2019年06月16日
防災訓練メールが地震予知メールに
今朝9時頃お店でメールチェックをしていると
足元から「ズン!ズズン!!」と揺れを感じた。
まだ来るのか?と思っていたら携帯の地震警報が鳴った。
思わず「遅っそ」と電話に突っ込んだけど
偶然にも防災訓練の緊急速報だったのだが
その防災訓練メールが
地震予知レベルなので
少しパニックになった!
え!震度6の地震が来るのか!!と
でも訓練メールだし
なのでそれ以上の揺れは来なかった。
後で地震の震度を見てみると震度1だったわw
何かの余震かも知れないので気を付けないとね。
千葉H号エンジンO/H分解
腰の痛みはまだあるので、恐る恐る作業を開始。
まずガソリンタンクを取外すのですが
ほぼガソリンが満タンだった…。
腰に爆弾を抱える身にしてみれば
これは少々厳しい出だしだったw
キャブレターを取外そうと
アクセルワイヤーを取外すのですが
何とまぁ、ここもちゃんと締まっていない。
ここは締まってないと危ないよ。
シリンダーヘッドカバーも案の定
締め付けトルク不足な上に
M6×35mmが入る所に32mmが入っており
数箇所ねじ山上がりがありました。
ロッカーアームやカムシャフトには
カジリも無く良い状態でした。
ヘッドのナットは少し緩んでいたぐらいで
特に問題は無さそうです。
ヘッドは液ガスだらけだったのですが
ガスケットがアゲインの
メタルガスケットだったので
これは仕方がないかな。
これで腰上の取外しが完了ですが
シリンダーを取外す時に
ピストンリングが転がってきたので
チェックしてみると
#3のトップリングが割れていた。
圧縮抜けもあるので
棚落ちが心配なピストンです。
スカッフも多少あるしシリンダー側の
クロスハッチも消えているので
ピストン外径とシリンダー内径は
しっかり測定してみます。
で、クランクケースを下ろします。
どーん!
降りました。
腰の負担もかなり楽ちんです。
では早速腰下の分解を開始。
ピストンを外すのにサークリップを
取外すのですが。
#3のサークリップは溝にちゃんと入って無く
このように脱落してました。
取外したピストンを並べると
#4以外のピストンに圧縮漏れの跡が
かなりあるので、シリンダー内径は
かなりの確率でやばいかも。
クランクケースのボルトを
緩めて行くのですが、UBSボルトを
緩める時に、また腰に激痛が…。
脂汗を流しながら何とか緩めて
はいご開帳!…むー…。
クランクが408クランクの疑いがある。
コンロッドを取外した時に測定します。
で、液ガスだらけのこのエンジン
カウンターシャフトのオイルシールですが
ここはミッションにエンジンオイルを
流す穴が開いている所なんですが
液ガスで詰まり掛けてるやん!
何か嫌な感じもしますが
取合えずミッションを取外して
チェックをしてみます。
オーナー曰くギアー抜けが多いらしい。
メインシャフト4.5速のドグ
先端部が少々磨耗しています。
何速がギアー抜けするんだったっけ?
オーナーと直接話しをしてないなぁw
気になるカウンターシャフトの
セカンドギアーの焼き付きですが
表から見る限りでは焼けていない感じです。
ベアリングを取外した時に要チェックです。
シフトドラムの溝に沿う
シフトフォークピンも少し磨耗してます。
こう言う所の磨耗もシフトチェンジの時に
引っ掛かったりする原因になります。
シフトドラムはパッと見る限りでは
磨耗はしていない感じですが
洗浄してみないと分かりません。
少し磨耗している感はあります。
で一番残念なのはシフトフォーク側だった。
先端の爪部分もかなり磨耗しているし
フォーク本体もかなりギアーと擦れて
磨耗しているので、ギアー抜けの原因は
この辺りが原因だと思います。
少し気になったのでピストンの
カーボンをブラシで磨いてチェック
#4のピストンはINマークなので
408用のピストンでした。
それ以外の#1.2.3はEXマークなので
398ピストンが使われており
僕の予想では#4がエンジンブローか何かで
ピストンが使えなくなり408ピストンを
398と408では違うのを知らずに使い、クランクも408クランクを使った結果
398ピストンが使われている#1.2.3は圧縮圧が上がり
圧縮漏れが起こっているのかも知れない。
よくよく考えたらオーナーの連絡先を聞いてないので
取合えずM君に電話してみるかな。
コムアキ号チェーンカバー塗装完了
銀ちゃんにお願いしていたコムアキ号の
チェーンカバーの塗装が仕上がって
銀ちゃんが持ってきてくれました。
流石プロの塗装屋さんです。
綺麗に仕上がってきました。
チェーンカバーにグロメットを入れて
車体に取付ける準備をします。
で、僕のサイドカバーも同じく
塗装が出来上がってました。
かなり厚塗りしてくれたらしく
表面の砂型のザラツキがありませんw
で、サイドカバーグロメットを入れて
取付ける日が来るまで保管しておきます。
と言う事で、塗装が終わった
チェーンカバーを車両に取付けました。
これで気に入ってくれると良いのですが…。
おっと!肝心な物が抜けているw
チェーンカバーに貼ってある
タイヤ空気圧コーションを貼って
これで完璧に完成となりました。
どのタイミングで納車しようか。
本日のご来店
東大阪からご来店のK様からフルレストアのご依頼。
分解はご自分で楽しみながら分解されて
まずはエンジンとキャブレター
フロントフォークとフレームをご持参。
フレームはハンドルストッパーと
タンデムステップ部分が曲がっているので修正。
エンジンはシルバーで丸塗りされているので
ブラスト仕上げでフルO/Hのご依頼です。
ハイパワーオイルポンプもご予約を承りました。
足元から「ズン!ズズン!!」と揺れを感じた。
まだ来るのか?と思っていたら携帯の地震警報が鳴った。
思わず「遅っそ」と電話に突っ込んだけど

