2014年06月28日
カリスマ号、ランチ号エンジン組立て
この前のROCでレーサーの
フロントブレーキにトラブルが発生して
殆どブレーキが使えない状態になってた。
最初はフェードでもして気泡が出来たのかと思ってたけど
今日分解してみたら、どうやら振動で
アルミのマスターカップが磨耗して
Oリングにダメージを与えていた事が判明したので
格好よりも実用性を考えて
別体式のマスターカップに交換する事にします。
ショベル腰上ブラスト
先日から取掛かっているショベルのブラスト作業
ブラストする部分を取外して持って来てね
と、伝えたのですが
エンジン丸ごとやって来ました…
仕方なく友達にインチ工具を借りて分解
ヘッドカバーを開けてヘッドを取外し
ヘッド…重っ!バルブ…でか!
フィンの数が多いので
ブラストもフル稼働
O/Hされたまま保存してあったようで
ピストンやバルブなど
ほぼ全ての部分に防腐処理代わりに
グリスがタップリと塗られてました。
取合えずヘッドカバーは
こんな感じに仕上げました。
シリンダーも取外してブラスト
こんな感じですが
鋳鉄なので直ぐに錆ちゃいます…
まぁ、耐熱塗装をするらしいのですが
僕らの仕事はここまで。
カリスマ号腰下とランチ号エンジン下拵え
カリスマ号の不足していたクランクメタルが入荷したので
早速腰下の組立て作業
何時もの様に具を入れて
これまた何時もの様に記念撮影
これも何時もの様に
サクサクッと腰下組立て完了。
ガバナを取付けようと思ったら…
開いたまま固着してました。
完全に錆びて動かないので
分解…
多分スプリングは伸びている
いや、絶対伸びているだろうけど
錆を取って綺麗に洗浄して組立て
ちゃんとスムーズに動く様になりましたが
やっぱりスプリングは伸びてるね…
シフト関係の具をセットして
シフトの作動チェック!
ヨシムラピストンもセット完了!
後はシリンダーの仕上がりを待つばかり
追加でFCRも送られてくるそうで
O/Hはチェックしてみてからかな。
続いてランチ号、スリーブの腐食が深いのでオーバーサイズピストンを入れるかを
随分悩んだのですが
腐食の深さからオーバーサイズなら
1.50mmのオーバーサイズになりそうなので
これはちょっと違うなぁと悩んだ挙句
宝物庫からノーマルサイズの
磨耗の極めて少ない、しかも
歪みも無いシリンダーを引っ張り出して
STDサイズのピストンと合わせて測定
十分使用可能な状態なので、これで仕上げる事に決めました。
なので取合えず下拵え
ミッションベアリングの交換と
磨耗の少なかった1stギヤーもブッシュ交換
でも、今日は土曜日と言う事もあって
問題児達からの電話や、問題を抱えた車両のクイック作業などがあって
今日はここまでかなぁ…
本日のご来店
今週始めにご相談を受けて、前日にご予約を頂いていたMさんがご来店。
#2のプラグを斜めに入れてしまい
一か八かの修正作業に取掛かりました。
ダメなら腰上O/Hとなる所でしたが
上手くプラグホールの修正が出来て良かった。
ついでに始動性が悪いとの事なので
ガバナのメンテナンスと点火時期の調整
ガバナは油膜切れで少し錆びが…
この辺りは定期的なメンテナンスが必要です。
その後は破壊的思考者が突然のご来店…
「また何か壊したん?」と
思わず聞いてしまったけど
何事も無く一安心w
この可愛そうなインジケーターを
救済して欲しいとの事なので
文字盤のプレートを割れたインジケーターから
取外して移植する事に。
ま、それなりと言う事で。
このインジケーターの文字盤は
結構飛んで行っちゃうので
古いインジケーターも捨てずに取ってありますw
フロントブレーキにトラブルが発生して
殆どブレーキが使えない状態になってた。
最初はフェードでもして気泡が出来たのかと思ってたけど
今日分解してみたら、どうやら振動で
アルミのマスターカップが磨耗して
Oリングにダメージを与えていた事が判明したので
格好よりも実用性を考えて
別体式のマスターカップに交換する事にします。
ショベル腰上ブラスト
先日から取掛かっているショベルのブラスト作業

と、伝えたのですが
エンジン丸ごとやって来ました…
仕方なく友達にインチ工具を借りて分解

ヘッド…重っ!バルブ…でか!
フィンの数が多いので
ブラストもフル稼働

ピストンやバルブなど
ほぼ全ての部分に防腐処理代わりに
グリスがタップリと塗られてました。

こんな感じに仕上げました。


鋳鉄なので直ぐに錆ちゃいます…
まぁ、耐熱塗装をするらしいのですが
僕らの仕事はここまで。
カリスマ号腰下とランチ号エンジン下拵え
カリスマ号の不足していたクランクメタルが入荷したので

何時もの様に具を入れて
これまた何時もの様に記念撮影

サクサクッと腰下組立て完了。

開いたまま固着してました。
完全に錆びて動かないので

多分スプリングは伸びている
いや、絶対伸びているだろうけど

ちゃんとスムーズに動く様になりましたが
やっぱりスプリングは伸びてるね…

シフトの作動チェック!

後はシリンダーの仕上がりを待つばかり
追加でFCRも送られてくるそうで
O/Hはチェックしてみてからかな。
続いてランチ号、スリーブの腐食が深いのでオーバーサイズピストンを入れるかを

腐食の深さからオーバーサイズなら
1.50mmのオーバーサイズになりそうなので
これはちょっと違うなぁと悩んだ挙句

磨耗の極めて少ない、しかも
歪みも無いシリンダーを引っ張り出して
STDサイズのピストンと合わせて測定
十分使用可能な状態なので、これで仕上げる事に決めました。

ミッションベアリングの交換と
磨耗の少なかった1stギヤーもブッシュ交換
でも、今日は土曜日と言う事もあって
問題児達からの電話や、問題を抱えた車両のクイック作業などがあって
今日はここまでかなぁ…
本日のご来店
今週始めにご相談を受けて、前日にご予約を頂いていたMさんがご来店。

一か八かの修正作業に取掛かりました。
ダメなら腰上O/Hとなる所でしたが
上手くプラグホールの修正が出来て良かった。

ガバナのメンテナンスと点火時期の調整
ガバナは油膜切れで少し錆びが…
この辺りは定期的なメンテナンスが必要です。

「また何か壊したん?」と
思わず聞いてしまったけど
何事も無く一安心w

救済して欲しいとの事なので
文字盤のプレートを割れたインジケーターから
取外して移植する事に。

このインジケーターの文字盤は
結構飛んで行っちゃうので
古いインジケーターも捨てずに取ってありますw
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この記事へのコメント
1. Posted by ヒロ 2014年06月28日 21:47
最近はセンタースタンドスプリングが切れないと思ってたけど
高周波振動は、エライとこまで影響してたのネ
高周波振動は、エライとこまで影響してたのネ

2. Posted by PeKe 2014年06月29日 14:41

> 高周波振動は、エライとこまで影響してたのネ

サーキットでフロントブレーキを使う事は少ないけど
流石にフロントブレーキがスッカスッカになったら
ビビリますわw
3本走ったけど、1本目の後半からすっかすかでした。