2020年01月17日
クズ人生から企業への転機
僕の人生で人として一番クズだった頃が
20歳から21歳ぐらいの頃。
悪さばっかりやっていて
当時4年ほど付き合っていた彼女と別れて
まともに仕事もせず、大阪と敦賀をウロウロしていた頃。
ファイアーバードトランザムかフェアレディZ280の
どちらかを買おうとして、買ったのがZだった。
その130Zを改造して
HKSのst1ターボキットを組付けて
調子に乗っていたのだった。
当時はパチンコで食えたし
悪さしかしていなかった・・・。
そんな頃に知り合ったのが今の嫁。
嫁は高校卒業後18歳で免許を取り
トヨタに就職が決まっていたんだけど
僕との人生を選んで地元で就職。
その時に初心者マークを貼って
僕のZを乗り回していたけど
僕は人間のクズだったので
嫁の親兄弟も僕の噂を耳にして
何とか別れさせようとしていたのだが
嫁が家を飛び出してきたので
京都に行きそこで暫く住み込みで働いて
大阪で企業するきっかけがあり
それなりに仕事をしていたんだけど
そんな時に限って
飲酒運転で信号無視の車に激突され
僕のZは廃車になった・・・。
その頃何も知識が無かったので保険もまともに貰えなかった。
で、結局家族も増える事も考えて2シーターの280Zから
2/2の2ℓZに乗り換えるのだが、部品取りの280Zがあったので
自分でエンジンを乗せ換えて、新たにZのカスタムが始まる事になった。
この続きはまた次回に。
門真T号エンジン測定
今日は昨日分解したエンジンの測定をする準備を進めます。
まずはシリンダーの
ガスケット剥がしから
これは何時もの如くネチネチと
剥がして行く作業ですね。
そして約1時間後・・・。
まぁ何とかベースパッキンを
剥がす事が出来たので
ウエットブラストで綺麗に処理します。
で、こちらも約2時間後・・・。
あれだけ泥まみれに汚れていた
シリンダーが綺麗に仕上がりました。
エアブローで水気を飛ばして
スリーブをチェックすると


もう内軽を測定するまでも無く、腐食、虫食いだらけなので
後はどれぐらいのボーリングで済むかだけです。
次に歪み測定を実施。
ここは幸いな事に規定値内なので
平面研磨はしなくても済みました。
408ccエンジンなので純正の
0.25mmOSピストンを使ってみる事にします。
次にシリンダーヘッドの測定準備。
付属品を全て取外し
まずはウエットブラスト処理から開始。
バルブガイドOリングの交換はデフォです。
まずはウエットブラストから開始して
約2時間後ブラストが完了しました。
この時期の水仕事は流石に
指先に堪えます。
次に何時ものリタップエアブロー掃除。
シリンダーの状態が良いので
リコイルもしなくて良いのですが
恐らく長期不動だった物を油膜切れで動かし
カムジャーナルやメタルにダメージを
与えてしまった物だと思います。
45年物なので、バルブガイドのOリングは
強制パンチで交換となります。
バルブガイドリムバーでガイドを抜き
新しいOリングに交換して
バルブガイドインストーラーで
バルブガイドを打ち込む事を
IN側、EX側のガイド8箇所
全てのOリングを交換しました。
これでヘッドの下拵えが終わったので
後は歪み測定の準備に取掛かります。
で、測定結果は極めて良好で
規定値内だったのでヘッド、シリンダー共に
平面研磨ナシなので、内燃機加工費も
これでかなりお得になりました。
次にクランクシャフトの測定準備。
親メタルは交換した方が良いだろうと言う状態。
クランクはダイナミックバランスに送るので
コンロッドを取外します。
コンロッドを取外しメタルをチェックすると
コンロッドメタルはこのまま使えそうなので
親メタルの測定をしてから
クランクはダイナミックバランス送りになります。
これで門真T号エンジンフルO/Hの見積りが取れるので
計算をする事にします。
20歳から21歳ぐらいの頃。
悪さばっかりやっていて
当時4年ほど付き合っていた彼女と別れて
まともに仕事もせず、大阪と敦賀をウロウロしていた頃。
ファイアーバードトランザムかフェアレディZ280の
どちらかを買おうとして、買ったのがZだった。

HKSのst1ターボキットを組付けて
調子に乗っていたのだった。
当時はパチンコで食えたし
悪さしかしていなかった・・・。
そんな頃に知り合ったのが今の嫁。
嫁は高校卒業後18歳で免許を取り

僕との人生を選んで地元で就職。
その時に初心者マークを貼って
僕のZを乗り回していたけど
僕は人間のクズだったので
嫁の親兄弟も僕の噂を耳にして
何とか別れさせようとしていたのだが
嫁が家を飛び出してきたので

大阪で企業するきっかけがあり
それなりに仕事をしていたんだけど
そんな時に限って
飲酒運転で信号無視の車に激突され
僕のZは廃車になった・・・。
その頃何も知識が無かったので保険もまともに貰えなかった。
で、結局家族も増える事も考えて2シーターの280Zから
2/2の2ℓZに乗り換えるのだが、部品取りの280Zがあったので
自分でエンジンを乗せ換えて、新たにZのカスタムが始まる事になった。
この続きはまた次回に。
門真T号エンジン測定
今日は昨日分解したエンジンの測定をする準備を進めます。

ガスケット剥がしから
これは何時もの如くネチネチと
剥がして行く作業ですね。

まぁ何とかベースパッキンを
剥がす事が出来たので
ウエットブラストで綺麗に処理します。

あれだけ泥まみれに汚れていた
シリンダーが綺麗に仕上がりました。
エアブローで水気を飛ばして
スリーブをチェックすると


もう内軽を測定するまでも無く、腐食、虫食いだらけなので
後はどれぐらいのボーリングで済むかだけです。

ここは幸いな事に規定値内なので
平面研磨はしなくても済みました。
408ccエンジンなので純正の
0.25mmOSピストンを使ってみる事にします。

付属品を全て取外し
まずはウエットブラスト処理から開始。
バルブガイドOリングの交換はデフォです。

約2時間後ブラストが完了しました。
この時期の水仕事は流石に
指先に堪えます。

シリンダーの状態が良いので
リコイルもしなくて良いのですが
恐らく長期不動だった物を油膜切れで動かし

与えてしまった物だと思います。
45年物なので、バルブガイドのOリングは
強制パンチで交換となります。

新しいOリングに交換して
バルブガイドインストーラーで
バルブガイドを打ち込む事を

全てのOリングを交換しました。
これでヘッドの下拵えが終わったので
後は歪み測定の準備に取掛かります。

規定値内だったのでヘッド、シリンダー共に
平面研磨ナシなので、内燃機加工費も
これでかなりお得になりました。

親メタルは交換した方が良いだろうと言う状態。
クランクはダイナミックバランスに送るので
コンロッドを取外します。

コンロッドメタルはこのまま使えそうなので
親メタルの測定をしてから
クランクはダイナミックバランス送りになります。
これで門真T号エンジンフルO/Hの見積りが取れるので
計算をする事にします。