを取り外します。
親方管接続スプリングが1本脱落して居た事も発見!
スプリングを注文して置きます。
千葉S様CB400F配線手直し
先週入庫してから時間がある時にボチボチと作業をしていた千葉S様CB400F。

まずは入庫時にチェックして分かった
メインハーネスなどの手直しをしながら
車両全体をチェックして行く事にします。

残念な事になっており、このままだと
タンク脱着時に、配線を引っ掛ける恐れもある。
で、元々ステーが付いていた痕跡もあるのに…。

準備したので、これを取り付けて
垂れ下がってマフラーに接触しそうだった
配線を正規の位置に戻して、リスクを回避します。

クランプを兼用しているステーを取り付けました。
これが付いていない車両の配線は大体
垂れ下がってますし、付いていても

共に取り付ける貴重なハーネスクランプが
無い事が残念ですが、このままメインハーネスを
クルっと回して取り付けようかと思ったのですが

一旦ハンドルスイッチの配線を抜き取って
配線ルートからやり直す事にしました。
元からこの配線の接続方法で接続してあるので

多分ETCの電源配線だろうと思う配線も
負担が掛からないルートに変更しました。
本当はこの〇印の所にクランプが付くのですが…

このコールゲートチューブに巻かれたETCの
アンテナ用配線も、本当なら同じルートに
変更したい所ですが、まぁコールゲートチューブで

ステーを取り付けた際に気が付いたのですが
クラッチワイヤークランプも不在で
アクセルワイヤーと共にタイラップで

キャブがFCRに変更されている為
ここを通す必要が無いので良いのですが
クラッチケーブルガイドも不在なので

クランプや、ガイドが無いと風圧でワイヤーが
タンクの下で暴れるし、エンジンに接触すると
今のワイヤー類の中に仕込まれている

クラッチケーブルガイドをワイヤーに通すには
面倒ですが、クラッチワイヤーを取り外さないと
リングの中にワイヤーは通せません。

取り付け位置も正規の位置に取り付けないと
ケーブルガイドを入れる意味が無くなり
ワイヤーがエンジンと接触して仕舞います。

この取り回しも違っているので直して
リプロ品ですがワイヤーハーネスクリップDも
取り付けて、メインハーネスなどに負荷が

画像右側を通っているメインハーネスですが
本当は画像左側を通すのが正解になります。
ここもハンドルを動かす度、ケーブルに負荷が掛り

ヘッドライトケース内の配線が引っ張られます。
と言う事でステムの画像左側を通す事には
ちゃんと理由があり、ハーネスを固定する目的が

ワイヤーハーネスクリップD(リプロ品)です。
これが無いと配線ルートが合っていても
ハーネスには負荷が掛り、最悪は原因不明の

これで、ハンドルを動かしても、ハーネスには
最小限の負荷しか掛からない様になりますし
ヘッドライトケース内の配線も負荷が掛りません。

むー…このオイルは何処から出て来たのか?
次回はフルード漏れらしい物があるR側
フロントブレーキの分解を行う事にします。
電装に関して、特に配線の取り回しについてですが
長い目で見れば、配線に負荷が掛からない正規の取り回しじゃ無い車両は
遅かれ早かれ電装系に原因不明のトラブルが必ず発生します。
HONDAに限らず車両開発、製作している各メーカーは
色々な検証をして、その車両の動きに最適な配線の取り回しになってます。
なので、正解を知らないメカニックが自己流で作業をすると
不整合な仕上がりになり、そのつじつまを合わせる事により
それに付随する所がより不整合になって行き、そこにはリスクしか無く
その不整合な部分を一カ所直すと、つじつま合わせの作業の結果
それに付随する不整合な部分も全て手直しをする事になり
正規の状態にする為、余計な手間暇とオーナーには余計な費用が掛かります。