その防災訓練メールが
地震予知レベルなので
少しパニックになった!
え!震度6の地震が来るのか!!と
でも訓練メールだし
なのでそれ以上の揺れは来なかった。
後で地震の震度を見てみると震度1だったわw
何かの余震かも知れないので気を付けないとね。
千葉H号エンジンO/H分解
腰の痛みはまだあるので、恐る恐る作業を開始。

ほぼガソリンが満タンだった…。
腰に爆弾を抱える身にしてみれば
これは少々厳しい出だしだったw

アクセルワイヤーを取外すのですが
何とまぁ、ここもちゃんと締まっていない。
ここは締まってないと危ないよ。

締め付けトルク不足な上に
M6×35mmが入る所に32mmが入っており
数箇所ねじ山上がりがありました。

カジリも無く良い状態でした。
ヘッドのナットは少し緩んでいたぐらいで
特に問題は無さそうです。

ガスケットがアゲインの
メタルガスケットだったので
これは仕方がないかな。

シリンダーを取外す時に
ピストンリングが転がってきたので
チェックしてみると

圧縮抜けもあるので
棚落ちが心配なピストンです。
スカッフも多少あるしシリンダー側の

ピストン外径とシリンダー内径は
しっかり測定してみます。
で、クランクケースを下ろします。

降りました。
腰の負担もかなり楽ちんです。
では早速腰下の分解を開始。

取外すのですが。
#3のサークリップは溝にちゃんと入って無く
このように脱落してました。

#4以外のピストンに圧縮漏れの跡が
かなりあるので、シリンダー内径は
かなりの確率でやばいかも。

緩めて行くのですが、UBSボルトを
緩める時に、また腰に激痛が…。
脂汗を流しながら何とか緩めて

クランクが408クランクの疑いがある。
コンロッドを取外した時に測定します。
で、液ガスだらけのこのエンジン

ここはミッションにエンジンオイルを
流す穴が開いている所なんですが
液ガスで詰まり掛けてるやん!

取合えずミッションを取外して
チェックをしてみます。
オーナー曰くギアー抜けが多いらしい。

先端部が少々磨耗しています。
何速がギアー抜けするんだったっけ?
オーナーと直接話しをしてないなぁw

セカンドギアーの焼き付きですが
表から見る限りでは焼けていない感じです。
ベアリングを取外した時に要チェックです。

シフトフォークピンも少し磨耗してます。
こう言う所の磨耗もシフトチェンジの時に
引っ掛かったりする原因になります。

磨耗はしていない感じですが
洗浄してみないと分かりません。
少し磨耗している感はあります。

先端の爪部分もかなり磨耗しているし
フォーク本体もかなりギアーと擦れて
磨耗しているので、ギアー抜けの原因は
この辺りが原因だと思います。

カーボンをブラシで磨いてチェック
#4のピストンはINマークなので
408用のピストンでした。

398ピストンが使われており
僕の予想では#4がエンジンブローか何かで
ピストンが使えなくなり408ピストンを
398と408では違うのを知らずに使い、クランクも408クランクを使った結果
398ピストンが使われている#1.2.3は圧縮圧が上がり
圧縮漏れが起こっているのかも知れない。
よくよく考えたらオーナーの連絡先を聞いてないので
取合えずM君に電話してみるかな。
コムアキ号チェーンカバー塗装完了
銀ちゃんにお願いしていたコムアキ号の

銀ちゃんが持ってきてくれました。
流石プロの塗装屋さんです。
綺麗に仕上がってきました。

車体に取付ける準備をします。
で、僕のサイドカバーも同じく
塗装が出来上がってました。

表面の砂型のザラツキがありませんw
で、サイドカバーグロメットを入れて
取付ける日が来るまで保管しておきます。

チェーンカバーを車両に取付けました。
これで気に入ってくれると良いのですが…。
おっと!肝心な物が抜けているw

タイヤ空気圧コーションを貼って
これで完璧に完成となりました。
どのタイミングで納車しようか。
本日のご来店
東大阪からご来店のK様からフルレストアのご依頼。

まずはエンジンとキャブレター
フロントフォークとフレームをご持参。
フレームはハンドルストッパーと

エンジンはシルバーで丸塗りされているので
ブラスト仕上げでフルO/Hのご依頼です。
ハイパワーオイルポンプもご予約を承りました。
この記事へのコメント
1. Posted by 64 2019年06月17日 09:44
リコイルした?
2. Posted by PeKe 2019年06月17日 11:36
>>1
ナット止め…
ナット止め…