2014年06月27日
展示車両プチ商談中
エンジンの各箇所を測定する時に
管理する物と言えば、室温
これは測定する機器も金属である為
外気温によって伸びたり縮んだりするので
測定機器の温度基準は20℃となっています。
手袋をする理由も、人間の体温が36°前後である事から
測定器を持った手の熱で膨張を防ぐ為です。
100分台の測定でもそれぐらいの管理が必要なので
1.000分台なんかになってくると、毎回微妙に誤差が出ます。
フォアに関して言えば、元々のクリアランスが大きいので
そんなにシビアにしなくても良いのかも知れませんが
手間を掛けて測定しても、細か過ぎる事はないと思いますし
結果は出来上がったエンジンの音が答えてくれますからね。
昨日のご来店
昨日は急な雨やら、夕方にご来店の問題児達とか
久し振りの銀ちゃん、弟夫婦がやってきて少しバタバタしてた。その問題児のX10はオイル交換
そのついでに「この辺りからオイルが…」
と言うバットマンパンツの問題児を
何とかスルーしながら放置してたんだけど
仕方なくオイル漏れの応急対策をやってみた…
基本、責任が持てない作業に対しての工賃は頂かない事にしてるんだけど
強引に払って行ったので、困ったなぁw先日クラッチカバーから
小さいち○こが飛び出た某植木屋号
ちょっとクラッチの切れが悪くなり調整にご来店
色々と試してはみたけど
余り良い感触にならないのが歯痒い…こんな事になるのも珍しいんだけどなぁ…少し雨も降ってきたりで雨宿りがてら
色々とお話をして雨が止むのを待ってたんだけど
止みそうに無くて小降りになった所で
帰宅されましたが、その後直ぐに雨が止むと言うw
無事に帰宅されたのかなぁ?
カリスマ号エンジン下拵え
エンジンのO/Hが3基か4基ぐらい一度に纏まるのも珍しいかなぁ…と
取合えずはカリスマ号のエンジンを集中して作業に取り掛かってます。ミッションベアリングの交換で
一番気になる所はやっぱり
カウンターシャフトのセカンドギヤー
焼きは入っているけどギリギリセーフ
この部分はゆっくり走っても、油圧が低くて流量がが少なくて焼けるし
回転数を上げても油膜が切れれば焼けると言う厄介なところ
出来ればミッション用強化オイルポンプを進めますが
ここまで焼きが入ってしまっているのであれば、表面の硬度も下がっているはず。
他の部位の事も考えて、極力ハイグレードなエンジンオイルが良いかなぁ…カウンターシャフトの交換も考えましたが
色々とあって中々そうも行かず…
取合えずミッションベアリングの
交換は完了しました。クランクのロアケース
下拵え完了しましたが
クランクメタルが一つ不足しているので
腰下を組立てる事が出来ません。アッパーケース側も下拵え完了。
早ければ明日には部品が入荷するはず。
入荷次第、腰下の組立てをするのですが
昨日スリーブを交換したシリンダーの
平面研磨が何時頃仕上がってくるのかと言う感じです。
エンジン部品も一通り揃っているのかと思ったら
ほんの少しだけ欠品があったので、追加してます。
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この記事へのコメント
プチ商談中で申し訳ない(笑)
あの後、大阪市内に入ると降りがひどくなり、結局明け方近くまで降ってたみたいです。後ろからCBXのダンガーニサウンドに煽られながら雨の中ビビりまくりで帰宅しました!
今週中には答え出すんでもう暫く「プチ」でお願いします!!

> プチ商談中で申し訳ない(笑)
> あの後、大阪市内に入ると降りがひどくなり、結局明け方近くまで降ってたみたいです。後ろからCBXのダンガーニサウンドに煽られながら雨の中ビビりまくりで帰宅しました!
> 今週中には答え出すんでもう暫く「プチ」でお願いします!!
結局大阪市内は雨が降ってたんですねぇ…
お疲れ様でした。
例の件は慌てずゆっくり
一番良い方法を考えましょう。